再演したら観たい・観てほしい舞台の話

 

 こんにちは。

 夏の推しの舞台も終わり、あとは秋まで貯金とバイトと卒論を書く日々です。推しからは昨日、カンパニーでバーベキューをしたとのツイートがありました。打ち合わせもしてるみたいです。毎日充実してるといいなあ。

 さて、面白いお題を見つけたので書いてみます!

 

お題「再演したら観たい/観てほしい作品」

tsukko10.hatenadiary.jp

 

 お題ありがとうございます。参考にさせていただきました。

 

 

 

再演したら観たい作品

 

▽RADIO KILLED THE RADIO STAR

 ストーリー

町並みに夏の香りが漂い始めた頃。

あるラジオ局では、月曜から金曜の深夜帯に流れている

人気生放送番組「ブートレッグ」の収録が始まっていた。

その日の担当パーソナリティは、タレント・壇ノ浦竹丸。

軽快なトークと音楽。十年以上繰り返されて来た、いつもと変わらない番組・・・の、はずが。

「金魚鉢」と呼ばれる、収録ブースの手前。

そこにいるディレクター、構成作家、制作進行、AD、ミキサー・・・その誰もが、表情を強張らせ、震えている。

ブースの中には、明らかに生命に異常をきたしていると見える、誰かの姿・・・。

番組の公式Twitter画面には、状況を知る由もないリスナーからの、はしゃいだコメントが流れ続けている・・・。

生放送のラジオ番組放送中に一体何が起きているのか。

ラジオスターに差し出された物語は、悲劇か、喜劇か、惨劇か。あなたは、目撃者になる・・・!

 

(公式サイトがなくなっていたため、パンフレットより)

 

 *pnish*のプロデュース公演です。DVD化もされていないサイコホラー作品。

 2013年の上演なのですが、この頃はまだ舞台という芸術があることすら知らなかったので観に行けませんでした。当時を知っている方々から、「あれはすごかった!」といろんな意味で聞くことの多い作品です。

 感想ブログもいくつか読んだし観劇したひとのお話も聞いたんですけど、推しの演じた役がTwitterで「あの人かっこいいよね」と呟かれてる間に顔面をボッコボコにされて死ぬらしいという情報だけめっちゃ覚えてます。観たいなあ。

 通うとなったらつらそうですが、劇場で体験してみたい作品の筆頭です。

 

 

▽アヤカシ奇譚

ストーリー

時は現代。
日常生活を営む人間たちの裏側で、何百年も前から「妖怪対人間」の戦いが続いていた。
妖怪に対抗する武器を持つ「妖怪ハンター」と呼ばれる人間がいる一方で、妖怪の力と人間の心を併せ持つ半妖半人の存在も。
彼は妖怪の仲間なのか、それとも人間の味方なのか…?
戦いの終結のために、古(いにしえ)の力を持つ「宝」を手に入れるために

-----様々な思いが交錯する!

http://ameblo.jp/ayakashi-kitan/

 

 推しの初プロデュース・脚本公演です。脚色・演出はきだつよしさん。

 DVDは持っていて何度も観ているのですが、推しの「やりたいこと」の軸がはっきりとわかるような、少年漫画の世界全開のアクションコメディです。オープニングでポーズをキメる推しの主人公力の高さたるや。ちなみにDVDはWBBの通販サイトから買えます。

 再演してほしいというか、いつかタイムマシンを開発して2009年1月に飛んでいきたい。端っこでも、最後列でもいいから、あの空間に居合わせたい。満員だったらしいけど、当日券あるかな!?

 もしも再演するなら絶対に最前列で全通するけど、推しにもう1度安曇優を演じてほしいかと聞かれると首をひねってしまうところです。あの役は29歳から30歳になる瞬間の、あのときの推しだったからこそ演じることができたのかなぁと思います。再演して、推しが出演してくれるなら、優くんと対になる存在・ハイエナがいいなぁ。もしくは演出をやってほしいです。

 

 

▽私の嫌いな女の名前、全部貴方に教えてあげる。

note.mu

 

 どう探してもあらすじの載っている公式サイトが見つからなかったので、私が「観たかったなあ」と思うきっかけになった記事を載せておきます。

 月刊「根本宗子」の9.5公演です。月刊~は昨年に上演した「夢と希望の先」をやっと観に行けました。そちらもすごく面白かった。作品に依存の色が滲んでいると、どうしようもなく響いてしまう。

 感情移入とまではいかずとも、私はこの作品に登場する川西くんのファン・アンリに心を寄り添わせてしまうんだろうなあと思います。どんなにCDを買い積んでも、どんなに彼のことを考えていようとも、結局きれいなところしか見れないわけで。ネット上に転がる台詞だけでこんなに刺さるんだから、実際に観たらもっと別のことまで思考できる気がする。

 秋にやる新作も観に行きたいのですが、いかんせん推しの現場とほぼ丸かぶりなので難しそう・・・上手くやり繰りしたいです・・・。いつか根本作品に推しが出ないかなーとも願ってるけど、ぜんっっぜん想像できないな。へらへらしてるクズの役ください!

 

 

 

再演したら観てほしい作品

 

▽ミクロワールド ファンタジア

pn-rk.hatenablog.com

 

 今はもうミクロワールドの再演しか望めねえ!!!!!ってくらいに再演してほしいです。今回はキャパも小さくてチケットが取れないひとも多く見受けられたので、もうちょい大きな劇場でやってもっともっとたくさんの人に観てほしい。

 先日まで上演してた作品ということもあってカンパニーへの思い入れが強いので、再演するならやっぱり同じキャストでやってほしいなあと思ってしまう。少なくとも、サミュエルは岡さん以外考えられないな・・・。次回はスコットさんも歌わせてもらえるといいね。結局また歌えなくて「今度こそ見せ場がほしかったのに!!!」って言ってそうだけど。

 

 

▽懲悪バスターズ

pn-rk.hatenablog.com

 

www.youtube.com

 

 ゲネプロ動画があった。昨年上演された、WBB10回目記念公演です。

 DVDが出ていて、今でも観ては「好きだなあ」と噛み締めているけど、やっぱりまた劇場でキュートな悪霊や人間やロボットに会いたい。開演の合図である鐘の音を聞いて姿勢を正したいし、モイモンが導いて壁が割れる瞬間にぞくぞくしたいし、今日こそはオーメンが勝つんじゃないかって淡く期待したい。

 同じキャストでやるのもいいけど、佐野兄弟以外みんな変更しても面白いなあ。*pnish*枠があるなら、レイヴンを演じる鷲尾さんが観たい。ムシュフシュは田中涼星くんとかどうですか? 完全にスタイルで決めましたけど。あと、アミット役で玉置玲央さんとかハマるんじゃないかなあと勝手に思ってます。

 

 

▽いまさらキスシーン

pn-rk.hatenablog.com

 

 柿喰う客所属の俳優・玉置玲央さんのひとり芝居です。

 個人的に、玉置さんは劇場で生で観るべき役者日本代表だと思う。特にこの作品は、すぐそこで起こる事件です。圧倒的パワーがすごい。初めて観たときは終わってもしばらく立てなかったし、アンケートを書きたいのにゆびが震えて使い物になりませんでした。玉置さんはナチュラルでフラットなお芝居も上手いしすっと心に入ってくるけれど、こういうアクの強い、目を背けたくてもそれを許さないみたいなお芝居がすごくすごく似合うひとだなと思います。

 この作品、玉置さんが女子高生・三御堂島ひよりちゃんに扮するのですが、80歳まではライフワークにするつもりらしいので、もしまたひよりちゃんに出会う機会があれば皆さまぜひ。私も客席に、国道四号線の脇にきっといます。

 

 

 

 終わりに。

 舞台ってきっちり期間があって、その間に、時間を作ってお金を払ってチケットを取って行かなくちゃいけないという限定性が物凄く高い娯楽ですが、だからこそ得るものが大きくて多くて、爆発的な煌めきがあるんだろうなあと思います。だからやっぱり、映像化も嬉しいけど再演してくれたらもっと嬉しいです。まったく同じものにはならないっていう恐怖も、わくわくも含め。

 このエントリを書くにあたって、そういえば推しを追っていた昨年は再演ものが多かったなと気づきました。スペーストラベロイドとか、サムライモードとか、ご町内デュエルとか。秋に決まっている舞台も再演だ。新作もわくわくするけど、再演だとその物語や役をこちらも深められる気がします。

 書いてたら舞台観たくなってきたな!!! 早く推しのお芝居が観たいです!!!

 

 

ミクロワールド ファンタジア/革命の時が来た

WBB vol.12「ミクロワールド ファンタジア」

期間:7月26日~8月1日(東京)、8月4日~8月6日(大阪)

劇場:紀伊国屋サザンシアターTAKASHIMAYA、グランフロント大阪 ナレッジシアター

あらすじ(公式サイトより):

男が目を覚ますと、そこはミクロの世界。
虫と話せるファンタジックワールドだった――!?

ツキに見放された一人の男が、ある日、地上1センチメートルの世界へ!
多くの危険が待ち受けるなか、彼は自分と同じサイズの働きアリと遭遇する。
これは夢か現実か…。
戸惑いながらも男は"ミッション”を遂行すべく、アリをはじめとした昆虫たちと
交流を深めていく。
だがその世界には、絶体絶命のピンチが迫っていた…。

笑いとアクション満載で送る、ミュージカル風ファンタジック・コメディー!

 

 さて。

 今年もやってきたWBB side-Bの季節。WBBの主宰のひとり(弟)である推しこと佐野大樹さんは演出を務めています!

 「ミュージカル風」と銘打っていた今回ですが、観てみると想像の300倍ミュージカルでした。オープニングからクライマックスまでがっつり歌うし、踊るし、そこにアクションや笑いの要素もてんこ盛りで詰められていて、満足度がものすごく高い作品です。

 私は「○○らしい」という言い方があんまり好きじゃないんですけど、この作品を観ていると、「ああ大樹っちゃんらしい舞台だなあ」と感じます。とにかくシンプルに楽しくて、キャスト全員に見せ場があってきらきら輝くよう工夫を凝らしてあって、色とりどりの照明と派手な音楽とステージぜんぶを使うアクション、エネルギッシュで、明日への活力になる舞台。

 あとでまた触れますが、今回は豪華なキャストが揃っていて、たくさんのひとたちに注目されていました。WBBという名前を初めて知るひとも多かったと思います。でも、いろいろなものをぜんぶ吹き飛ばす、そういうパワーのあるお芝居でした。

 初日は楽しすぎて、オープニングから泣いてしまった。回数を重ねるごとにみんな本当に楽しそうになってて、クールなビリーが隣にいるアレックスと顔を見合わせていたり、ギルバードがきらきらの笑顔を振りまいていたり。ひとりひとりの名前を呼ぶ紹介ソングにもなっていて、初っ端からそれぞれの個性を掴めるので物語にすっと入りやすいです。真ん中で紹介されてる虫の周りでそれぞれ呆れてたりガッツポーズしてたり盛り上げてるのがかわいい。あと「幻でもない」のときに腰を回すフレッドがめちゃめちゃ色っぽいです。オープニングの時点で最高ということがわかる!!!

 

 

 

■勇者の条件

 まずはアレックス! ジャニーズJr.の松田元太くんが演じていたのですが、ダンスの上手さはもちろん、台詞や歌に感情を乗せるのがとても上手で、熱量の高いお芝居をする方だなあと思いました。特にソロナンバーはパワーに圧倒されて毎回ぼろぼろ泣いてしまう。頭を抱える振りが好き。心を動かす力のあるひとだ。

 勇者を夢見る働きアリのアレックスは、冒頭で「俺は勇者になりたいんだ。いや、俺は勇者なんだと思う!」と高らかに宣言している時点ではまだ「勇者」をただの夢として描いていたんじゃないかなと思います。勇気も力もあったけどスパイダーに立ち向かって殺された兄への憧れ、コンプレックス、そういうものがアレックスを勇者への道に駆り立てて、でもそれって「俺"も"勇者になりたい、ならなくちゃいけない」っていう、本当にお兄さんありきの感情だったんじゃないかなあ。村長たちが藤崎さんを勇者なんじゃないかって囃したてたときは、そういう、義務感とはまた違うけど強迫観念みたいな、「その位置は俺がならなくちゃいけないのに!」って感情が強かった気がする。この時点でアレックスは誰のためでもなく自分のためだけに勇者になろうとしてるから、まだまだ本当の意味での「勇者」ではないんだよな。

 そのあと、「戦いたい」「強くなりたい」ってフレッドに心情を吐露するシーン、切実さがどんどん増していってこっちまで苦しくなってしまう。自分の武器がなんなのかわからなくて、どうしたらいいか迷って、でも気持ちだけは強くてそればかり先行してしまって。実際は違うんだけどスパイダーに怯えて体が動かなくなってしまったと思い込んでるから、スパイダーが去っていったあとスコップを抱きしめながら悔しそうに震えてる様子もつらかったな・・・村長に声をかけられてもその手を振り払って、ぼたぼた落ちる汗が涙みたいに見えた。そのあとのソロナンバーでも葛藤の様子が描かれてるけど、ダンスアンサンブルのふたりが表す迷いや弱さを振り切って「弱い自分にケリつけて」進もうとするアレックスは、このとき初めて本気で勇者になる覚悟を決めたのかなあと思った。

 ソロナンバーの直後でビリーに師事して剣の稽古をつけてもらうことになるけど、このときビリーが言ってた「お前は大したやつだ」っていうのはアレックスの剣の才能だけじゃなくて、あの圧倒的絶望の象徴であるサミュエルに向かってこうとする勇気への賞賛が強かったのかな。ビリーは剣の道を極めた天才で、自分でもその実力をわかっているのにサミュエルに従うしかなくて、「お前は剣を振り回すしか能がない」なんて言われても引き下がるしかなくて。そういう悔しさとか、剣士としてのプライドとか、ぜんぶをアレックスに託したんだろうなあ。「俺よりも剣の才能はずっとある。だから・・・!」って声をあげるところ、なんて続けたかったんだろう。と考えたけど、言葉にできない感情があったから飲み込んだんだよね。

 ここで、じゃあなんで圧倒的に強くてアレックスの師匠でもあるビリーが勇者になれなかったのかってことを考えたいのだけど。それはひとえに、勇者っていうのはヒーローと同義だからだと思う。勇気のあるひと、何か偉大な業績を残したひと。勇者って、現状を変えようと行動を起こすひと(この場合は虫?)のことなんじゃないのかなあ。この物語で、いつだって立ち向かう先頭は勇者のふたりだ。サミュエルにいちばん初めの条件を出されたとき、アレックスだけが戦おうとした、終わらせようとした。アジトに乗り込むときは、親友のフレッドを自分のせいで攫われて諦めようとしたアレックスの手を藤崎さんが引っ張った。ビリーも立ち上がることができたけど、それは「勇者」に感化されたからなんだよね。

 村長の予言どおり勇者になったふたりの共通点は、「ひとりでいようとしていたこと」「弱さを受け入れたこと」「それによって周りに影響を及ぼしたこと」なんだと思う。アレックスは群れの中に隠れて平凡という殻に閉じこもる自分を知っていて、それが嫌だから「俺は群れるのが嫌いなんだよ!」って言ってたのかなと思うんだけど、最後、「俺の武器は仲間との絆だ」って言えるようになった瞬間にきちんと勇者になれた気がする。サミュエルを追い払うことに成功したときは「俺だけの力じゃない」って思っていたからきっと自信がなくて、村長やフレッドに持ち上げられても曖昧な返事しかできなくて、それはこの時点でまだ「ひとりで立ち向かわなくちゃだめだ、兄さんみたいに」って思い込んでたからなんじゃないのかなー。その姿勢が虫たちの意識を変えたんだけど。

 藤崎さんは最初スコットさんに「世のため人のために働いてきたんだよ」って言ってることから自分が孤立しているなんて知らなかった、というか知ろうとしてなかったけど、店のスタッフに「迷惑なんだよ」って言われたことでハッとして、でもそのあとサミュエルを倒しに行く理由を「誰か」には求めなかった。誰かのため、っていうのは藤崎さんにとってはただの綺麗事になってしまうんだよな。でもあそこで自分が悔しいからって理由でアレックスを焚きつけた藤崎さんは、それができた藤崎さんは、やっぱりあの世界の勇者なんだろうなあ。

 アレックスは「自分のため」だった勇者になる夢を「誰かのため」に叶えることができて、藤崎さんは「誰かのため」に生きてるつもりだったけど「自分のため」にサミュエルに立ち向かう決心をして。そういう、違う角度からそれぞれの足りない意識を埋めるために、この世界には勇者がふたり必要だったんじゃないかなあ。

 アレックスと藤崎さんのふたりで踊るシーン、心臓に手をドンッと当てて始まったり、背中合わせに見える振りがあったり、かと思えば向き合って目と目を合わせたり、すれ違ったり、引き寄せたり、関係性がここでやっと完成する感じがしてよかったなあ。藤崎さんに腕を掴まれたアレックスがハッとした顔をするのが好き。このふたりが主演というか物語の中心のはずなんだけど、いっしょに行動している場面はあんまり多くなくて、むしろ作品の両端を担ってるというか。働きアリなのに勇者を目指してスパイダーにも向かっていこうとするアレックスと、人間なのにミクロの世界に迷い込んだ藤崎さんはどちらも「異質」で、別に気が合うわけでもないし反発することの方が多いんだけど、みんなと違うからこそできること、みんなと違っていないとできないことがあって、それはふたりの距離が近すぎないから発揮できたのかなあと思う。

 

 

■虫たち雑感

◎フレッド!!

 とにかくスタイルがいい。アリのスタイルじゃなくない?という気持ちと、いやむしろアリのすらっとした感じにハマってるのか?という気持ち。手足が長いのでダンスもきれい。

 「よいしょっよいしょっ」の低音が好き。アレックスとぶつかっちゃってあわあわするアリらしさが好き。「いえーーーい!」ってわざとらしく言いながらギルバードと村長の会話に割り込んでくるのも好き。村長たちが藤崎さんを勇者なんじゃないかって話してるときにアレックスを気にして焦った笑顔を貼り付けてるところと、アレックスの兄がサミュエルに殺されたって知ったとき俯いてぶるぶる震えてるところ、フレッドのやさしさが滲んでるなあと思う。

 アレックスを庇ってサミュエルに脇腹を攻撃されるところからのソロパート、いつも泣いてしまう。フレッドは賢いし柔軟だから、藤崎さんのことも仕事の効率アップに繋がるとわかったらすぐ受け入れるし、「役割」をわかってるから働きアリとしての自分の生き方を疑ってもいなかった。でも、なんでもかんでも現実として処理するんじゃなくて、友達のために動けるし、藤崎さんのおかげで自由を求めるっていう感覚を知ることができたんだよなあ。

 そういえば、アレックスが「戦いたい」ってこぼすシーンで「そんなことしたらお前の命が・・・!」って言葉を切るところ、最初は目の前の友達を弱いって言ってるみたいで傷つけちゃうんじゃないかっていう配慮なのかなと思っていたんだけど、だんだん、その熱に気圧されて声を続けられなくなったのかなーと感想が変わってきた。実際はどうかわからないけど。

 最後、しょんぼり蹲ってるのはやっぱり女王様に振られてしまったんでしょうか・・・。フレッド、絶対にモテるから、やさしいメスアリと結婚してほしいよ。ていうか告白するとかじゃなくてまずプロポーズって発想に至るところが昆虫だなってカルチャーショックを受けました。

 

◎ギルバード!!

 顔がはちゃめちゃにきれいだなあと思っていたらダンスも歌も抜群に上手くて本当に目を剥いた。脚が長い。「こう見えて俺、働くの嫌いなんです~」ってドヤ顔して、村長に叩かれてもドヤ顔を戻すその度胸がほんとうに好きです。ギルバードが笑顔で何か言うたびにきらきらと星がこぼれるようだなあと毎回思います。

 お芝居がとても細かくて、後ろのほうや端でプンプンしてたりニコニコしてたりびっくりしてたり悲しそうにしてたり、表情豊かで素直な印象を受けました。特に、村長が自分が生贄になるって宣言したとき、おなかの前の中途半端な位置で手を結んだり開いたりして、俯いて、そわそわ落ち着きなく、でも顔をぎゅっとして「村長~!」って追いかけていくのが、ギルバードの心根のやさしさを表している気がして好きです。

 最終対決、サミュエルが下手通路に降りて歌ってるときに藤崎さんといっしょに深呼吸してにこにこ笑顔で頷いてるのが可愛い。最後の最後までサミュエルにひとりだけ攻撃しないのも潔くていいよね・・・。昇天シーンのポーズのキメ方もきれいだし、虫っぽくガニ股で階段上がるし、燕尾服の裾をひらひら舞わせながら捌けたりジャンプしたりするし、そういう細部への気の遣い方がすごいなあと思います。

 あと、Mr.マネーにツッコミ褒められて「そうですか?」ってちょっと練習する単純さも可愛いし、「それ寿司屋ー♪」の言い方めっちゃ好きだし、エアバイオリンがきれいすぎるし、最後の暗転間際で隣にいる村長の肩に手回したりして拒否られてもチャレンジし続けるめげないところが愛おしいです。基本的にへなちょこだし役に立つことは少ないんだけどダンスのキレとう歌の上手さが尋常じゃないので毎度びびる。エアバイオリンで弾き語り(?)してほしい。山﨑さん、役のある舞台は2作目と聞いてびっくりしてしまった、スキルも高いし、肝の据わった方なんだなあ・・・。客席降りのシーンも夜中12時までネタ考えてるの愛おしすぎます。

 

◎村長!!

 博識で、真面目で、ちょっとトボけたところもあるけど、誰より村のことを想ってて昆虫であることにも誇りを持ってる村長だからこそ、村民から慕われるんだろうなあ。ギルバードが町内会費の食料を5ヶ月分延滞しててもなんだかんだ許しちゃう懐の深さすごいよね・・・甘い・・・。あとこれは作品とは関係ないんだけど、いっしょに観劇した友達が終演後に開口一番「荒木健太郎、顔が良すぎない・・・?」って真顔で聞いてきたのが面白かったです。わかる。

 Mr.マネーにショートコントを見せるシーン、芸人スイッチ入れるとスッと顔まで変わるのが面白い。「ショートコント、大衆食堂~」の言い方が好き。「美味しそうでグー」はネタ自体はぜんぜん面白くないんだけどあの劇場内の空気と間の取り方が絶妙すぎて笑ってしまう。耐え切れない。あの場面、ほんと村長心臓強いな・・・って思います。言い方といえば、オープニングソロパートの「どんな危機さえも」の「さえも」の歌い方がめっちゃ好きです。

 サミュエルを追い払う1回目、アレックスじゃなくて村長がセンターに立って「これがミクロワールドの奇跡」って歌うのが好き。虫たちの中心は村長なんだなって思う。てんとう虫っていう大きくて強いわけじゃない昆虫だけど、へっぴり腰になりながらもサミュエルに「ここは昆虫たちの村だぞ、スパイダーが何の用だ!」って立ち向かったり、村長、ほんとうにかっこいい虫なんだよね・・・。あとギルバードへのツッコミのキレがいい。

 最終対決でサミュエルに首根っこ(?)掴まれてバタバタしてるときの動きがめちゃめちゃ虫なのすごい。そのあとスポーンと甲羅(って言うんですか?)が脱げちゃうのもメタ要素に笑ってしまうし、付け直すときにギュギュッと効果音がはいるのも好き。間の取り方といい立ち振る舞いといい、安心安定のあらけんさん。また佐野兄弟といろいろやってほしいな~! カテコのみんなで踊るところで大樹っちゃんと顔見合わせてるのかわいすぎます!!!

 

◎Mr.マネー!!

 圧倒的胡散臭さと風貌からにじみ出る成金感が大好き。Mr.マネーが盛蕎麦のモンブランの後ろからぴょーいと出てきてエアギターかき鳴らすところ、毎回テンション上がる。ギルバードと仲良し(?)なのは楽器をエアーで弾くところにシンパシーを感じるからなんですかね。「みんなはわしをMr.マネ~~~!!と呼んどるがの」ってやるところ、ちょいちょい変えてくるの面白い。東京楽では「マネ~~~!!」のところで耳に手当てて小声で名乗ってたから、いつか観客全員で「マネ~~~!!!」って叫びたい。無理。ここ、戸惑った客席の雰囲気に藤崎さんたちも笑っちゃってて最高だったな・・・。

 マチコちゃんと電話してるときの息の荒さも毎回爆笑してしまうし、藤崎さんに「気持ち悪い虫だな!」ってツッコまれるのも好き。日替わり昇天シーンもきちんと変えててすごいなあ。東京楽でギルバードに「お前も死ね!」って声かけていっしょにWBBのロゴマークのポーズしたの面白すぎた。天才?? 小野さん大好き!

 最後、藤崎さんが冥界に行ってしまうシーンで舞台の端っこの方に座り込んでタバコを床にくるくる押し付けたりしてるのがかわいかった。Mr.マネーは村の住人ではないんだけど、いっしょに命を賭けてサミュエルと戦ってくれたり(自分も恨みがあるみたいだけど)藤崎さんを説得したりと、情深い虫なのかな。なんだかんだMr.マネーもこのまま村に住みそうな感じする。マチコちゃんにも失恋したし。ギルバードといっしょに町内会費の食料を滞納して村長に叩かれてほしい。

 

◎サミュエル閣下!!

 強い!!!!!!! WBBのミュージカル風が想像を越えてミュージカルになっていたのはサミュエル、というか岡さんの力によるところが大きかったと思います。岡さんが歌いだした瞬間にサザンシアターが帝国劇場になってびびった。声量も声の伸びも段違い。すごい。紫!金!黒!っていうわかりやすい悪役の衣装もとても様になっていてかっこよかったです。胸板の厚さに見惚れてしまった。マントが翻るたびに惹きつけられて、あの圧倒的強そうなオーラがあったからこそ、虫たちとの見た目でのパワーバランスが取れて、最終対決の感動を生むのだろうなあと思いました。

 ダンスアンサンブルのおふたりはサミュエルの足を表現していたんだと思うんだけど、最初登場したときに3人が重なって腕をうねうねさせるところ、ほんとうに蜘蛛みたいに見えたなあ。あれも振り付けのひとつなんだろうか。「無理ではないだろう!」のところで絡まっちゃうのも好き。ぐちゃぐちゃってなってサミュエルが厳しい顔でふたりを見るの微笑ましかった・・・WBBの悪役はチャーミングさがあるので愛しくなります。閣下のためにピエールエルメのケーキ買ってきたいでしょ。

 この繋がりでちょっとサミュエルから脱線してダンスアンサンブルのおふたりについて触れたい。冥界の使い(ってことでいいんだろうか)、スパイダー、蟻とさまざまな役を演じて踊って舞台上に華や色を与えてくれていて、ほんとうにこの舞台において欠かせないポジションだなあと回を重ねるたびに思いました。北川さんは冥界の使いのときはやさしく笑っていたりスパイダーのときはにやにや口角を釣り上げていたりと表情豊かで、中林さんは逆に真顔でいる時間が多くてそれがミステリアスさを際立たせていたように思いました。単純にダンスが上手すぎてびっくりしてしまった、何度か「!?」ってなって釘付けになるシーンもあった・・・スパイダーのときの衣装がかっこいいです。ランニングマンのあとはそれぞれビリーやギルバードと絡んでるのもかわいい。

 サミュエルといえば蜘蛛の糸を張り巡らせる場面が印象的です。ゴム(なのかな?)にブラックライトを当てて不気味に、きれいに演出されたあの空間、ひとつでも掛けるところや巻く方向、ジャンプの位置を間違えれば解けないであろう糸の中を虫たちが駆け回るのが単純にすごいと思う。サミュエルとアレックスの歌での掛け合いも大好き。技術的にはもちろん岡さんの方が上なんだけど、それに必死に食らいついて熱で押し通す元太くんの歌声が、役同士の力関係も表してるように聴こえる。「ケリをつけてやる」でふたりの歌声がぶつかるのもアツい。

 最終対決では、それまでのサミュエルがひとりだけ群を抜いて強そうだっただけに虫たちが力を合わせてじわじわ追い詰めていく様子が見てとれて、団結の大切さっていうこの物語の主軸がわかりやすかったなあと思う。それまで自信満々に胸張って立ってたサミュエルが、虫に囲まれて小さくなってくように見えるのがすごい。虫たちひとりひとりが強そうに見えるわけじゃなくて、重なるパワーで勝ってる感じ。そばアレルギーを利用したりはしたけど! 全員が一太刀ずつ浴びせていって最後にアレックスと藤崎さんが剣を突き刺すシーンの盛り上がり、いつもどきどきしてしまう。それぞれの虫に合わせて黄色とか赤とかオレンジとか緑の照明が差し込まれてくのもカラフルで大好きです。照明といえば、舞台の真ん中で誰かがキメるときに白い光がバシッと入るのを観たとき、あー大樹っちゃんの演出観てるなあって思う。なんでだろう、特徴的ってわけじゃないとは思うんだけど・・・漫画の大ゴマみたいな、わかりやすいかっこよさがあって好きです。

 あと、サミュエル関係ないけど、アレックスソロがこの最終対決のときには「弱い自分にケリつけて」から「弱い自分を受け入れて」に、「立ち向かえ この孤独を武器に」から「立ち向かえ この絆を武器に」に変わっているというツイートを見かけて確認してみたらほんとうにそうなってて震えました。歌詞考えたひとと演出家さんが天才です・・・・。

 

◎ビリー・ザ・ワイルド!! 

  殿堂入りの推し(スコットさん)を除いたらいちばん好きです・・・・・・・。オープニングはきらっきらの笑顔で踊って隣にいるアレックスと顔を見合わせたりしてるのに、自分のターンになるとクールにキメるのずるすぎる。全体的にクールなキャラクターなんだけど、ずっと澄ましてるわけじゃなくて煽ったり得意げにしたりする笑みが抜群にかっこいい。原嶋くんのお芝居を観たのは2回目だったんですけど、その表現力の高さにびっくりしました。視線の流し方ひとつ、剣の構え方ひとつ取っても洗練されている・・・。童謡の「ぶんぶんぶん」をかっこよくリミックスしたみたいな曲でマイケル・ジャクソンばりのパフォーマンスを見せるビリー、最高に輝いてました。

 蜂っぽい動きとしてあのジャンプが挙げられると思うのですが、両足を思いっきり曲げてジャンプしてから捌けていくのめちゃめちゃ好きでした。戦ってるときも跳びながら剣で突いたり蹴ったり、あの体の伸縮する感じなんなんですか・・・小柄だからか腕や足をびょんっと伸ばしたときの爆発力がすごい。あと剣の稽古をつける前の試験のときが顕著なんだけど、アレックスと並んでるときは身長がおんなじくらいでコンビ感がかわいい。横にフレッドがいると尚更。「離せよ~~!」「やだよ~~!」って剣を引っ張り合ってるのかわいかったなあ。

 先にも触れているけど、ビリーはぜんぶ知ってるんだと思う。自分が最強剣士だってことも、それなのに仲間や家族のためにサミュエルに逆らえないことも、だからって倒そうなんて思えないことも。自分が勇者になれないことを知ってるから、アレックスに託す。「わかるだろ?」ってやさしい声で言うのが切ない。ビリーのオープニングの紹介、「剣の道を極めし天才肌」だけど、天才肌って、天才かと思うような優れた技術を持つひと、天才のように見えるひとのことであって、「天才」ではないんだよね。天才ではないけどそれに近い剣の技術を持ってるビリーは、アレックスの自分にはない天賦の才能を見抜くんだよなあ・・・。きっと何年もかけて培ってきたビリーの剣のノウハウを一夜で自分のものにしてしまうアレックスはやっぱり天才なんだと思う。もちろんそういう単純な戦闘能力だけで勝ったわけじゃないんだけど。

 行動を起こせなくて、プライドをずたずたにされて、サミュエルの登場シーンでも忌々しそうな顔をしていたビリーが、アレックスを動けなくしていた蜘蛛の糸を断ち切る間際にぎゅっとくちびるを噛み締めるのが苦しかった。あのシーン、アレックスを物理的に縛る糸だけじゃなくて、自分を縛りつけるしがらみとかサミュエルの恐怖とか、そういういろんなものもビリーが自分の手で絶った瞬間なんじゃないかなあ。そのあとに「責任取ってあいつを倒せ」って剣を構えるのも、「俺ももう怯えたりしない」ってアレックスにまっすぐな目を向けるのも、最終対決で「後ろがお留守だぜ」って颯爽と現れるのも、ぜんぶ痺れるほどにかっこいい!

 サミュエルへの恐怖と自分への葛藤で苦しい立場にいるビリー、たびたび手のひらをぼうっと見つめるんだけど、「本当の勇気とは自分の弱さを受け入れること」っていう藤崎さんの歌で出てくるときは悔しそうな顔をしているのに、最後、藤崎さんが冥界から虫たちに語りかける場面では同じしぐさをしながらやわらかく笑っていて、ああ乗り越えられたんだって思った。こういう繊細な表情をふわっと届けてくれる原嶋くん、すごいなあ。

 そんなメッチャかっこよくて最高なビリーなんだけど、アレックスに先生って呼ばれたら嬉しくなっちゃったり、剣を簡単に取られたら「まーーだ!!」って駄々をこねたり、最初のバトルで花を見つけて嬉しそうに笑ってから顔突っ込んで蜜吸ってその口を胸元のひらひらで拭ったり、メッチャカワイイとこもいっっっぱいあって!!!もうビリー・ザ・ワイルドの虜です!!!カーテンコールで胸の前で両手を組み合わせて満面の笑みで「ありがとうございましたっ☆」ってする原嶋元久さんずるい~~~!!!!

 

 

■冥界案内人・スコットの存在

 やっと推しの役の話です。この時点で1万字超えてるの気が狂ってる。

 スコットさんって、天使なんでしょうか。真っ白の衣装、銀色の髪、大きな羽根、見た目だけで判断すれば天使なのだと思います。私もゲネプロの画像が上がってきたときは「天使だーーー!!!」と騒ぎました。私の頭がおかしくなったのでもなんでもなく、推しの背に天使の羽根が見えました。でも、作中では一度も天使なんて言われてないんですよね。藤崎さんは「天使みたいなやつ」って表現していたけど、あくまでスコットさんは冥界案内人なわけで。閻魔様は出てくるけど、神様は出てこない。輪廻というワードが出てくるから仏教思想がベースにあるのかなと思うけど、そうなると天使の存在って説明できないんですよね。

 これはただの深読みなのですが。藤崎さんが取り組むことになる天国行きを賭けたチャレンジは、失敗すれば永遠に冥界と地上の狭間を彷徨うことになります。それも、閻魔様にこき使われながら。ということは、もし、スコットさんがチャレンジに失敗した元人間だったら? かつて死んで、藤崎さんと同じようにグレーな判定でチャレンジすることになり、失敗(リタイア)してあの狭間の世界でもうずうっと案内人を勤めているのだとしたら・・・。なんてことを考えていたら、東京公演後半で狭間の世界での仕事内容を聞かれたスコットさんが「24時間書類整理をしたり、釜茹での刑の準備をしたり、舌引っ抜きの刑の補助をしたり~! あれが辛いんですよ」と、この太文字部分を付け足してきて、え!?スコットさんそれ体験したことあるんですか!?とひとりでザワッとなりました。藤崎さんが冥界行きをキャンセルしたことについて「認められるかなあ・・・」と言ってるってことはスコットさんより上の立場に誰かいるということで、それが神様である確証はどこにもないんですよね。天使の格好しながら上司が閻魔様だとしたら、なんとなく皮肉だなと思うんですけど。色とりどりの衣装を着る虫たちの中で、藤崎さんとスコットさんだけが白い衣装で浮いているのも気になるのですが、それは単に世界観を分けたかっただけかなあ。

 最初はスコットさんって生前に徳のポイントつまりTポイントを貯めまくって輪廻から解脱した天界に住まう存在なのかなあと思っていたのですが、そうだとすると冥界案内人なんて仕事任されるのかな、と疑問でもあって。でも上記のようにスコットさんが閻魔様の下で働いた経験があるとしたら、それは辻褄が合わないんですよね。あれ辛そうなんですよね、だったら、案内人としてチャレンジ失敗した人たちの末路を見て言ったのかなとも思うのですが。もし本当に元人間だとしたら、これから先永遠に自分はあの場に留まって生まれ変わりを見ていく立場にあるのだとしたら、めちゃめちゃつらいなあって思います。どんな気持ちで「世界の素晴らしさを知れば生まれ変わることができます」なんて言うのかな。延々と考えていても答えは出ないですね。

 スコットさんが何者かは置いておいて、藤崎さんに情が芽生えたりしたのかな~とそこも読めなくて頭を悩ませてます。最初、藤崎さんが死ぬ場面を見てるスコットさんはそれをただの仕事だと思っているから真意の見えない笑顔を浮かべているし、衝撃音とともに容赦なく台帳をバシンと閉じる。このとき目だけ笑みを消す日があったり、「あーあ」って軽く笑ってる日があったりして最高です。でも、そのあと、ジャッジタイムで「ま、少し見直しましたけどね」って言う一瞬だけは、ほんのちょっと、案内人としてじゃなくてスコットさんとしての顔が覗いてる気がするんだよなあ。藤崎さんが店のスタッフに「迷惑なんだよ」ってキレられて「自分のためにしか生きてねーもん」って諦めたみたいに笑うところ、スコットさんは茶化すでも同情するでもなく、「そうなんですか?」っておだやかに聞くんだよね。ここの声がすごく好きなんだけど、滲んでる感情をどう捉えたらいいのかわからない。そうじゃないでしょう、と言ってるようにも聞こえるし、ただ事実を確認してるだけのようにも聞こえる。やり手の案内人だから公私混同せずにきっちり自分のお仕事を全うしている気もするけど、多少なりとも、スコットさんにも変化があったのかな、どうかなあ。

 さて、数え切れないほどあるスコットさんの好きなところの話をします。まず冒頭、図鑑と世界の説明をしながらゆっくり一回転して羽根を見せてくれるの可愛いし、ストーリーテラーとして物語を進めるときにギルバードやアリコンビが出てくると大きく開いた口を手で隠してそそくさと引っ込んでいくのが可愛いし、歌おうとして止められちゃうのもやっぱり可愛いし、藤崎さんに「当たり強くないですか?」って聞くとき一瞬だけ弟の顔に戻るところも可愛いし、切り株に腰掛けて足組んで「何かっこつけてるんだか」って藤崎さんをからかうスコットさんはこの世のものとは思えないくらいかっこよくて毎回脳みそが沸騰します。あとドラムロールめっちゃ上手い。毎回感動する。ちゃんと太鼓叩いてる手振りするところまで含めて最高。

 これは余談なのですが、藤崎さんに「そんなんだからモテねーんだよ!」って罵倒されるスコットさん、「はああ!?モテるとかモテないとか関係ないでしょお!?」のあとに「というか私少しはモテますから!!」って続けた日はその話をもっと詳しく教えてほしかったし、「そんな目ひん剥いててモテるわけねーだろ」って言われて「そこがいいって言うひともいるんですー!!」って返した日は立ち上がってそうだそうだ!!!!!!!って加勢したかった。そこがいいんだぞ!!!!!!!!!

 

 

■奇跡と革命の話

 「革命の時が来た」

 この記事のサブタイトルにもしているのですが、こう歌うアレックスが大好きでたまりません。今まで力のない自分たちから目を背け、群れの中で身を隠し、弱い存在として従属していた虫たちの、革命の時。高らかに歌われるこのフレーズに、物語のもっと奥、バックグラウンドのことまで考えて、初日も千秋楽もぼろぼろ泣いてしまいました。この先、あんまり作品には関係のない話です。

 私がいちばん最初に好きになったタレントさんは嵐の二宮和也くんで、「東のニノ担」として松倉海斗くんのことをふわっと知っていました。松田元太くんのことは、あのニノ担の子のシンメだ、という認識でした。あとは松島聡くんと3人でユニットを組んでいること。それくらいの知識だったので、今回、WBBに出演が決まってから、少しずつ情報を集めてみました。

 ジャニーズJr.を応援したことのない私でも、ユニットに所属しておらず、SHOCKにオーディションを勝ち抜いて大抜擢された18歳の男の子が、外部舞台で、大役で、あんなに堂々と全身にスポットライトを浴びて歌って踊ってお芝居をすることがどんなにすごいか、そして、どんなに彼自身に力があるかってわかります。このままじゃダメなんだ、と呟いてソロダンスを踊りだした初日、あまりのパワーに圧倒されて、気づいたら涙が止まりませんでした。私はファンでもなんでもないのに、目の前で繰り広げられるパフォーマンスに、そこから伝わる熱に心を動かされていて、この子はそういう力のあるひとなんだなあと思いました。その場を用意して、力を最大限に引き出して輝かせているのが私の応援しているひとなんだと思ったら、また涙が出てきて困りました。

 ミクロワールドファンタジアは、夢でも幻でもなく、確かな積み重ねと、カンパニー全体の団結力に支えられた、奇跡みたいな舞台です。私はその内情なんてなにも知らないけど、舞台上からあふれるエネルギーに、革命を見ました。

 元太くんだけでなく、北園くんにとっても、山﨑さんにとっても、原嶋くんにとっても、あらけんさんにとっても、小野さんにとっても、岡さんにとっても、北川さんにとっても、中林さんにとっても、もちろんWBBにとっても、どうかどうか、大きな意味のある、次に繋がる、大切な作品になっていたらいいなと思います。

 今回、まさかのミュージカル(風)だったり、はじめて瑞樹さん以外のジャニーズの方が出演することになったり、それに伴ってチケットとかDVDとかいろんなことが今までと変わって、いろんな意見があって、戸惑うこともあったけれど、舞台を観たらぜんぶ吹っ飛びました。そういう作品でした。あの1時間40分は、何があっても楽しい気持ちでいっぱいになれる。私が生きるのは過酷なリアルワールドだけど、それと地続きの場所で、あんなにもきらきらと広がる世界があって、地上1センチメートルで彼らも生きていて、それは救いでした。

 WBBには、大樹っちゃんには、どうかこれからも、革命のひとでいてほしいと思っています。変わらないでとも、変わってほしいとも願っていないけど、ただ、やりたいことをやってほしい。新しいものに挑戦することを諦めないでほしい。私が観たいのはそういう革命の先に起こる奇跡です。

 

 東京千秋楽でカーテンコールに並ぶ大樹っちゃんを観ていて、そのやさしく笑う顔を見て、ああいいなあって思って。私は大樹っちゃんのお芝居を好きになったから、全身にライトを受けて衣装を着て台詞を喋ってほかの誰かになって舞台上を生きる姿がいちばんかっこいいし、その場所が似合うとも思ってるんだけど、そこにいなくても、舞台のいちばん端っこでも、もしいつか裏側に回ることになっても、いいのかもしれないなあって初めて、すとーんと、自然に思えるようになりました。

 大樹っちゃんは私の世界一好きな役者さんだけど、世界一好きな演出家でもあって、世界一好きなひとでもあって。世界一好きなひとには世界一幸せになってほしいし、やりたいことがあるならそれをぜんぶ叶えてほしくて、自分のために生きてほしいなあって願ってます。それを、ちゃんと心の底から応援したいです。

 この作品が、大樹っちゃんの演出家としての確かな実績になりますように。選択肢を増やす礎になりますように。誠実で、まっすぐで、真面目で、やさしくて、熱くて、楽しいものを作ることに貪欲で、そのために限界さえ越えて頑張ってくれる、本当にすごいひとなので、ひとりでも多くのひとにその魅力が伝わっていきますように。

 

 

 

 最終的にミクロワールドの感想とは少し外れてしまったんですが、ここまで読んでくださった方がいらっしゃいましたらありがとうございます。

 過酷な現実で懸命に闘う虫たちと、人間と、案内人さんの、めくるめくファンタジーのお話です。全世界のひとに観てほしいのですがいかんせんチケットがないのが口惜しいです・・・! WBB次回公演にぜひ!(どさくさ)

 

 引き続き、大阪公演も大成功しますように!!

 

 

推しのブログが大好きな話

 

 皆さんの推しはブログをやっていますか?

 更新頻度は人によってぜんぜん違うと思いますが、舞台俳優さんをはじめとした多くのタレントさんはオフィシャルブログがありますよね。ツイッターをやっていなくてSNSはブログだけ、というひとも多いイメージです。ほぼ毎日更新してるひととかすごいなって思います。推しの共演者さんに筆マメな方がいるととても有難い・・・。

 ツイッターがメインになって推しもだいぶブログの更新率が下がってしまったのですが、それでも舞台期間中は毎日更新してくれるし、140文字では収まらない長い文章を読めるのはやっぱり特別な感じがします。

 さて。今日はそんな推しのブログを!紹介したいと!思います!

 

 

 

 こちらが推しのブログです。

 

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 まずタイトルめっちゃ可愛くないですか?????

 今はあんまり言われなくなっていますが、推しは本来「いっぱいいっぱい」なキャラクターです。推しがリーダーを務める演劇ユニット・*pnish*の公式サイトでもこう紹介されています。

 

いつ見ても「いっぱいいっぱい」なキャラクターながらも、芯が強く、メンバーの信頼は厚い。
近年、演技やダンスの中では落ち着きも見せ始めたが、 トークはこの先もずっと「いっぱいいっぱい」のままだと自負している。

http://www.pnish.jp/about_sano

 

 このあと2009年のアヤカシ奇譚の上演や2011年のWBB結成について触れられているので、その直後あたりに書かれた紹介文なんでしょうか。この時期をリアルタイムで追いかけていたわけではないので確証は持てませんが、自分でプロデュースしたり舞台を作る立場を担うことが増えて、「いっぱいいっぱい」も落ち着いてきたのかな、と少し思います。単純に年を重ねたことも理由のひとつだとは思うのですが。

 最近だとアフタートークトークイベントでもMCのポジションに立つことが多くて場を回したり盛り上げているイメージなので、「いっぱいいっぱい」なところはあんまり・・・と思ったのですが、よくよく考えればたまにガーーッと話して「自分でもよくわかんなくなってきちゃった」みたいなこともあるかな・・・突然ガンダムジョジョの話をして空気を止めたり・・・いっぱいいっぱいとは少し違うけど。WBBや*pnish*でいるときはメンバーがフリーダムなので、時間とか話題とかいろんなことを気にしていっぱいいっぱいになってる感じはありますね。

 毎日がんばって、がんばって、フルパワーで進み続ける推しなので、この「今日もいっぱいいっぱいです。」というブログタイトルはぴったりだなぁと思います。句点を欠かさず付ける癖が反映されてるのもいいですよね・・・。

 

 

 ここからは直近1年以内くらいで個人的に好きな記事をいくつか挙げていこうと思うのですが、その前に。

 今回、このエントリを立てるにあたって数年前の記事も読み返してみたのですが、まーーーー可愛い。改めて可愛い。顔文字多いし自撮りも多い。更新頻度がめちゃめちゃ高い。でもほぼ毎回「はい。」で始めてるのが推しだなぁという感じ。

 いま多用している「こんにちわ」ではなく「こんにちは」を使っている時期があって、えっ若いときのほうが正しい日本語書いてたの?ふつう逆では??と困惑もしました。でも「まぢ」はずっと遣ってるんだなぁ・・・。

 30代前半くらいの推しは、「ボクがこれから食べるフルーチェはどれでしょう?」みたいなクイズをたまに載せてて愛おしいです。ちゃんと画像付きで、ひとつひとつ「①→」とか文字を入れてるんです!!かわいい!!

 アンサー記事では、コメントで正解を書いたひとの名前を書き連ねて、「正解者のみなさんにはウィンク!(^_-)」って顔文字でごほうびくれる31~32歳のころの推し・・・すごい・・・今じゃ考えられない・・・・・若さ・・・・・・・・・・・。

 一人称がいま頻繁に使っている「私」ではなく「ボク」だったりするのも可愛いですね。ひとってこんな数年でキャラ変するんだなってびっくりします。今も可愛いの王者ではあるんですけど、なんだろう、可愛さのキレが違うというか・・・今は男らしさやしっかりした頭の良さがわりと可愛いをカバーしてる感じがします。だからこそ時折見せる破壊力が物凄いのですが。推し、永遠に可愛いんだろうな・・・。

 

 

 

 本題に入ります!!!!

 まずは昨年5月のこちらの記事から。

 

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 この時期といえば「懲悪バスターズ」ですね。推しが脚本・演出・プロデュースを務め、出演してアクションもダンスもあった作品。WBBとしては記念すべき第10回目公演だったこともあり、東京芸術劇場プレイハウスというそれまでのキャパの4倍近くあるところで上演しました。正直、1年以上経った実感がまだありません。

 この頃、お稽古が始まってからというものの推しはブログはおろかツイッターもあまり更新していなくて、リツイートで生存確認をする日々でした。そんな中で書かれたこの記事。懲悪バスターズ、2日前。

 

ドキドキ…を越えて
いろんなモノを吐き出しそうです。

でもこれが、これが自分です。
今の自分です!

 

 たくさんの大きくて重たいものを抱えて、きっと誰より努力を重ねて、責任者という立場でいろんなことを考えて、そうやって書かれたこの文章に、胸が苦しくなったのを覚えています。怖いんじゃないかな、不安なんじゃないかな、大丈夫かな、って心配していたけど、「これが自分です。」って曝け出すことのできる勇気ってものすごいな、と思いました。どんな気持ちでこの文章を打ったのかな。今もたまに考えます。

 このあと、「賛否両論聞かせて下さい!」と続けているのも強いですね。きちんとどちらの意見も受け止めようとしてるんだなあと思います。推しの気概が見える記事です。

 

 

 

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 この記事、印刷して赤ペンでひとつひとつ言及していきたいくらい大好きなんですが、ひとつピックアップするならここでしょうか。

 

途中不安に押し潰されそうにもなりました。初日観に来てくれた皆様の笑顔に拍手に笑い声な本当に助けられ、
救われて、力を貰いました。

よかったと。

 

 ほんとうに大変だったんだろうなあと思います。この前にも綴っていますが、つらいこと、悔しいことがたくさん、想像もできないくらいあって、でもそれを乗り越えた先で今の自分にできるめいっぱいを観せてくれて、「よかった」と思ってくれたことが、とてもとても嬉しかったです。良いところでぶちかまされる誤字さえ愛しい!!!!

 この記事の終わりのほうに「これからも応援よろしくお願いします。」と書いてくれているのも嬉しくなりますね。応援を許されたので応援していきます・・・。

 懲悪バスターズから1年経ち、今年もまたWBB side-Bの季節がやってきたのですが、今回の「ミクロワールド・ファンタジア」はキャストに松田元太くんというジャニーズJr.の子がいたり振付もジャニーズの屋良さんだったりととにかく豪華で、しかもミュージカル風コメディ(!)に岡幸二郎さんを呼ぶ(!)というびっくりの連続なのでとても楽しみです。

 

 

 

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 この記事、「可愛い」が散りばめられすぎてて回収が追いつかないレベルなんですよね!?!?

 まず、「そうです、そうです。」のいま思い出したよ感が可愛くて100点加算だし、「というかドキドキすんなぁ笑」の話し言葉にこっちがドキドキして10000点加算だし、「やる事に終われてきたぜ(苦笑)」はもう、いや誤字!!!!(苦笑)!!!!!!!!!!!!と感情がぐちゃぐちゃになるので優勝です。(苦笑)とかいまどき遣うひといますか??先日ツイッターでも「ギャフン笑」とか言ってたし、少し言葉の選択が古いのかもしれない・・・愛しい・・・。

 極めつけは最後のこれですね。

 

あーー、洗濯せんとー!!
わーーーー。

 

 本人は忙しくていっぱいいっぱいになっているのでしょうが、文章で読むと可愛くて仕方ないです。私は推しを神格化していてどこか人間ではないと思っている節があるので、「洗濯するんだ・・・・」とときめいたりもしました。生活感。これでブログを締めるところも好きです。

 

 

 次はふたつまとめてご紹介します。

 

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 冬の風物詩、D-roomに関する記事です。推しのファンにとっては特別で大切で毎年楽しみな誕生日イベントなのですが、このふたつの記事で言及したいのはここです。

 

しかし、
しょうたろうのお友達(お客様)は暖かいなー。あんなにも協力的で…(ToT)
いやいや、もちろん私のお友達も負けてないですげどね笑

 

昨日に続き、
お友達(ゲスト)のお友達(お客様)が本当に暖かくて嬉しい限りです!
もちろん私のお友達も!

 

 「私のお友達」という概念。

 D-roomは「大樹っちゃんのお部屋にお友達として遊びにいく」というコンセプトなので観客はみんな「お友達」であり、イベント中もそういう扱いをされるので当然といえば当然なのですが・・・改めて「私のお友達」と書かれるとくすぐったいものがあります。

 なんというか、D-roomはほぼ毎回、1年間で共演したり仲良くしていたひとがお友達ゲストとして来てくれるのですが、そのひとたちのファン(お客さん)は「お友達のお友達」であり、私たち推しのファンは「推しのお友達」なんだと区分されているのが面白いというか。全員俺のお友達!!じゃないんだ、という。「私の」という所有格をつかわれるとドキッとします。自称しているだけじゃなくて、私はちゃんと「佐野大樹さんのファン」だしD-roomの中では「佐野大樹さんのお友達」なんだなぁ、と嬉しいです。

 ちなみに、『D-room10th 三日目。』では仲良しの佐藤永典さんとスウィートパジャマパーティーをしてる様子が写真とともに上がっているので皆さまぜひ見てください。当時26歳と37歳がペアルックのパンダさん(?)のもこもこルームウェアでくつろいでいる天国みたいな光景が広がっています。

 

 

 

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そして、
15:00の回、10th-show
土屋さんありがとう。
正直いろいろ大変だった。
土屋さんも大変だったでしょう。
普段やらない事もいっぱいやった!
走りきったとは言えないけど全力ではあった。おかげですね!もっと、もっともっと頑張れる!もっと…もうちょっと、1ミリでももっと前に行ける!
そう感じました!
機会があればまたやりたい!
皆様、ありがとう!

 

 D-room10thでは、10回記念ということでワンマンショー「10th show」をやりました。全12公演のうち、2公演が10th showにあてられていて、構成を*pnish*メンバーである土屋佑壱さん、ダンスコーナーの振付を町田慎吾さんが担当してくれてます。朗読劇(?)、お芝居、謎のシュールな笑いコーナー、ダンス、ピアノ、いろんなものを観せてくれたこのショーは、推しの培ってきたものや今までやってこなかったものがめいっぱい詰め込まれていてとてもすてきで、土屋さんとの関係性も感じることができました。

 それを踏まえてのこの文章。「走りきったとは言えないけど全力ではあった。おかげですね!もっと、もっともっと頑張れる!もっと…もうちょっと、1ミリでももっと前に行ける!」の部分は特に、推しの気持ちが伝わってきてぐっときます。「おかげですね!」は土屋さんのおかげなのか、皆さんのおかげなのか、わからないけど・・・熱をこめて、がーっと書いたんだなあと感じられて、推しの本気を受け止めることができた気がします。技巧を凝らしているわけじゃない、語彙が豊富なわけでもないけど、こうして熱の高い文章を書ける推しがとても好きです。

 お写真もすごくいいんだよなあ。ダンスコーナーの最後で決めポーズをしているところなのですが、踊っている最中に帽子が落ちてしまって、悔しそうな表情をしているのもまた愛しいです。かっこよかったなあ。お顔が最強に整っている推しの、必死な表情が大好きです。やっぱり、衣装を着てライトを浴びてステージに立ってるのがとても似合う。ずっとここで生きてほしいなあ、と願う1枚です。

 

 

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 なんだかブログ更新頻度が高かった今年2月です。ありがたや。

 まずなんと言ってもこの記事の良いところは、情報量が多いんだか少ないんだかわからないところですね!歯医者帰りで、麻酔で右側が痺れているという情報はくれますが、なぜ歯医者に行ったのかはわかりません。このあとも歯医者に行ったと書いてある記事があるので、通ってたのかな・・・虫歯かな・・・。端的な情報をぽんぽんぽんと並べてくスタイルの推し、さすがです。

 WBBや*pnish*のお仕事に関する近況報告に加えて、プライベートでいまやりたいこともひとつの記事でまとめて教えてくれるのは嬉しいです。引越しについてはこのあとも何回かブログに書かれていますが、実際にもうしたのかな。冷蔵庫やシンク周りの整理をしたりお洋服が多いと嘆いたり、物件をふたつまで絞ったとは書いてくれるものの、引っ越したよ!という最終報告はしてくれないところ、いとおかし。

 ちなみに、髪は2月の終わりに切ったみたいです。「バサッと行きたいが寒いからやらないだろうな。」と言いつつ、サイドをがっつり刈り上げててびびり倒しました。このときの髪型はWBB side-トーークで実際に見ることができたのですが、ブログのお写真ほど盛ってる感じじゃなくてスタイリッシュでした。12月のスペーストラベロイドのときもツーブロにしてたし、刈り上げる冬だったのかな・・・。

 そしてそして、最後に「生ハム切りに挑戦。」というこれまたバックグラウンドの見えない情報をぶちかましてくる推し、しびれますね。お写真がついていて歓喜しました。このお写真、ちょっと一回保存してズームしていただきたいのですが、舌出してませんか・・・?私の目がおかしいだけですか?ナイフ構えて原木の前で舌なめずりする推しの姿を生きてる間に見られるなんて思っていなかったので気が動転しました。サンキューこのお写真を撮ったひと、サンキューこのお写真を載せてくれた推し。生きてると良いことがありますね。

 

 

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 最近でいちばん泣いた記事です。ブログ読む→泣く→コメントする→読み返して泣く→お手紙の下書きをやり直しながら泣く→次の日また読んで泣く、という意味わからんことをしました。今も読み返すと胸にくるものがあります。

 推しは、お芝居においても演出や脚本においても、自分を高く評価することがあまりありません。あまり、というか、まったくないと思います。上手いとか面白いと思ってしまったら終わりだ、くらいに思ってるというか・・・向上心と自戒を常に抱えているタイプなのかなあ。だから、というわけでもないのですが、演出をするときは毎回と言っていいほど「まだまだ未熟で」「まだまだ若輩者で」とワンクッション置いていた感じがあります。それが、この記事ではこう書かれています。

 

まだまだ…
という言葉はもうやめて
やれる事の大事さを大事に!
やれる事のありがたさを大事に!
真っ直ぐ!そして進む!

 

 どんな心境の変化があったのかはわかりませんが、どこかで覚悟を決めたんだなあと思いました。嬉しいというか、ほっとした感じに近いというか・・・よかったなあ、というか。こうやって前を向いて作ってくれるものをあと1ヶ月くらいで観られるのが嬉しいです。大切に観よう。

 

 

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 推しと土屋さんによって結成されたユニット・SniTsは、4月末にショーをやりました。コントを3本と、ダンス、トーク、ピアノとギターのセッションという盛りだくさんの内容で、全6公演のあとには「お疲れ会」と称してイベントもくっつけてくれて。チケットも完売していて、いろんなひとがふたりのやることに期待していたんだなあと感じたりもしました。

 この記事も好きすぎて、全文章をチェックしていきたいくらいなのですが・・・!

 

スタッフさんに感謝。
今回はギリギリなタイミングで始まった企画。
お願いしたスタッフさん全てが
2つ返事でOKしてくれた。
「大樹がやりたい事ならやってる」
その言葉が嬉しく、ありがたく、そして重くて、だからこそみんなより少しだけでも前に出なくては!…ね。

いつか恩返しをしたい。

 

 まずはここかなぁ。推しの、周りのひとにきちんと感謝して言葉にもできるところが大好きで尊敬します。安定の誤字はあるのですが、「大樹がやりたい事ならやってやる」って言ってくれるスタッフさんもすてきだし、そう言ってもらえる歩みをしてきた推しもすごいですよね。そして、この言葉をもらって、嬉しい!だけじゃなくて重たく受け止めてもっと頑張ろうとするのが強いところだなぁと思います。こういう推しだから、ファンも観客もいっしょにお仕事をしているひとも信じられるんだろうな。

 

全てが勉強なんだなー。

よし!
行けるところまで行こう!

 

 ここも嬉しい。推しはよく「勉強」という言葉を遣うのですが、すっかすかで空々しい「勉強になります」とかではなくて本当にそこから学んで、吸収して、次に繋げているので、いつでもその積み重ねた先が楽しみになります。このSniTsでも推しの振り付けたものの中に音ハメダンスがあって、10th showで町田さんが「新しいジャンルをやってみよう」と提案してくれた音ハメを今度は自分で作ってみたんだなあと感慨深くなりました。推しはちゃんとひとつずつ自分のものにしようとしてるんだよなあ。

 行けるところまで行こう、も力強い。ファンをしていて、やっぱり先のことが不安になってしまうというか、いつまで舞台の上にいてくれるのかなって心配になったりするんですけど、こうやって書いて伝えてくれる推しのことを信じようって思えます。ついて行きたくなるひとです!

 並べられているお写真もどれもすてきな笑顔で、推しと土屋さんだけじゃなく関わったたくさんのひとたちにとって楽しいショーになったのかな、と思いました。ピアノだけのイベントやりたいなー、と未来のお話をしてくれるのも嬉しいですね。推しの演奏はプロみたいに上手いわけじゃないけど、指と鍵盤を通してこめられた気持ちがダイレクトに伝わってくるので大好きです。目の前のひとの心を動かすことができるのは推しの才能だなあ。生まれ持ったものというよりも、今までの積み重ねの結果という感じですが。

 

うん!一つ一つ!
全部を頑張れるように!

 

 ぜんぶ頑張るってめちゃめちゃしんどいと思うのですが、このときは控えている八雲のお稽古やWBBのいろいろや、もしかしたら他にも何か、いろいろなものをまるっと抱えてこうして言葉にしてくれるのが、とてもいいなあ、強いなあ、好きだなあとしみじみ思いました。一つ一つ、こうやって頑張っていくことを約束してくれるのがかっこいいです。ぜんぶ応援したくなります。応援したいなって思わせてくれるひとを好きでいられることが幸せだ~~と浸りながら読む記事でした!

 

 

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 この記事、大阪大千秋楽の朝に上げられたのですが。この心霊探偵八雲というシリーズは2008年から続いていて、6作目の今回がラストと謳われていました。推しは唯一の皆勤キャストであり、この作品の根幹を担う存在と言っても過言ではなかったし、ファンとしてもやっぱり特別な思いがあって、大千秋楽の朝なんかしんみり通り越してどんよりしてました。寂しくて、終わってほしくなくて、推しはいまどんな気持ちかななんて考えたりして。

 そこにこのブログです。このお写真です。しんみり吹っ飛んだわ!!!!!!!いや最高すぎませんか・・・推しがすよすよ寝ていて可愛いですね・・・この東地さんへの圧倒的敗北感はなんなんでしょうか・・・楽しく部屋呑みできたなら私も嬉しいです。誰かが撮ってくれたのであろうこのお写真を保存してカメラロールから選んでブログに貼りつけた推しの心境が知りたい。

 

 

 

 こうして読み返して並べてみると、面白いことも胸が苦しくなることも嬉しいこともいっぱい詰まっていてやっぱりブログはいいですね。ツイッターより遡りやすいし。リアルタイムで推しが思っていることや行動を知れるのも嬉しいですが、ブログでまとまった文章を読めること、書こう!と思ってくれることも幸せなので、これからも好きなときに更新してほしいです。

 次の更新はミクロワールド・ファンタジアの初日でしょうか。その前にも1回くらい書いてくれるかな・・・今年はツイッターで頻繁に呟いてくれているので充分幸せなのですが。舞台期間中は毎日更新してくれるって、それだけでもだいぶマメな方だよなあ・・・とふと思いました。噛み締めます。

 やっぱり推しのブログは最高だなあ! これからも、通知が来ていなくても暇さえあれば推しのブログを覗いてしまう日々が続きそうです。

 

 

心霊探偵八雲 裁きの塔/10年目の石井刑事に寄せて

 

舞台版「心霊探偵八雲 裁きの塔」

期間:5月31日~6月11日(東京)、6月15日~6月18日(大阪/イベント含む)

劇場:品川プリンスホテル クラブeX、大阪ビジネスパーク円形ホール

あらすじ(公式サイトより)

大学内にそびえ立つ時計塔には、かねてから妙な噂があった―。
塔の最上部には大きな姿見が置かれている。
その鏡は、黄泉の国と通じていて、十二時にその鏡の前に立つと、
亡者と再会することができるのだという―。
ただ、その噂を確かめられた者はいない。
なぜなら、亡者との再会を果たした者は、黄泉の国に連れていかれるからだ―。
「時計塔の亡霊に、ぼくはあの作品を書かされたんです―。」
ある1冊の小説を巡り、運命の歯車が動き出す。
そんな中、大学内の時計塔で殺人事件が発生。
晴香が容疑者として捕らえられ、自供してしまう。
時計塔の亡霊とは……?小説に隠された秘密とは―?
そして、裁きを受けるのは誰なのか。八雲は真実を導きだせるのか―。

 

 

 さて。

 まず、演出がものすごくよかった。円形劇場ならではの、「その席からしか見えない風景」が散りばめられていて、どこに座っていても発見がある。ステージには段差が多くあって、それが時計塔をよく表しているなあと思いました。

 ANOTHR FILESシリーズといえば印象的なオープニングだと思うのですが、今回は赤いリボンを用いていて幻想的です。こちらのゲネプロ動画にも収められていました。

 

www.youtube.com

 

動画だとわかりにくいかもしれないけど、オープニングの最後で左目を隠す八雲の手に晴香ちゃんがそっと手を添えて、その上からまた八雲が手を重ねるのがいいんだよね・・・触れそうになった瞬間に照明が落ちるのも最高。ふたりの関係性が見てとれるオープニングで大好きです。

 出演者さんたちがたびたび言っているけど、今回は本当に「八雲と晴香の壮大なラブストーリー」です。最初から最後まで、ふたりのじれったくてなかなか前に進まないけどちょっとずつ縮まっていく距離にドキドキする。

 この物語性の高いオープニングから始まって、中盤にはこの作品の中心となる花苗を登場人物たちが一斉に指さしたり各々の腕時計を見つめるシーンが挟まれ、最後の最後ではがらんと空っぽになった舞台で花苗がそっと目を隠した瞬間に照明が落ちて物語も幕を閉じる、という一貫性のある演出がすてきでした。作品として完結していて気持ちいい。八雲の美しい世界観に、このパッケージングされた感じがしっくりくる。

 演じてる側は大変だと思うのですが、今回、「光る棒」を使って場面転換や時間移動をしていたのが面白かったなあ。シーンの数が多い印象だけど、それがぜんぶスムーズに頭のなかに入ってきたのはこの棒の演出のおかげだと思う。5本くらい?ある棒についてる電灯スイッチの切り替えと移動で「今からここを見てください」と指示されてる感じ。棒がドアや小道具の代わりにもなっていて、斬新でした。

 謎解きシーンでは、過去を再現するときは反時計回りにキャストさんが棒を持って移動したりその場でくるっと回したり、回想が終わって現在に戻すときは時計回りにしたりとこだわりを感じました。「時計塔」が舞台のこの作品で、秒針みたいな役割だったのかな。

 原作を読んだときに「これをどう舞台にするんだろう?」と疑問でしたが、とても観やすい演出になっていました。伊藤マサミさんは天才か??

 でも人間関係や事件の仕組みがわりと複雑なので、原作を読んでからのほうがわかりやすいのかもしれない。舞台を観てから読み直すのも楽しかったです。

 

 

■桜井樹の偽善

 章題がラノベのタイトルみたいになってしまった。

 原作と舞台でいちばん印象が変わったのが、水石亜飛夢くん演じる桜井樹でした。彼は、「時計塔の亡霊」という作品で新聞社の小説大賞を受賞する大学生です。けれど、それはとある事件をきっかけに時計塔から飛び降り自殺をした水原紀子という女学生の盗作だったということが後半で明らかになります。

 桜井くんは、心が弱く、控えめで、過去の事件に心を痛めて贖罪の気持ちからこの作品を世に出したのだと思っていました。でも、舞台を観て、水石くんが彼に表情や声やしぐさを与えたことで、原作者の神永先生がシナリオを再構築したことで、桜井くんへの評価は「自己肯定力が低く、でも自意識やプライドだけは高い、かわいそうな男の子」になりました。変化したというか、深まったという感じかなあ。

 まず、桜井くんはこの「時計塔の亡霊」という作品を発表して高く評価されるんですが、それに慣れてないんですよね。というのも、八雲に言わせてみれば桜井くんの普段書いてる作品は「冗長で文章が回りくどく、自意識がダダ漏れで、読むに堪えない作品」なので、今まで誰かに褒められた経験ってきっと皆無に等しい。それでも大学生になってまで小説を書き続け、定期的に文芸サークルの冊子に作品を発表してるということは少なくともものを書くのが好きなんだと思うのですが。

 で、桜井くんと犬猿の仲である西澤くんは「時計塔の亡霊」が大賞を取ったコンクールで最終審査まで残るような作品を書ける実力がある。しかも桜井くんが密かに想いを寄せていた花苗とはちょっと良い感じになってたらしいし(花苗にはまったくそんな気はなかったようだけど)。

 そんな劣等感に苛まれるに決まってる環境のなかで、「贖罪のため」なんて大義名分を振りかざして死んだ水原さんの作品を自分のものとして発表し、評価され、面と向かって「素晴らしかったです」なんて言われて、桜井くんは何を思ったのだろう。

 ちょっと気持ちよかったんじゃないかな、と私は思います。自意識がダダ漏れな文章を書く桜井くんは、きっと「伝えたいこと」はたくさんあって、でも技術は伴わなくて、プライドだけが育っちゃってるタイプだろうから。それがかりそめの評価で満たされて、きっと家族とか友人にも盛大にお祝いされて、引くに引けなくなっちゃったんじゃないかなあ。それが余計に彼の心を疲弊させて罪の意識でめちゃくちゃにしたんだろうけど。

 アフタートークで聞かせてくれたのですが、神永先生いわく、事件の発端となる3年前の交通事故のとき、親子を車ではねてしまって救急車を呼ぼうとした水原さんを先に止めたのは、西澤くんではなくて桜井くんだそうです。自己保身に走る、臆病で、それでもやさしいひとの皮を被りがたがる桜井くんは、偽善者だなあと思います。この作品において、親子をはねて水原さんを自殺に追い込み花苗を殺した西澤さんは「悪者」なんだろうけど、桜井くんこそいちばん裁きを求めてたんじゃないかなあ。

 桜井くん、舞台だと後半ずうっと泣いてるんですが、それが彼の弱さとやさしさを表してる気がします。かわいそう、って言葉を遣いたくなるひとです。桜井くんは開き直れないし、まあ事故の罪をなすりつけた先輩の顔と名前は忘れちゃったらしいけど(これめちゃめちゃ薄情で逆にすごいなと思う)罪の意識は抱えてて、だからちゃんと罰を受けることができてよかったねって思う。あの場で泣くのはずるいけど、そのずるさがまた桜井樹の要素のひとつなんだろうなあ。

 水石くんのお芝居は今回はじめて観たのですが、繊細でめんどくさくてずるい桜井くんをすごく丁寧に演じているなあと思いました。ほんとうに泣いてるからすごいし、精神的にめっちゃ疲れそう。アフタートークやカテコではふわふわしてて可愛かったです。

 

 

■信じるということ

 今回の舞台のテーマです。信じる。誰かを信じるということ、自分を信じるということ、誰かに信じられてるんだってことを信じるということ。言葉にすると簡単だけど、めちゃくちゃ難しい。

 劇中、殺人の容疑がかけられてしまった晴香をどう信じたらいいかわからず迷い、葛藤して感情をむき出しにする八雲が印象的でした。いつも落ち着いていて余裕を崩さない八雲なのに、今回は何度も何度も「僕は君のことを何も知らない」「ほんとうに君が殺したのか?」と立ち止まります。八雲と晴香がいっしょに過ごしてきた時間は濃いけれど、そのなかで好きなものや嫌いなもの、どんな友達がいるのか、どんな場所によく行くのかといった基本的な情報はなんにも知らなくて。知らないことに気づいて、信じるための根拠を見つけられない八雲がなんだか迷子みたいだなあと感じました。

 物的証拠もある、目撃者もいる、自供もしている(実際には晴香の言葉ではないのですが)。そんな圧倒的な「現実」を目の当たりにして、晴香だけじゃなくて自分ごと見失ってしまう。そんないつも通りじゃない八雲に、後藤刑事だけはいつも通りぶつかってくれて、そのシーンがとても好きでした。

 僕はあいつのことを何も知らない、信じれば裏切られるんです、と塞ぎ込む八雲の胸ぐらを掴んで無理やり立たせて、「俺はお前が今までその赤い目のせいでどれだけ嫌な思いをしてきたか知らねえ。晴香ちゃんのぜんぶも知らねえ。それでも俺は信じる。お前と晴香ちゃんの今を信じる」と叫ぶ後藤刑事は、ぐちゃぐちゃに絡まったものを引き裂く力があって、こういうひとだから八雲も信じることができたんだなあと思います。後藤刑事の前でだけは八雲が年相応の子どもらしさを見せることのできる関係性が好きです。

 知らないことが悲しくて、知りたいって願うこと、信じたいって思うことはもう愛なんだよなあ。八雲が晴香に「君を信じる。君も僕を信じられるか?」って言うシーンすごい良かった。「疑ったことなんてないよ」って返してくれる晴香だから、八雲も迷いを晴らすことができたんだろうなあ。あとこのとき後ろでちょっと気まずそうに背を向けて笑ってる後藤刑事かわいいです。

 ラストシーンで、「そんな君だから、信じることができた」って呟いた八雲が「え?どういうこと?」って晴香に聞き返されて花苗の霊をぱっと見てから「なんでもない!」って誤魔化すのも、ちょ~~~ときめいた。応援上映会だったら確実に「好きって言いなよ~~~!!!!」と絶叫してました。八雲が学生らしい青々しくて甘酸っぱいことしてるとにやにやします。

 ここから先、ちょっと脱線します。

 裏切られてもいいから信じたいって思えるひとに出会えること、幸せだなあってこの作品を観て痛感しました。私は役者さんのファンなので、そこを重ね合わせてしまうのですが。そもそも、役者とファンって、八雲と晴香が比にならないくらい「知らない」ばっかりなんですよね。立場とか関係性の違いはもちろんあるけど。同級生とかじゃないしいっしょに事件も解決してないし。趣味も、どんな友達がいるのかも、好きなものや嫌いなものも、なんにも知らない。知ってるけど、それは向こうが「見せてる」情報なだけで、知ってるって胸を張って言えることってとてもとても少なくて。だから不安になることもままあるんですけど、私の場合はいちばん好きな役者さんがこの作品に出演していて、ほんとうに毎回びっくりするくらいすてきなお芝居を観せてくれたので、それだけでいいなって思えました。なにも知らないかもしれないけど、今を信じるには、この目の前にいる事実だけで充分だなって。

 自分の推しだけじゃなく、大切なひとを信じるきっかけになる作品かなと思います。なんかいろいろあるけど、感情だけで信じてもいいんじゃないかな!?後藤刑事に「今を信じる!」って言われて救われたのはきっと八雲だけじゃないはずです。

 

 

■10年目の石井刑事に寄せて

 さて、推しこと佐野大樹さんが演じた石井刑事についてなのですが。

 以前にも記事を立てましたが、石井刑事は2008年の初演から6作品、唯一の皆勤キャストとして推しが演じています。

pn-rk.hatenablog.com

 推しにとっても、ファンにとっても特別な役。作品。この記事を書いたころはまだ知りませんでしたが、今回の「裁きの塔」が舞台八雲の最終章となります。ANOTHER FILESシリーズが久保田八雲とともに終わるそうなので、今後もしかしたら新シリーズとして始動する可能性もあるのかもしれませんが、少なくとも、推しの石井刑事はラストです。

 そんな今作、原作だと石井刑事は愛しの晴香ちゃんのために奮闘するものの、いまいち成果を得ることはできず、迷い、落ち込み、真琴さんに励まされて立ち上がっても肝心の捜査では特に何かすることもなく、むしろ八雲に西澤くんから目を離さないよう頼まれていたにも関わらずその暴走を許してしまうといった、なんとも情けなく切ない役回りです。八雲と晴香の信頼関係を目の当たりにするシーンなど、モノローグも苦しく綴られています。

 ですが、舞台版になると一転、再構築されたシナリオのなかでは、出番がめちゃめちゃ多く、おなじみの飛んだり転んだりと面白いシーンはすべて任され、原作ではあまり出てこない小野寺さんに「石井刑事の同期」という設定が付け足されたことで見せ場もできました。すごい。初日びっくりしすぎた。石井刑事役のひとのファン、めっちゃ楽しかったと思う!私だ!!!!

 後藤刑事とのやり取りはさすがの息の合い方でした。眠ってるところを石井刑事が揺り起こして怒った後藤刑事が押しつぶしてくるシーン、見ていた夢の舞台が日によって水族館だったり映画館だったりしたのは品川プリンスホテルという場所に配慮してたんだろうな・・・「いま俺の上にこう、マンタがな!!」「マンタ!?違います後藤刑事、これはトドです!!」ってやり取りめっちゃ笑いました。

 他にも、後藤刑事が窓ガラスを割って入ってくるシーンや、その直前の晴香がいる部屋の見張りを連れ出すシーンが面白かったです。見張りのお顔をいじるシリーズ、私は「そこのエキゾチックジャパンみたいな顔してるお前だ」がいちばん好きでした。「エキゾチックジャパン・・・?」と呟く石井刑事まで合わせて笑った。このシーン、見張りを代わった石井刑事が敬礼されてそれを返すときのちょっと口を尖らせたお顔がはちゃめちゃに可愛くて毎回震えました。台本のト書きに「石井 可愛い顔をする」って書いてあったのかな!?ここ絶対DVDで抜いててほしい。

 伝説の(?)「物的証拠がぁ~~!」と小野寺さんを連れ出すシーンは日に日に勢いが増していき、「お前正気か?」「・・・正気です!!!」と確認されたり堅物の小野寺さんですら笑ってしまうレベルまで到達したのもすごかったです。大阪ではどうなってしまうんだ。あのシーンの間の取り方とか、がーっと空気を持っていく感じとか、うまいなあって思います。演技のスキルとはまた違うんだろうけど、場のムードを自分のものにする力が強いんだろうな、と。それでも世界観を壊すわけじゃなく、あくまでスパイスや癒しになれるのが石井刑事の、推しのお芝居なんだなあ。それも、石井刑事に「面白いことをしている」という自覚がなく、演じる推しがひとつひとつを考え抜いて全力でやってるからなのかな。その真面目さ、まっすぐさがリンクしているというか。

 観客を笑わせてくれる石井刑事ですが、先述したとおり、真剣な見せ場もあります。OH-SEさん演じる小野寺さんとぶつかるシーン。ここほんとすごく好き。「そんなに自己主張する奴だったか?」と揶揄されるようなひとだった石井刑事、警察学校時代は自信がなくていつもおどおどしていた石井刑事が、そんなとき「まずは自分を信じることから始めよう」と言葉をくれた小野寺さんに面と向かって意見をする大事なシーンです。

 何を返されても懸命に言葉を重ねて、泣きそうな顔で、「小野寺さんはそんなひとじゃないはずです」と主張して。後藤刑事のことを詰られれば、いちばんの大声で「後藤刑事はボンクラではありません!」と声をあげる石井刑事は、大切なひとのために感情的になれるひとなんだよなあ。「お前は俺の何を知ってるんだ?」と冷たい目を向けられて、「何も知りません。でも、小野寺さんは、私にとって憧れなんです。後藤刑事と同じくらい」って返す声が毎回違っていて、石井刑事のやさしさとか、強さとか、震えとか、凛と揺るがない何かとか、いろんなものを受け取りました。

 警察という組織のルールに飲み込まれて変わってしまったように見えた小野寺さんを、石井刑事はそれでも信じようとして、警察学校時代にもらった言葉をきっと大事に抱えていて、真正面からぶつかっていったから、小野寺さんも心を動かされたんだろうなあ。小野寺さん、「警察っていうのは組織で動くものなんだよ」って石井刑事に叫びながら、自分にも言い聞かせてたのかな。何を信じればいいのか葛藤してたのは小野寺さんも同じなんだなあ。

 去っていく小野寺さんを顔をぐっしゃぐしゃに歪めながら見つめて、背中まるめて自分も立ち去る石井刑事がとても切なかった。だからこそ、謎解きが終わって真実を知った小野寺さんに石井刑事が「まずは自分を信じることから始めましょう!」ってかつての言葉を返せたこと、「後藤って刑事にもよろしく伝えておいてくれ」って少し笑って立ち去っていく小野寺さんに向けた表情が晴れやかだったことが嬉しかったです。お辞儀する間際の、くちびるをぎゅっと噛む石井刑事のお顔がめちゃめちゃ良いので観てください。

 小野寺さんとのやり取りが終わり、ほんとうにラストのシーン、八雲と後藤刑事が「一応礼を言っておきます」「気持ち悪いことすんじゃねえ!」って言い合ってるのを、しょうがないなあって顔をして、真琴さんと目見合わせてこっそり笑ってる石井刑事が大好きだったなあ! 舞台版だと八雲と晴香の関係性に焦点が当たってるから、原作にある真琴さん→石井刑事→晴香の矢印って見えにくいんだけど、パンフレットを読むと推しは「真琴さんは石井(俺)のことが好き」って認識で演じてることがわかるので最高。今回の真琴さんと石井刑事のシーンもとてもとても良かった・・・石井刑事の繊細さを包み込んで鼓舞してくれる真琴さんがすてきな女性すぎる。樋口さん演じる真琴さん、凛としていて声の響き方がきれいで好きです。今回の衣装がめちゃめちゃツボだった。

 

 この作品は全体的に重たいし登場人物たちもいろいろ抱えてるから観ててしんどい気持ちになったりもするんだけど、石井刑事や後藤刑事がいるからこそすっきりと劇場を出られる気がします。笑える場面、じーんと響かせる場面、そういう劇中での役割はもちろん、稽古場やアフタートークでのムード作りだったり、さまざまなところで推しがこの作品の中心にいることを知れました。

 10年目の石井刑事。私はそのすべてを観ているわけではないし、今回の石井刑事には出会ったばかりです。でも、その歩みがぜんぶ大切で、その積み重ねの先にある今作を観られたことが嬉しいなあって素直に思います。

 まだ大阪公演を控えているけれど、その5公演が終わったらほんとうにもう推しの演じる石井刑事には会えなくなるんだって、まだ実感が湧きません。そのとき、私は何を思うのか不思議だし、推しが何を思ってどんな風に言葉にしてくれるのか想像もつきません。でも、できれば、日々挑戦を続ける推しが、「やれることはやった」って清々しい気持ちになってくれたらいいなあと思います。

 やさしくて、やさしすぎるから迷って、八雲みたいに分析力や推理力に長けているわけでも冷静でいられるわけでもなく、後藤刑事みたいに感情だけで動けもせず腕っぷしも強くない、だけど転んでも転んでも立ち上がることができる、日々成長を重ねていける石井刑事。その役を、努力のひと・佐野大樹さんが演じたこと、演じ続けてきたことが、私はとてもとても誇らしいです。

 石井刑事が後藤刑事や小野寺さんに憧れているように、私も石井刑事のひたむきさに憧れています。この役に出会えてよかったって心の底から思ってます。

 

 

 大阪公演、イベントもあるのですが、20分くらいの短いお芝居もやってくれるようでとても楽しみです! 東京千秋楽のカーテンコール、一言挨拶で推しが「チケット代3000円です!!!」って高らかに宣伝しててめちゃめちゃ笑いました! こういうとこほんと好き!!!

 ラストのラストまで、しっかり、見届けてこようと思います。

 舞台版『心霊探偵八雲 裁きの塔』、引き続き、大成功しますように!!!

 

 

 

「お楽しみに」という魔法の言葉

 

 私には、世界でいちばん信頼してる言葉がある。

 

 

 それがこちら。

 佐野大樹さんの言う、「お楽しみに」です。

 舞台の稽古中、打ち合わせのとき、イベントの前、さまざまな場面で大樹っちゃんからもたらされるこの言葉。「楽しみにしててください」って言ってくれることも多い。もう何回も、何十回も見て聞いてきたはずの言葉なのに、いつも新鮮に嬉しくなってしまうのはなんでだろう。

 大樹っちゃんは、努力のひとだ。と、*pnish*のファンや大樹っちゃんのお仕事を見たことのあるひとならみんな思うんじゃないだろうか。私も同じ認識をしている。努力のひと、積み重ねのひと、前へ前へ進もうとしてくれるひと。

 頑張ってるよね、って評されることは、簡単じゃない。にじむほどの努力をしなくちゃいけない、見せかけの頑張りなんて結構すぐばれる。大樹っちゃんの「頑張ります」はぜんぜん嘘じゃなくて、むしろ私たちが想像してる以上の苦労だったり背負うものがあるんだろう。そうやって研ぎ澄まされて、磨かれたパフォーマンスや作品だからこそ、たくさんのひとの胸を打つ。心を動かす力のあるひとだ、とその言葉や姿勢に触れるたび思う。そういう大樹っちゃんが言ってくれるから、この言葉はこんなにも説得力を持つんだろうなあ。

 「お楽しみに」って言葉は、一言だけど、嬉しい理由がいっぱい詰まっている。まず、期待していいんだって安心する。安心できるのは、きっとそれを越えていくように努力を重ねてくれていることを信じているからだ。まだ輪郭すら見えないものであっても、丁寧に作られていることがわかる。「楽しませるよ!」って言われてるような、日々募る期待を許されてるような。楽しみだなあって、すとんと落ちるみたいに思えることはやっぱり幸福なんだと思う。

 こんなにこの言葉が嬉しいのは、大樹っちゃんのことが好きだからって理由ももちろんあるんだけど、毎回毎回、最高打点で楽しいものを観せてくれるからっていうのが強い気がする。ほんとうに、大樹っちゃんが作ってくれた舞台やイベントで、つまらなかったものがない。だから、疑うことがないし、諦める必要もない。及第点も存在しない。私はいつも100点を求めてるし、100点だけもらってる、毎回、毎回。これってすごいことだ。大樹っちゃんを追いかけてたどり着く場所はいつでも楽しくて、このひとのファンでよかったなあって気持ちが常に更新されていって、でもそれが当たり前じゃないことも知ってる。私が大樹っちゃんを信じられるのは、盲目的な感情が原因なんじゃなくて、絶対的な積み重ねがあるからだ。

 あと、やっぱり、いま自分が携わってるものに自信があるのかなあって感じられて、そこにきゅっと胸が締め付けられるのもある。お客さんに観せるものなんだからちゃんとしなくちゃって意識が抜群に高いひとで、常にひとつでも上を目指してくれるのはいつもわかっているけど。理想が高いというかストイックな大樹っちゃんがこう言うんだから、楽しくないわけないなって思える。

 

 毎日、たくさんのことを考える。大樹っちゃんのこと、勉強のこと、就職のこと、ほかの舞台のこと、つらいこととかしんどいことも、いっぱい。でも、たった一言、大樹っちゃんが「お楽しみに」と言ってくれるだけで、ぜんぶが救われる。何があっても前を向ける。そういう力強さのある言葉だ。

 今週末のラ・セッテFESも、もうすぐ始まる心霊探偵八雲も、夏のWBBも、今から楽しみで仕方ない。今日も大樹っちゃんが好きで、信じることができて、しあわせだなあ。なんだかまとまらないブログになっちゃったけど、おしまい!

 

 

 

最高のエンタメショーを観てる話

 

 4月28日から、30日まで。ザムザ阿佐谷にて行われている、*pnish*内期間限定ユニット・SniTsのショーに通っています。

 SniTsについては前にも記事を書いたのだけど、なんだか、想像していた以上に妥協も甘えも一切ない70分間でびっくりしてしまった。8~9分のダンスから始まって、コントを3本、トランプしてトークして、ピアノとギターのセッション、そして最後はダンスで幕を閉じる。こうして書き出してみると、ほんとうにぎっちぎちに詰め込まれてるなあ。これを長くない準備期間でイチから作ってくれたのだから、すごい。

 まだ最終日を残しているのですが、SniTsの最後の回である「お疲れ会」でふたりから種明かしや解説?がいくつかあるようなので、それに影響されないうちに自分の感想を書き留めておこうと思います。順番とかまだよく覚えてないし、基本的に大樹っちゃんばっかり観てるひとの感想です。

 

 

◆ダンス

 オープニング、暗転もなくするっとステージに登場するものだから、初日は「あれ、誰か出てき・・・土屋さん!?!?」ってなった。

 それぞれ「S」と「T」の文字が貼られた四角い箱に座り、俯いたり、肩を回してみたり、各々好きなことをしているのだけど、ふと顔をあげて、お互いのことを見つける瞬間、ドキッとした。それから同じ先を見上げて、近づいて、でも視線はすれ違う。大樹っちゃんの背中を見つめる土屋さんは値踏みするみたいな観察するみたいな顔をしていて、大樹っちゃんが振り向いた瞬間にすっと背を向けて。大樹っちゃんは土屋さんの背中を少し引いたところから怪訝そうにじっくり見てるんだけど、すぐに「まあいいか」って素振りで視線をそらして、でもまた戻す、何かに惹かれるみたいに。そんなふたりが同じ動きで歩き出して、その足並みはバラバラなんだけど、だんだん揃っていって、同じ方向を向いたりするのが、物語性があってすてきだなあと思った。このショーは、15年間同じユニットのなかで戦ってきたふたりの集大成なんだ、これまでの物語の積み重ねの途中結果なんだ、って思い知らされた。

 そのあと箱にもう一度座って踊るんだけど、そのときの顔や足をなぞる振りがきれいすぎて毎回息止まる。なんか、今回のショーでいちばん目に焼き付いてる大樹っちゃんの顔ってここかも。まっすぐ前を見て、帽子をななめ被りして、指を顔に添えてるところ。輪郭が好き、って思う。なんだこの感想。でも輪郭が好き。

 音ハメダンスでは後ろの暗幕に大きなシルエットが映るんだけど、影が重なるとふたりがひとつの人間になったみたいで面白かったなあ。時計の秒針に合わせて大樹っちゃんが指を、土屋さんがそれに操られるみたいに頭を動かすのが好きだったなあ。突き刺すみたいに指を床に向ける大樹っちゃんがかっこよかった。ギターの音で土屋さんが、ピアノの音で大樹っちゃんがそれぞれ短いソロダンスをするんだけど、強く尖った音に合わせてパキパキッと踊る土屋さんに対して、大樹っちゃんは不協和音みたいな不安定な音で崩れたり再構築したりする振りをあてがわれてたのが対照的でした。なんていうか、あんな退廃的なダンスを圧倒的美貌をお持ちの佐野大樹さんにやらせたひと天才じゃなければなんなんですか?????

 懲悪バスターズのダンスやってくれたの、もしかしたら初日いちばんテンション上がったかもしれない。2日目からは「オーメン、ゴー!」っていう恋塚さんのセリフも入って死にそうだった。眼鏡直したりコートの裾を払ったり、エアー恋塚さんやってくれる土屋さんに感謝しかない。もうオーメンにも、恋塚さんにも会えないと思ってた。今回のこのダンスも正確にはオーメンと恋塚さんではないんだけど、それでもやっぱり嬉しくて。私にとってあの作品は大切で特別だし、SniTsのふたりの関係性を考えるきっかけになったから、それをまた今やってくれたことに感動した。あのときのふたりが大好きだったし、そこから1年弱経って、こうしてふたりが組んだユニットのショーを観に行けてるって奇跡だと思った。照明も色鮮やかで、すてきだったなあ。

 初日はここまで呼吸を止めてたんですが、「私たち・・・入れ替わってる~~~!?」という合図とともに前前前世が流れた瞬間めっちゃ笑って緊張解けました。この曲はわりと派手な動きが多くて楽しかったなー!馬跳びしたあとの大樹っちゃん、にって笑いながら前方を指差すのイケメンすぎて目潰れるかと思った。キラキラしすぎ100点加算!!!!ちなみにSniTsの影響ではじめて前前前世の歌詞をちゃんと読んだんですけど、「そんな革命前夜の僕らを誰が止めるというんだろう」ってやばくないですか。全力で走り抜けていくSniTsさんにぴったりですね。

 そして!この次に!恋ダンスを入れてくるの!ずるすぎて最高です!!!「いや無理無理!」って帽子脱いで顔しかめながら手をひらひら振る大樹っちゃん、ダンス始まったらへらへらした笑顔浮かべるのほんと最高なので勘弁してください。ときどき歌詞を口ずさんでるのときめくし、「指のまざり」と「夫婦を越えてゆけ ふたりを越えてゆけ」がめっちゃ好きだった。夫婦を~は膝の曲がり具合と腰をくっと落とす感じがよかった・・・。まさか2017年春になって恋ダンス踊る大樹っちゃんを観られると思いませんでした、神様ありがとううううって初日は心の中で叫びました。圧倒的感謝。

 ララランドのAnothe Day of Sunで踊ってくれたのも嬉しかったなあ。くるっと回ってみたり、ちょっと優雅で、でも明るくて楽しい振り付け。あと指パチンッて鳴らすのめっちゃかっこよくてドキドキしました。この曲のラストで四角い箱を合わせて「SniTs」の名前を作ってくれるの、ショーのオープニングとして100億点満点では?! ふたりで箱に腰掛けてポーズ決めるのもよかったなあ~。

 ダンスとして括っているので、エンディングの話もしてしまうのだけど。「本日はどうも!ありがとうございました!」って頭下げた瞬間にダンスが始まるの、不意打ちすぎてびっくりしたし、最後の最後まで気を抜かせてくれないSniTsさんが最高すぎて震えた~~~!!!なんだかやっぱり、ひとつの作品として完成してる感じがあるというか、登場から退場までぜんぶまるっとパフォーマンスなんだなって思って、すごく好きな演出だったなあ。大胆な動きも細かい振りもあって、ふたりの魅力がぎゅううっと詰め込まれたダンス、どれもすてきでした。かっこいいし、可愛いし、楽しいし、満足度が高すぎる。踊る大樹っちゃんと土屋さん、好きだな!

 

◆コント

 ツチヤさんに勝手に自分のオロナミンCを飲まれたダイキさんが怒るお話と、古屋さん(土屋さん)がお花見の場所取りをしていたら佐藤くん(大樹っちゃん)という知らないちゃらい青年がやってきたお話と、ふたりで腕相撲をするお話、という3本。これ、SniTsのふたりとニシオカ・ト・ニールさんという方がそれぞれ書き下ろしたそうで、予想を書いておくと、大樹っちゃんニシオカさん土屋さんの順番かなってかんじ。お疲れ会での種明かしが楽しみです。

 オロナミンC事件のお話。これはとにかく、ふたりの会話のテンポが気持ちよかった。がーっと勢いよく捲し立てたり押し切ったり苛立ちを表現するダイキさんと、細かな誤魔化し方やとぼけたお顔で自分の過失をどうにか隠そうとするツチヤさん。最初から最後までスピード感があって、やり取りに隙がないのが観てて面白かった。本人役なのかどうかわからないけど、これがいちばん本人たちに近かったんじゃないかなあ。なんか、今回、3本が進んでくにつれて本人と役との乖離が激しくなってるような気がしたなあ。腕相撲が特にぶっ飛んでただけかな。

 お花見のお話。佐藤くん好きすぎて参った~~~!!!!!にかにかって効果音がつきそうなくらい晴れやかに笑って、引くくらい素直で底抜けに明るくてバカで、でもやさしくて!人懐っこくて!すごいなんか、騙されて高い壺買わされても「まじかあ!」って笑ってそう。大樹っちゃん、こういう役めちゃめちゃ似合うし上手いしよくやってそうなのに実はなかなか観ないような気がして、新鮮だった。同い年のふたりなのに、古屋さんと佐藤くんはほんとに年の差というかキャリアの差があるように感じられたなあ。「エグザイル?」「なんでここでエグザイル!?」のくだり好きすぎた。あと、古屋さんが電話してるときに桜見上げてきれいだな~ってしてたり、寝転がってたり、でも異変に気づくと「ん?」って口尖らせて様子を伺う佐藤くんたまらなかった。さっきオロナミンCを勝手に飲まれてキレてたときは対等な関係だったのに、一気に佐藤くんのほうが幼くなって、古屋さんのほうがどっしり落ち着いた感じになってるのがすごい。オチも、途中で古屋さんが言っていた「後から入ってきた者は先にいた者を敬う」という主張を佐藤くんがきちんと踏襲して「こいつ、古屋!」って呼び捨てで仲間に紹介したのがよかったな~!あと、佐藤くんの「帰らないでくださいよ」でザムザにいた女みんな落ちましたよね。

 腕相撲のお話。まずオチのことから書かせてください。これまで2本のコントはわりとほのぼの、明るく仲良くしていたのに、最後にピリッとスパイスを効かせてくるSniTsさん、大好き!ツチヤさんに刺されたダイキさんがぱたりと倒れてしまって、「あれ?」というツチヤさんの呟きで暗転するというショッキングなラストシーン。でも、暗転が明けたら「終わりましたよ」「あ、はいっ」っていうふたりのやりとりが差し込まれるからスッと現実に引き戻されることができて、後味悪くはならないんだよね。あの会話めちゃめちゃ大事だなって思う。このお話、自然治癒力がめちゃめちゃ高い(っていうか刺されても自力で治しちゃう)ツチヤさんのほうが「変」な感じがするけど、実際、明らかにダイキさんのほうが「変」なんだよね?!腕相撲に勝ちたいがために友達にハサミ向けるのもそうだし、平然とした顔で刺しちゃうのも、そのあと「あ、ごめん」ってふつうに謝るのも、ツチヤさんの治癒力を目の当たりにしてもう2回刺してみるのも、おかしいよね・・・。ツチヤさんは逆に、とても「ふつう」な感覚の持ち主だと思う。自分が治せるんだから他人だってできると思うもんなあ。話の重たさはさておき、腕相撲だって言ってるのにかっこいい音楽に合わせてフード被って出てきてキックの振りしたりTシャツ破くパフォーマンスしようとしたりするダイキさんはめっちゃ好きでした。いやこのお話は重たさがあるから好きなんだけど。音といっしょにフードをばっと脱ぐダイキさん、世界男前グランプリ3000000年連続優勝って感じでしたね。どう考えても有史以来最もかっこいいひとだし、大樹っちゃんのいる時代に生きてて幸福だなって思いました!かと思えば腕相撲に負けて「いたい・・・いたいの・・・」って呻く姿は世界一かわいいのでなんか地盤のバランス崩れないか心配になります。

 

◆演奏

 ギターとピアノのセッション、嬉しすぎたなあ!曲目は「海の見える街」と「story」。なんだか、storyは大樹っちゃんの十八番というか、定番曲みたいになってるのかな。この曲が、大樹っちゃんにとっても大切な軸みたいなものになっていればいいなあと思います。

 今までstoryは大樹っちゃんのピアノでしか聴いたことがなかったから、土屋さんの歌声が入ると新鮮な感じがしたなあ。伸びやかでずしりと重みのある声が真摯で、すてきでした。ていうか歌うスピードに合わせて弾いてるのびっくりした、すごい、しかもやっぱり前回よりまた上手くなってる。間違えちゃうと土屋さんの歌まで止めなくちゃいけなくなるから悔しそうだったけど、29日18時回は順調でほっとした。基本的には必死な真剣な顔で弾いてるんだけど、たまにきゅっと口角あげておだやかに弾いてるときがあって、ああ好きだなあって思う。笑う顔が見たいのは私たちファンも同じなんだよなあ。頼ってほしいって言ったり、肩を貸すことはきっとできないけど。強がりを見抜くことも、いっしょに泣くことも難しいかもしれないけど。それでも、こうやって劇場に足を運んで、頑張って積み重ねてくれた結果を観て、観続けて、背中を押す力のひとかけらだったり、自信を形作る一角になれたらいいなあって思います。storyを聴くと、歌詞をそのまま返したくなる。

 

 

 全体を通して、大樹っちゃんも土屋さんもひとりずつではできないこと、やらなかったであろうことを詰め込んだショーになったんじゃないかなあと思いました。ふたりでやる意味、SniTsである意味、そういうのをなんとなく見つけられた気がする。今まで観たことのないような表情や表現がいっぱいあって、びっくりした。グッズの生写真を見たときも思ったけど、大樹っちゃん、土屋さんとふたりだとそんな顔するんだってちょっと面食らったりした。

 そういえば、この私たちの「楽しい」が大樹っちゃんや土屋さんのたくさんの「しんどい」の上に成り立っていることはわかってるのに、観ててまったく苦しくならなかったなあ。感動したり涙が出たシーンはあったけど、それ以上に明るい感情だったり元気だったりをもらいすぎて、ずーーっと笑顔だった。SniTs、お日さまみたいなユニット名だし、ほんとうにきらきらしてて楽しそうでまぶしいなあ。

 私のいちばん好きな役者さんが佐野大樹さんでよかったし、いま、大樹っちゃんといっしょにショーを作ったひとが土屋佑壱さんでよかった。SniTsが生まれてくれてよかったなあ。楽しいショーだった、幸せだった!

 ラスト2公演のショーも、大大大成功しますように!!!!

 

 

 

 

ameblo.jp

 

 ところで、この大樹っちゃんの写真だいすきなんですけど、ショーを観てからというもの腕相撲の準備でフード被って登場するシーンを思い出してフフッてなっちゃうのどうしたらいいんですか。助けてください。

 

 

 

【追記】

 お疲れ会、いってきました!SniTs結成秘話から振り付けやコントの答え合わせなど、盛りだくさんの内容。

 まずコント予想は、大樹っちゃんは当たったけどニシオカさんと土屋さんが逆でした。なんというか、大樹っちゃんの書くお話は短い言葉のやり取りが多くてテンポが良いし使われる台詞にも聞き覚えのあるものがあったから、わかりやすかったんだろうなあ。「ばかなの!?」って台詞、懲悪バスターズでアミットも言ってたね。

 振付予想に関しては大外れでした!!前前前世が大樹っちゃんってことくらいしかわからなかったなあ。オープニングのWhat do you mean?はOH-SEさんだと思ってたけど、土屋さんで。あと、このブログに「あんな退廃的なダンスを圧倒的美貌をお持ちの佐野大樹さんにやらせたひと天才じゃなければなんなんですか?????」って書いたんですけど、まさかの大樹っちゃん本人が振りつけてて笑っちゃいました。天才だったな~~~知ってた~~~~~~!!!!!!!

 トークだけじゃなくて海の見える街とstoryの演奏、エンディングダンスまでまるっとやってくれて、嬉しかったなあ。ショーが終わったときはなぜか実感がなくて「え?本当に今ので最後だったの?」ってシンプルに受け入れられなかったんだけど、お疲れ会が終わって、ふたりがいつもみたいに「SniTs」の箱の上でポーズを決めて退場した瞬間に、あ、終わったんだ、って思った。思うしかなかった。3日間って、とても短い。実際、あっという間だった。でも、ものすごく濃くて、充実してて、楽しいことがたくさんたくさん詰まってて。それがぱたりとエンディングを迎えてしまったことに、どうしようもなく寂しくなった。終わらないで、って願う暇もなかった。本編の終わりでは襲ってこなかった喪失感が、がつんと頭を殴ってきて、放心するしかなくて、つらかった。つらい、つらいのに、「楽しかったなあ」って言葉が出て、「一生好きだなあ」って思った、最後が嫌で嫌でしょうがないのは、それがとても大切でだいすきでかけがえのないものだったからだ。

 ぎりぎりで決まったSniTsのショー。それにも関わらず二つ返事で力を貸してくれたスタッフさんたちに感謝を述べる大樹っちゃんを見ながら、こういうひとだから好きだなあと思った。大樹っちゃんはひとりでなんでもこなせるひとではないけど、そのぶん、たくさんのひとの力が必要なんだってことを知ってるひとだ。努力するから、その姿に心を動かされて、仕方ないなあ助けてあげようって思うひとがたくさんたくさん、周りにいるひとだ。そのひとたちへの感謝を忘れないし、期待に応えようとするひとだ。そういう大樹っちゃんの作るものだから、いつも信じられるんだなあ。

 そして、土屋さん。私は今まで大樹っちゃん越しに土屋さんを観てきたけれど、やっぱり、いま大樹っちゃんの隣にいるひとがこのひとでよかったなあってSniTs最終日を迎えて改めて思いました。「勇気を出して、前に進みます!」と言う大樹っちゃんに、「歩幅をそろえて」って付け足してくれる土屋さんがいてくれてよかった。こだわりの強いひとというイメージがあったけど、きっとお客さんをどうしたら楽しませられるかとか、自分の100点はどこなのかとか、そういうことを常に考えてくれてるひとなんだろうなって思います。今回、SniTsで土屋さんのパフォーマンスもめいっぱい観ることができて嬉しかったなあ。あと、どう考えても土屋さんの細かいボケの挟み方が面白すぎるのでまた*pnish*でもSniTsでもコントやってください・・・。

 

 最後に。

 

ameblo.jp

 

そしてそしてSniTsさん。

お疲れ。またいつか。 

 

 こうやって大樹っちゃんが言ってくれてるから、当たり前に信じられます。いつかまたSniTsさんに会える日が楽しみだなあ!

 ありがとうございました、楽しい時間でした。SniTsのファンで、幸せ!

  

 

この佐野大樹さんがすごい!10選  ~ハピパニ15th編~

 

 推しこと佐野大樹さんが所属する演劇ユニット・*pnish*が、2016年7月1日に15周年を迎えました。めでたい!

 それを祝して5年ぶりに開催された誕生日イベント「HAPPY *pnish* BIRTHDAY 15th!」のダイジェスト映像が、同年の本公演「サムライモード」の特典として封入されました。ダイジェストなので多少のカットはありますが、結構しっかり入ってます。

 ダンスもコントも盛りだくさんのこの映像、ちょ~~~楽しいんですが、その中でも「ここの佐野大樹さんを観てください!!!」というシーンを厳選してみました。一挙一動すべて見所だろうという意見は受け付けます!私もその通りだと思います!!

 

 

 

1.オープニングソロ

 ダンス冒頭のソロパート。大樹っちゃんの順番は4人目、最後です。

 開始1分15秒でジャケットを半分脱いでノースリから伸びる二の腕を見せてくれるサービス精神の高さすごくないですか?? 脱ぐっていうかずらすって感じ。見せ方が絶妙なので「ぎゃ~~!!」というより「ヒィ・・・」となります。

 被ってたハットを客席に投げるのもゆびの先までキマってるし、投げたあとの薄く笑った顔が銀河一かっこよくてびっくりする。「佐野大樹さんはかっこいい」という認識を改めて脳みそに刻みつけてくれるオープニングソロ、文句のつけどころがありません!!200億点!!

 

 

2.on7ダンスの平行線描くとこ

 2曲目、*pnish* on vol.7オープニング曲。

 この曲の振りが総じて好きっていうのもあるのですが。アクセントや派手な動きが多かったり、空中を蹴る振りにどきっとしたり。そのなかでも特に、このダイジェストだと2分44秒のところ!!手をパンッと叩いてゆびで平行線を描くみたいな振りがかっこいいので観てください!!

 この振りをしてる大樹っちゃん、やや上を見ててギラギラした表情をしてるのがまたツボです。ぜんぶ持って行かれてしまう。

 

 

3.曲と曲の間の指差し

 2曲目on7ダンスと、3曲目女子中学生コントのダンスの切り替わりのシーン。

 on7ダンスの曲が終わり、すっ、と掲げたゆびをまっすぐ観客に向ける大樹っちゃん。*pnish*リーダーとしての貫禄がすごい。ゆびを高く掲げるのと同時にあごも上げるんだけど、その下からのアングルがめちゃめちゃ綺麗で息が止まります。画面越しなのに空気を支配される感覚ってなかなかない・・・。ピンと伸びたゆびさきは、射抜くって言葉がぴったり!死ぬほどかっこいいっていうか死にます。

 

 

4.女子中学生ダンス

 3曲目、*pnish* on vol.5女子中学生コントでのダンスナンバー。

 もともとは全員セーラー服で踊ってるこの曲、曲調も洒落てるし、かっこいい衣装で踊る姿もまたオツです。この曲もずーっと見所ではあるんですけど、特に推したいのは、冒頭のクラップが終わって大樹っちゃんと土屋さんのふたりで踊りだすところ。くるっと回る直前に左足を後ろに折り曲げるんだけど、そこの手の感じとか、足の角度とか、全体のバランスが総じて可愛すぎる!!!隣の土屋さんは豪快に男らしく回ってるのでキュートさが際立つ。1秒で2度おいしい・・・どっちも好きです・・・。

 あと、中学生ダンスは土屋さんが側転するときに後ろのほうで大樹っちゃんが笑ってるのも好きです!!!!!

 

 

5.ホストの挨拶

 4曲目、*pnish* on vol.4ホストコントでのダンスナンバー。

 イントロが流れはじめ、上着を脱ぎネクタイを外すメンバーたち。この時点でわりと観客のボルテージは上がりまくりなのだけど、さらにひとりひとり自己紹介をしてくれる。栄治さんはお決まりのポーズを携えてセクシーに、鷲尾さんはワイルドさを全面に押し出してかっこよく、土屋さんは空中にある何かをつまんで食べながら(???と思うかもしれないけど本当なんです)凛とした声で。

 そして「いらっしゃいませ、大樹です」と右手で誘うように色っぽく言う大樹っちゃん。on4のときの可愛い末っ子キャラはどこへ!?!?!?完全に成長を遂げていてびびりました。あの頃の映像では「いらっしゃいませ♡だいきです♡」って感じだったのに。わざと腕相撲で負けて「いた~い><」とかやってたのに。on4の、ドンペリおねだりしてきそうな腹黒キュートなだいきさんも大好きだけど、今回のさらっと色恋営業仕掛けてきそうな大樹さんもまた魅力的だなあと思いました!永久指名だなぁ~!

 

 

6.薔薇を投げる直前

 引き続きホストダンス。

 メンバーがそれぞれ薔薇を口に咥えて踊り、それを客席に投げるという演出があるのですが。その、投げる直前!狙いを定めるみたいに薔薇でピッと前を差し、口を引き結んだ表情がハチャメチャにかっこいい~~~~!!!あといまこの記事を書くために見返してて気づいたんですけど、投げた直後のポーズも綺麗すぎてびびるレベルなのでチェックしてみてください!立ち位置は下手から2番目です!

 大樹っちゃん、薔薇が似合う人類選手権やったら決勝戦まではいけると思う。佐藤勝利くんが強すぎるので優勝かどうかはわかりません。

 

 

7.振り込め詐欺に引っかかるおばあちゃん

 キャラコント。この項目名だけだとほんとうに意味がわからないな。

 いろんな経緯があって、振り込め詐欺に引っかかりそうなおばあちゃんを演じている大樹っちゃんです。見た目は小学生の格好をしています。意味がわからないひとはDVDを買って観てください!!!

 リコーダーを杖に見立てて、裏声つかってよぼよぼ歩きながら「たかし・・・たかしが・・・」って背中を丸める推しの姿を観たことがあるファン、世界中探してもそんなにいないと思います。しかも上手いんだ・・・小学生の格好してるのに芋っぽい紫色の半纏が見えてくるんだ・・・。おばあちゃんをやるきっかけを作った土屋さんに「お前恨むぞ」と素で言った直後のコレなので、そのギャップにますますやられました。

 

 

8.笑っちゃうオーメン

 キャラコント。*pnish*のバースデーイベントのはずが、WBB「懲悪バスターズ」のオーメンが出てくるびっくり展開。

 懲悪バスターズのDVDの発売告知をするために出てきたみたいなんだけど、ロボットで一言もしゃべれない役だから土屋さん演じる小学生のゆういちくんにめちゃめちゃいじられてて最高でした。頑張って無表情を貫こうとするのにゆういちくんに覗きこまれたり頭叩かれたりツッコまれたりしてだんだん笑っちゃうオーメンが可愛い・・・。かと思ったら、ゆういちくんが「オーメン、ゴー!」って言うから恋塚さんを思い出して胸が熱くなります。このコンビ大好きなんだよなぁ。

 

 

9.小学生ダンスでのC&R

 *pnish* on vol.7の小学生ダンス。

 なんと*pnish*が歌います。歌詞のなかでそれぞれが「おれだいき!」とか「ぼくのぼる!」とか自分の名前を言うところが何回かあるんですが、その最後のパートで大樹っちゃんだけ「おれ!!」と両手を伸ばして観客にレスポンスを求めます。客席にいてわりとびびりました。だいき~っ!!って叫べるのちょう嬉しかったけど!!小学生ダンスだからとびっきりの笑顔で踊ってるし、そのにこにこスマイルのまま「みんな言って!」って素振りされるのほんと可愛くて・・・DVDだと引きの映像になってるけど、それでも可愛さが伝わるのすごいなって思います。そしていま観てて気づいたけど、観客が\だいき~っ!!/って言ったあと頷いてるんですね・・・好きです・・・・・・・。

 

 

10.抜刀しないサイガ様

 同年秋、このハピパニの3ヶ月弱後にやったサムライモードの宣伝。

 まず土屋さん演じるガラクシャ、鷲尾さん演じるシスイ様、大樹っちゃん演じるサイガ様という伊那家の面々が登場するのですが。ガラクシャとシスイ様は短いながらも迫力のある剣舞を観せてくれます。シスイ様はきちんと縮眼も表現されてるし、ガラクシャの荒々しさもかっこいい。

 そしてサイガ様。サイガ様は銃使いなのですが、この場では刀を抜く・・・と思いきや刀身を見せただけで止まり、強く正面を睨みつける!!そしてスッと感情を仕舞いこみ、温度の下がった目のまま刀を鞘に収める・・・。いやすごくないですか!?サイガ様、刀を抜かずにお顔の綺麗さと目力だけで観客を殺しましたよ!?あの見せ場で刀を抜いて目の前の見えざる敵を斬るより、ああして理性的というか底冷えするような知的な顔を見せるのがサイガ様らしさなのかなと思います。やっぱり、役を演じてるときの大樹っちゃんが、好きです!

 

 

 

 以上、選びに選び抜いた10個の「好き!」でした。on8エンディングダンスでの両手ピースとか、ダンス終わりで片手を空中に叩きつけるのとか、好きなところはもっともっとたくさんあるんですけど・・・!!

 ハピパニダイジェストを見返すたび、やっぱり*pnish*にいるときの大樹っちゃんがとても好きだなあと思います。良い意味で遠慮がないし、メンバーのことを信頼してるのもこのユニットを大切に思ってるのもとても伝わってくる。これからも、長く長く、観ていきたいなあと思えるユニットです。出会えてよかった。16年目の*pnish*も楽しみ!

 

 大樹っちゃんの、*pnish*の、かっこいい!も可愛い!も面白い!もぎゅぎゅっと詰まったハピパニダイジェスト映像、まだ観てないけど気になるなあって方は公式通販から買えるのでぜひぜひ~~!6000円でサムライモード本編とハピパニダイジェスト、それぞれのオーディオコメンタリーと栄治さんバースデーサプライズ映像を半永久的に観せてくれるのやさしすぎて泣けます。

*pnish*パニッシュ公式通販