日々是好日

死ぬまでハッピー!

ギャング アワー/今世紀の覇権『漫画』

ラ・セッテプロデュース「ギャング アワー」

期間:3月13日~3月18日

劇場:赤坂レッドシアター

あらすじ(東京音協公式ホームページより):

大金持ちの息子を誘拐したあるギャング団がとんでもない事態をもたらす?
スタイリッシュでクールなビジュアルで人気を博した作品

 (公式のどこを探してもちゃんとしたあらすじが載ってなくてびっくりしたんだけど、大金持ちの息子を誘拐したはずが間違えて平凡なサラリーマン家庭の息子を連れてきてしまったギャングがそれを隠したり、自分を変えようと頑張ったり、へたくそなお友達計画を遂行したりするお話です) 

 

 

 

 さて。

 こちらの作品は、2001年に*pnish*が上演した「パニックラッシュ」という作品が元になっているそうで(というかそれが初演という位置らしい)、「ギャングアワー」としては2011年の演劇集団イヌッコロ版、2014年のラ・セッテプロデュースに繋がり、今回はその再演となったようです。

 推しは前回に引き続き、演出のみで携わっています。今回は千秋楽で日替わりゲストとして出演もしたけど!嬉しかった!鈴木さんのブロマイドも欲しかったな!!!

 タイトルにもしていますが、舞台を観ているのに、漫画を読んでいるような感覚でした。キャラクターが強くて、はっきりとわかりやすい場面が多くて、見せ場では「ドン!」と効果音も響くし、照明はカラフルで華やか。だけど、緊迫感のあるシーンでは時計の秒針がただ鳴っていて、そのアナログさとのギャップがまたそれぞれの良さを際立たせていたような気がします。

 トップクレジットは田中役の木ノ本くんなんですけど、塩田さん演じる渋谷が主人公だとしたら、週刊少年ジャンプに連載してそうだなって思います。巻頭カラーで人気投票の結果発表するやつ。1位は鮫洲くんで2位は渋谷ちゃんで3位は三鷹さん、みたいな。連載決まらないかな~~~!?!?

 とにかく、一にも二にも、面白かった! それに尽きます。いや尽きないから感想書いてるんだけど。笑って、ドキドキして、愛おしさでいっぱいになって。こんなに焦がれる舞台、もしかしたら初めて出会ったかもしれない。それくらい好きになってしまいました。

 細かい感想書きます!

 

 

 

■鮫洲と渋谷

 最初からクライマックスだよ・・・・・・・・・。

 非道な人間になりたいと願ってギャングの世界に足を踏み入れたにも関わらず、自分を変えられず、他人へのやさしさを捨てきれない男、渋谷。常にスリルやそれによる刺激を求め、他人を殺したり蹴落とすことも厭わない男、鮫洲。

 そんなふたりが主軸にいるお話だな、と感じました。コミカルなオープニングでも、鮫洲くんと渋谷ちゃんには確執が見えるというか。ふたりの視線が交わったと思ったら、スポットライトが当たった鮫洲くんはゆっくり笑みを浮かべて、その光が渋谷ちゃんに切り替わった瞬間に後ろを向く。ふたりが同じ方向を向くことはないんだよなあ。

 

 鮫洲くんは、ルールとか信頼を重んじるチームのリーダー・三鷹さんのやり方に不満を抱いていて、彼を殺すことを渋谷ちゃんに提案するんだけど、最初はその目的のために利用しようとしているに過ぎないのかなとも思っていて。

 だけど、三鷹さんを殺すため鮫洲くんと手を組むことを決めた渋谷ちゃんに「俺たちいいコンビだと思うよ! これからは他人を蹴落として一気にトップまでのし上がろうよぉ!」って笑う顔が嬉しそうで、やっぱり本当に、『渋谷ちゃんと』コンビになりたかったのかなあと思ってた、ら。

 

 

 いや、しんど~~~~~~~!!!!!!!!!!!

 こちら、千秋楽の夜に投下された、脚本家・羽仁修さんによるツイートです。いや、ちょっと、しんど・・・・・・・・。

 鮫洲くん、本当に友達になりたかったんだって。人生で初めて、友達になりたいと思ったんだって。

 「俺、渋谷ちゃんだったらめちゃくちゃサポートするし!」っていう台詞、自分の計画に乗せるための甘い嘘だと思っていたのに、本当に支持するつもりだったなんて。私が嘘だと思ったんだから、鮫洲くんに不信感抱いてる渋谷ちゃんなんて100パーセント信じてないよ!!!悲しいな!!!

 

 観ながら、なんで鮫洲くんは渋谷ちゃんに執着するのかなって不思議だったんです。三鷹さんを殺すだけなら、他にいくらでもやりようはあったはずだし、この計画の途中で渋谷ちゃんを切り捨ててもよくって。それなのに、鮫洲くんは場を修正してでも渋谷ちゃんが人質ミスに巻き込まれることを待つし、「渋谷ちゃん早く撃っちゃってよ!」って叫ぶ。

 三鷹さんを陥れるために渋谷ちゃんを利用したんじゃなくて、渋谷ちゃんとコンビに、友達になるために邪魔な三鷹さんを消したかったんだなあ。

 渋谷ちゃんは実直で、部下にも慕われてて、力もあって。でも、やさしさを捨てられない自分に、悩んでて。そんな存在が、この仕事は俺の性に合ってると言い切れる鮫洲くんにとっては特異に映ったのかな。三鷹さんと同じかそれ以上に、鮫洲くんは渋谷ちゃんの実力とか素質を評価していたのだと思います。

 そんな自分とはかけ離れた渋谷ちゃんが、大事な上司を、チームを、自分自身を壊すところを見たかったのかなと思っていたし、今もその印象は変わらないけど、それに加えて、シンプルに「友達になりたかった」ってつらすぎる。

 鮫洲くんにとって渋谷ちゃんは人生ではじめて友達になりたいと思った相手だけど、渋谷ちゃんにとって鮫洲くんはおそらく人生ではじめて殺した(実際は未遂だけど)相手なんだよなあ。

 

 「渋谷ちゃんがリーダーだったらもっと上に行けると思うんだよね」って吹き込んだときも、「渋谷ちゃんのことは刺さないよ。渋谷ちゃんは僕の数少ない友達だ」って笑ったときも、渋谷ちゃんが銃さえまともに構えられないくらい震えてたら「結局おれひとりか」って到底敵わないとわかってた三鷹さんに向かっていったときも、渋谷ちゃんに銃向けられてるのに「三鷹を殺せばすべて上手くいくって」ってぜんぶひとりで片付けようとしたときも、いつだって、鮫洲くんの言動の起点には渋谷ちゃんがいて。

 ことごとく、甘いんだよね! 「手ぬるいねえ」って呆れながらも、渋谷ちゃんが止めたらホームレスさんを殺すことは諦めるし、邪魔した大崎くんは殺そうとするのに渋谷ちゃんが自分に銃を向けても三鷹さんをやろうとするし。でもなんかそういうのも、ぜんぶ、渋谷ちゃんの意思を尊重した結果だったのかな。

 鮫洲くんにとって、渋谷ちゃんは「友達」で、代わりのいる駒でも、命令して動かす手下でもなくて。だから、きっと人殺しを好まない渋谷ちゃんが、自分の意思で三鷹さんを撃つこと、鮫洲くんを選ぶこと、ギャングに染まること、いっしょに悪者になることを望んでたんだろうなあ。友達になりたいって思ったとき、自分を相手に寄せるんじゃなくて、相手を自分のところまで引きずり落とそうとするあたりが鮫洲くんの歪みだよなあ・・・。

 歪んでいても、倫理観とち狂ってても、鮫洲くんは紛うことなく「友達になりたい」と望んでいたわけだけど、渋谷ちゃんにはそんなのこれっぽっちも伝わってなかったのがな~~しんどいな~~壊れるほど愛しても1/3も伝わらない!!!!!*1

 

 渋谷ちゃん、三鷹さんにも鮫洲くんにも少なからず憧れていたと思うのですが。前者は尊敬で、後者は羨望であり畏怖であり嫉妬であり劣等感だから、そりゃあ相手が自分の力を認めていることになんて気づかないよね。鮫洲くんは友達アピール下手くそだし・・・。

 でも、他チームから脅威に思われてたり高田さんにも「なに話したらいいかわかんない」って言われたり赤羽や大崎にも恐れられてる鮫洲くんに、正面切ってぶつかってきてくれるのは渋谷ちゃんだけだったんだよなあ。自分にそういう劣等感が向けられてたこと、鮫洲くんももしかしたら気づいてなかったのかな。

 渋谷ちゃんに「なんでこの世界に入ったんだ? 教えてくれ!」って頼まれたとき、茶化そうとしたのにその真剣な様子に「そうだなあ・・・」ってきちんと考えて答えた鮫洲くん、すごくただの人間みたいな顔をしていて、『友達』に自分のことを聞かれて嬉しかったのかも、と思いました。

 

 渋谷ちゃんを三鷹さん殺害計画に乗っからせた決定打は、鮫洲くんの「自分の利益のために人を殺してみなよ。絶対に変われるよ」だろうけど、これに加えて、「俺はみんなの仲間に入りたいんだよ」って言って、渋谷ちゃんが可愛がってる赤羽や大崎=仲間を巻き込んだことも大きかったのかな。周りの人間みんな取り込んじゃえば、やさしい渋谷ちゃんは彼らを守らざるを得ないから。自分を変えたいっていうかねてからの願望も叶えられるし、鮫洲くんにとっては、渋谷ちゃんを確実に自分サイドに引き込める完璧な企てだったのだろうなと思う。

 「渋谷ちゃんには撃てないよ」という台詞からも鮫洲くんが渋谷ちゃんのやさしさを舐めてたのがわかるけど、それでも撃たれて、裏切られて、何を思ったんだろう。

 って考えてたんだけど、信頼や裏切りに重点を置いていない鮫洲くんは、もしかしたらそのこと自体はあまり気にしてないのかも。もちろん驚きはしただろうけど。でも、「人を殺せば人生が変わるって言ったのはお前だぜ」って言われて「なぁるほど」って笑った鮫洲くんは、少しだけ嬉しかったのかな、って思った。

 結果として三鷹さんを殺して渋谷ちゃんとトップに上り詰める計画は破綻してしまったけど、その根本にあった「渋谷ちゃんが人生を、自分を変える瞬間を手に入れる」ことは叶ったのかな、と。実際殺せてないけど、鮫洲くんは渋谷ちゃんの人生を変えたんだよなあ。確実に、大きな影響を及ぼした。

 

 三鷹さんとの決闘シーンでも、鮫洲くんはただ戦うだけじゃなくて、一回ナイフちらつかせて渋谷ちゃんを挑発するんだよなあ。あの場面、ちゃんと見ときなよって煽ってるようにも、臆病者って嘲笑ってるようにも見えたな。1公演だけ、悔しそうな不甲斐なさそうな顔で決闘を見てる渋谷ちゃんの元へ近寄った鮫洲くんがその肩をとんって手で落として、そのまま渋谷ちゃんが力なく座り込んだときがあって最高でしたね!!!!(思考力皆無)

 16日の公演からこのシーンが始まるときに「結局おれひとりかあ」って台詞が付け足されてたんだけど、それも切ないよね~~今までずっとひとりで生きてきたんだろうな、そんな人生ではじめて友達になりたいと思ったのが渋谷ちゃんで、コンビになるために結局おれひとりでも三鷹さんに向かっていって・・・瀕死に追い込まれながらも頑張って・・・それなのに勝つ寸前のところで撃たれて・・・いや、しんど・・・・・・(無限ループ)

 

 最後の「俺を敵に回すと怖いよ~?」はどういう意味なのかな~~~。鮫洲くんは渋谷ちゃんを敵と認定したのか、まだ『友達』になることを諦めていないのか。この友達の定義も、鮫洲くんの思考じゃ単なるハッピーフレンド☆って感じじゃなさそうだしなあ。今後、敵として渋谷ちゃんの命を狙っても、また自分のもとに引き込もうとしても、どっちでもいいなって思います。続編、観たいな!!!! 

 鮫洲くんと渋谷ちゃん、どうしたって背中合わせで交わることができなかったふたりが、切なくてしんどくて愛おしいです。とりあえずお友達計画は交換日記から始めよう。

 

 

■渋谷の開花

 この作品は渋谷さんの成長物語でもある、と始まる前に公式アカウントで紹介がありました。演出家である推しも「悩める男・渋谷」と書いていたし。

 渋谷さんは、「臆病で根性なし」な自分を変えるため、「トップにのし上がれるような横暴でずる賢いやつ」になるためギャングに入ったのに、なかなか変われない自分に嫌気がさしていて、その焦燥感がずっと伝わってくる役でした。大崎はそんな渋谷さんを「やさしくて思いやりがある」と言ってくれるけど、それじゃだめで。

 鮫洲くんがチームに入ってからは特に、彼に到底敵わない自分に悩んで、上に行きたいという気持ちが感じられない三鷹さんにも焦って。どこに行けばいいのか、どうやって進んだらいいのかわからなくて立ち往生してるみたいな、そんなひと。

 そんな渋谷さんは「自分の利益を追求するため」に鮫洲くんと手を組み、三鷹さんを殺すことを決めるけど、結局はその圧に怯んで銃を構えることさえできなくなって。鮫洲くんにナイフで刺すふりをされた直後も、三鷹さんと鮫洲くんの決闘を見てるときも、悔しさとか恐怖とか不甲斐なさとかいろんな感情でぐちゃぐちゃって表情をしてたなあ。

 ずっと「自分を変えたい」「人間は変われるって証明したい」って言ってた渋谷さんは、最後の最後でやっと「俺は変わるんだ!」って宣言することができて、この言い方がしっかりと言い聞かせるみたいな日もあれば、強く自分自身を奮い立たせるみたいな日もあって好きでした。肌がびりびりと震えるような、心の叫びだった。

 

 じゃあ渋谷さんはどう変わったのか、という話なのだけど。

 私は、彼がなりたいと言っていたような「横暴でずる賢いやつ」「自分の利益だけ追求する人間」に変わったわけではないと思います。というか、本質は変わってないと思う。ただ、自分の意思を見極めてそれを貫き通す力を手に入れたのかな、と。

 渋谷さんが欲しがってたのは、単純に他人に振るわれる外向きの力だけど、本当に彼に必要だったのは自分が何をしたいかと具体的に決めることができる内向きの力だったように思うし、三鷹さんもそれを知ってたんじゃないかな。裏切った高田さんを殴る渋谷さんに三鷹さんが小さく笑ってたの、好きだったな。

 

 最後、鮫洲くんに銃を向けた渋谷さんが何を思ったのか。私は、あれは衝動だったと思います。三鷹さんを守りたいとか、ひとが死ぬのを見たくないとか、鮫洲くんを殺したいとか、自分を変えたいとか、そういうのぜんぶ違ってて、でもぜんぶ含んでて、ただ、「このままじゃだめだ」っていう漠然とした衝動。

 変わったから撃った、というよりも、撃ったら変わった、のほうが近い気がした。あの銃声が、渋谷さんの殻が破れた合図だったような。行動が先にあって、それに変化がついてきたというか。

 あのあと、裏切った高田さんに「俺は変わったんだ。だから高田さんには負けないんだよ」って言ってホームレスさんの技をキメた渋谷さん、清々しく笑ってて最高にかっこよかった!!!

 高田さんを連れて行かせるとき「俺らを騙してたやつにきっちり吐かせて落とし前をつけさせる」って言う渋谷さん、自分だけの利益ではなく、『俺らのチーム』のことを考えてて、でもちゃんと甘くない手段も選べるようになったのだなあと思えました。

 

 渋谷さん、これからどんな道を進むのかな。

 っていう答えは、「一、トップまでのし上がる」しかないですよね。

 

 

■ギャングいろいろ

 愉快なキャラクターたちについてさくさく語ります! みんな大好き!

 

▼鮫洲

 まだ語るんかいって感じだけど、語るよ!!!!

 なんというか、家庭教師ヒットマンREBORN!雲雀恭弥さんを好きだった女はそりゃあ鮫洲くんに落ちるよね・・・・・・業の深さを感じた。

 まず、お顔がきれいすぎてびっくりした。佐藤さんのことを初めて観たわけではないのに、「鮫洲」としてそこに立っている姿があまりにも美しく、神聖で、邪悪で、触れたら切れそうな、致死量の毒を撒き散らす華のような。カーテンコール、毎回佐藤永典さんがこの世に生まれ役者という職業を選びギャングアワーに出演し鮫洲くんを演じてくださったことに感謝してました。

  「あら、渋谷ちゃんはお気に召さない?」って言う鮫洲くんの横顔がショッキングピンクのライトで照らされてるの、大大大正解で震えたな!!! 鮫洲くんという芸術品!!!!!

 鮫洲くんは他人との距離が近くて、パーソナルスペースにずかずか踏み入っていくけど、それも人懐っこいという印象ではなく、常に先制攻撃を仕掛けているような、凶悪で純粋なひとだなあと思いました。そこにいるだけで場を不穏にするような、周りの人間の力をごっそり奪っていくような。

 「自分の利益のために人を殺してみなよ」って渋谷ちゃんに吹き込むところ、纏わりつくみたいな、直接耳に流し込むみたいな言い方してるのが蠱惑的で好きだったなあ。言葉でゆっくり渋谷ちゃんを縛っていくのを感じた。すぱっと鋭い切れ味と同時に、ふんわり香る毒気も持ち合わせたひとなんだよなあ。

 アクションシーンの話。鮫洲くんは何発も体ぜんぶ使って拳を撃ち込んでいて、目潰しも仕掛けるし一度ナイフで刺した場所を執拗に狙うし、笑ったり思いっきり痛みで顔を歪めたり、とにかく勝ちに執着した戦い方をするんだなあって人間性に触れられた気がしました。三鷹さんの攻撃を両腕で防いで「この馬鹿力ぁ・・・!」って笑うところ、痛みさえも彼の求めるスリルなのかなとぞっとした。漫画だったら白目の中に小さく黒目が描かれているだろうな。トリップモードみたいな。

 最後に鮫洲くんの可愛かったシーンについて! 赤羽の真似してアラレちゃんの「んちゃ!」をソファに寝転がりながらやるところ、交渉うんぬんの話をしてるときにふわぁ~ってあくびしてるところ、三鷹さんに煙草の灰を落とされて飛び起きるところ! でも全編通してずーーーっと可愛かったし、大崎やホームレスさんに邪魔されてつまらなそうな顔してる鮫洲くんはめちゃくちゃ美しかった!

 本当に、大好きな役だったなあ。ずるくて、可愛くて、かっこよくて、しなやかで、美しくて、傲慢で、自由で、不器用で、いびつな。また会いたいな。

 余談ですが、佐藤永典さんのファースト写真集『いいかんじ。』、ポチりました。

 

▼渋谷

 全世界の女、渋谷ちゃんに恋するよな?????

 初日にずがんと落ちたのは鮫洲くんだったけど、徐々に惹かれていったのが渋谷さんでした。呼び名定まらないな。

 巻き込まれ体質で、世話焼きで、振り回されてばかりで、でも最終的にきちんと自分で選んで決めることができた渋谷さん。赤羽と大崎のことを見捨てたらきっとずっと後悔するって言葉にして、一度は切ろうとするのに結局助けちゃう渋谷さん。

 冒頭で「あいつらが失敗したらどうなるんですか?」って聞いて「処分ですか・・・」って呟く渋谷さん、自分が責任取らされることでも、きっとチームが格下げされることでもなく、赤羽と大崎が処分されることを心配してたんだろうなあ。三鷹さんはわかっていたみたいだけど。

 ギャングらしくなりたくて悩む渋谷さんだけど、大崎に向ける「サンキュな」がやわらかかったり、狼狽える赤羽に「大丈夫かぁ?」って笑う顔がやさしかったり、そういう素の部分が垣間見える瞬間にときめいたなあ。いい男力が高い。いろはすのオレンジ味飲んでるところはかわいい。

 あと、「おなか大丈夫すか!?」って高田さんに聞くところ死ぬほど可愛いよね。おなかって。鮫洲くんは「腹」って言うのに。育ちの良さが窺える。2回目の交渉電話が終わったあと、三鷹さんと高田さんが去ったのを確認してからよっっし!!って拳握るのも、突然の荒れた赤羽の登場に驚いて胸の前で両手握っちゃうのも、ぜんぶかわいい!

 渋谷さん役の塩田さん、とにかく日替わりゲストさんへのツッコミが上手くてびっくりしました。頭の回転が速い方なんだろうな。千秋楽、田中くんとまったく同じ格好して入れ替わりネタやって「あとは渋谷さんのセンスにお任せします」って丸投げした演出家さんに、「あ~~・・・どうしようこれ・・・」ってなってる渋谷さんめちゃめちゃ愛しかったです!!!

 

▼赤羽

 トップオブバカ(褒めてる)(大好き)。

 オープニングでナイフ舐めて「いってえ!」ってなってる時点でもう救いようのない清々しいバカだということがわかって最高。しかもこのあと一切ナイフ使うシーンないんだよ・・・。

 その場の勢いで生きてる赤羽さん、田中くんが人違いだってわかったら「よーしお前にあだ名をつけてやる、鈴木だ!」って言い出すし、コーヒーにマヨネーズとかいうすぐわかる嫌がらせして逆に飲まされるし、最終的に田中くんに完全にイニシアチブ渡しちゃうし、愛おしさしかなかった!!

 鮫洲くんと渋谷さんがシリアスな雰囲気醸し出してるところに「キーーーン、んちゃ☆」って走ってくる度胸、褒め称えたいよね。こんにチワワ!もめちゃくちゃ好きです。

 そんなコミカルでおバカな赤羽さんだから、自分や仲間の命のために三鷹さんを殺すって決めたときの必死さが切なかった。これは現実問題だ、って叫ぶの、胸にきたなあ。大崎くんを助けようとして鮫洲くんに銃を向けるのに実弾が入ってなくて、カチッカチッてただトリガーを引く音だけが響くあの時間も、耐えられないくらいつらかった。こういうの思い出すと、本当に鮫洲くんは渋谷ちゃん以外に容赦がないな。

 短絡的で、猪突猛進タイプで、ギャグも寒いけど、全力でやさしい赤羽さんが好き!

 

▼大崎

 この作品の良心。友達が「大崎くんはディズニープリンセス」って言ってて、わかる・・・ってなった。

 にこにこ笑顔が可愛くて、「思いっきり褒めてください♡」とか言っちゃって、出会ったばかりの田中くんのために自分のミスだからって始末される道すら選ぼうとして。大崎くん、なんでギャングになったんだろう。親とか友達のためなのかなあ。

 オープニングで逃げようとする田中くんの道を塞ぐときの大崎くんが好き!あの足をぱたぱたって空中でさせるやつすごくないですか!?

 鮫洲くんの「脳天にズドーーン!!」ではぁあぁって腰抜かすのも、田中くんの運転免許証見て崩れ落ちるのも、コメディを体現してるみたいで面白かったなあ。交渉電話でサムライになっちゃうところ、当たり前にみんな大好きですよね・・・相つかまつったーーーー!!!!! ここで渋谷ちゃんが携帯を耳から遠ざける顔も好きだよ!

 そして大崎くんといえば三鷹さんから銃を借りるシーン。いちばん最後まで反対してて、納得もしてなかったのに、殺害計画の決行の合図を任されるなんて残酷だよなあ。三鷹さんを呼びに行くときの、みんなが大崎くんを見てる時間、秒針の音が重々しくてこちらまで押しつぶされそうだった。誰よりも仲間を思いやって大切にする大崎くんが、震える手で銃を借りて泣きそうな声を出すあの場面、毎回つらかった。

 大崎くん役の橋本さん、とても誠実でやさしい方なんだろうな~ってカテコ挨拶とかSNSから窺えて、大崎くんにはそのお人柄も反映されてるのかもと思いました!

 

三鷹

 圧倒的に強かった~~~!

 そこにいるだけで威圧感があるし、見るだけ、近づくだけで相手を怯ませるオーラを持っているひと。そういう他人を従わせる何かに渋谷さんは憧れたんだろうなあ。

 ルールに厳しい三鷹さんだけど、赤羽が交渉やりたいって訴えたらやらせてあげるし、大崎くんに銃貸してあげるし、部下の意思を尊重してくれるいい上司なんだよなあ。信頼されること、よりも、信頼すること、を大切にしていたのかなという印象。

 鮫洲くんと勝負するまではわりとゆったりと気品さえ漂わせていて、物静かだったけれど、ひとたび拳を握るとやっぱりギャングチームのボスなんだなと思わせられた。鮫洲くんに比べて一発の重たさが段違いで、手数よりも威力で勝負という感じ。ソファで殴られてるとこも、最後に蹴りひとつで形勢逆転させるのがかっこよかったな~! 長い御髪をばさばさ揺らして一心不乱に闘う姿、どこからどう見ても強かったし美しかった・・・。

 最後の場面で、渋谷さんに「一、トップまでのし上がる」って言われて、ちょっと俯いて笑うところが好きだったなあ。心配もしてただろうけど、そのぶん、可愛い部下だったんだろうな。渋谷さんが自分を変えたことに呼応して、三鷹さんもなにか晴れたような気がした。

 あと、これは妄想なんですけど、お札を抜き身でポケットに突っ込んで管理してる三鷹さん、コンビニとかでお会計したらレジ横の募金箱にお釣りそのままぜんぶ入れて店員さんに「ありがとうございます~」って言われて会釈だけ返しそうじゃない?

 

▼高田

 あのねえ声が好き! シルバーのスーツとラメラメのストール、ピンクのネクタイを着こなすビジュアルも好きなんだけど、今回、とにかく声が印象に残ってるひと!

 「それってどうかな~って思ったんだけど、金がよかったからさあ!」が特に好きだったな・・・あっけらかんと、悪びれる素振りなんか一ミリもない清々しさ。作中でいちばんシンプルに生きてるひとかも。

 助けを求める田中くんの背中に銃突きつけて「殺すよ?」って圧のある声で言うとこ、私が理性のないオタクだったら殺して!!!!!!!って叫んでたもんな。渋谷さんと違って、本当に躊躇いなく殺しそう。最高。「次来たら確実に殺すね」も好き。

 がめつさ極めてホームレスさんにもらったもの食べておトイレに駆け込んだり、ずっとなにかもぐもぐしてたり、キュートな面も見せてくれる高田さんだけど、「僕みたいな何の才能もない人間」って言い切っちゃうところは切ないよな。悲観的に捉えてはいないのだろうけど。すべて金のため、って割り切れるのは強さなのかもしれないけど、これからも渋谷さんたちのチームにいるみたいだし、何か得る日が来ればいいな、とわずかに願ってしまう。

 

▼ホームレス

 圧倒されてしまった・・・・・・(CV:田中)。

 開演前にも、アナウンスが流れてくると窓の外をうろうろして世界に引き込んでくれていたホームレスさん。ずっとパン食べてるかと思ったら葉っぱをいじってる日があったり、千秋楽はひたすら窓枠のほこりをなぞっていて、「今日で終わりだから掃除してるのかな・・・」って友達とざわざわしてました。

 ギャングでもなく、その空間とは切り離された外部の人間として、でも強烈なインパクトを与えてくれる役だったなあ。田中くんとはまた別の意味でのカンフル剤というか。出てくると無条件で見ちゃうひと。

 大崎くんの代わりに交渉するシーン、「私も覚悟を決めたんだ!!!」が好きすぎて毎回めちゃくちゃ笑ってた。なんで一言なのにこんなに面白いんだろう。天才なのかな・・・。

 最後の「覆面捜査官だ!」って名乗るところ、初日はまんまとそうだったのか~~ってびっくりしちゃったなあ! 最初から最後まで映画の撮影って信じ込んでて、シリアスなアクションシーンもホームレスさんが「監督!リハなんだから本気でやらなくていいんだよ!血出てるじゃねえかよ!」って場違いな言葉を投げてくれるから、私たちも構えすぎず、コメディとしてこの作品を観ることができたんだよなあと思います。宥めるように「うん、うん!」「黙って」って差し込む田中くんも大好き!

 怪演、という言葉が相応しい、安定感も安心感もある最高の役どころだったな~! あの激しさ、クセになる!

 

▼田中

 究極の巻き込まれ青年・田中くん。誘拐されたと思ったら人違いで、そのギャング団の内部抗争にまで巻き込まれて。それなのに最終的にそのチームに入ることを決めちゃう、変わったひと。

 とにかく、田中くんに関しては、演じている木ノ本くんへの「この人はすごいな」が抜群に深まりました。追憶ダンスでもマーダーケースでもる年でも思ったけど、表情が豊かで動きがしなやかであることに加えて、見た目から与える説得力がとても高い。衣装のしわのひとつひとつまで計算しているのではと疑いたくなるくらい、すべてがきれい。ギャグめいたお顔をしていても、本人から気品があふれてるから気持ちよく観れるんだよなあ。

 なんでギャングチームに入ることを決めたんだろうって不思議だったのだけど。映画が好きで、悪役が好きで、そういう世界に憧れていた平凡なサラリーマン家庭に生まれ育った田中くんは、はじめて触れた圧倒的な非日常に魅せられてしまったんじゃないかなあと思います。あの日のどから手が出るほど欲しかった世界が、目の前にあったんじゃないかなって。だから、すべてを捨ててでも掴んでしまったんじゃないかなって。

 危険な場所を抜けることができたのに、ホームレスさん捕まえて説明して騙してわざわざ「助けに来たよ、大崎くん!」って再び戻ってくるの、並みの神経じゃないよね!? もともと大胆で恐れ知らずな素質があったんだろうな・・・。怖いけど自分を奮い立たせた、って感じでもなかったし。

 赤羽に「プロでしょ、信じてるよ」ってまっすぐ言うところ、プラーザの片鱗が見えてかっこよかった。渋谷さんとはまた違った求心力がある男なんだろうな。

 大崎くんと仲良しなの、かわいかったなー! 渋谷さんが協力してくれるってわかったとき、大崎くんとこっそり拳を合わせてて、ほんと卒倒するかと思った・・・サンリオじゃん・・・。これからも仲良しでいてほしいな。

 しかし田中くん、否、たまプラーザ、いつか部下ができて「プラーザさんはなんでギャングになったんですか?」って聞かれたら「それが間違えて誘拐されてさあ」って答えるの? 愉快すぎない?

 最後に、千秋楽カーテンコールで木ノ本くんが「田中は主役ではありません。全員が主役です。誰ひとり欠けてもギャングアワーではありませんでした」って挨拶していて、田中くんは主役ではなかったかもしれないけど、間違いなく、このカンパニーの座長は木ノ本嶺浩さんだったのだなと感じました。いろんなことを、しっかりと言葉にできるひと。このひとが軸にいたから、こんなにもすてきな作品になったのだろうと思います。

  

 

 

■演出家さんのファンとしての話

 冒頭でも書きましたが、今回、私は演出家さんのファンでした。いや2日目からは鮫洲くんのオタクも兼任してたけど。

 舞台に通ってる期間中、バイト先のひとにその話をしたら、「出演してないのにそんなに観るんですか?」って聞かれて、確かにな!?ってハッとしたくらい。劇場に推しはいませんでした。見かけることはあったけど、それもスタッフとしてただ歩いている姿で。

 役者として好きになったひとが、演出一本で携わる舞台を、私はどんな気持ちで観ればいいんだろう、どうやって受け止めるんだろうって。初日が明ける前、舞台公式アカウントのSNSにまったく姿を見せない推しを思いながら、どう観るのが正解なのかなって、少しだけ迷ってました。

 でも、それ以上にやっぱり楽しみで、このひとが100パーセント演出だけに力を注いで作る舞台ってどんなものだろうってわくわくして、その時間が嬉しくもあって。まあ、だからチケットもいっぱい取ったんですけど。

 幕が開けたら、すべて杞憂でした。ギャングアワーは最高に面白かったし、推しはそこにいました。さっきいないって言ったじゃんって話なんだけど、いやもちろん舞台上に物理的に存在してはいなかったんだけど。

 でも、舞台を観ている間、推しのお芝居だったり、見せ方だったり、理想とするものだったり、表現してくれるものだったり、そういう、「推しの演劇」をひたすら、ずーっと感じました。

 演出って、そのひとの頭の中身が透けて見えるようだなあと思います。そのひとが面白いと感じるもの、信じてるもの、とか。それを余すことなく受け取れる舞台でした。

 ただ「お芝居を観られない」んじゃない、推しのお芝居を知っているからこそ、大好きだからこそ、演出作品から伝わってくる何かもあって。そういうの抜きにしてももちろん楽しいんだけど、私が大好きな推しの「表現」が見えて、気づいたらぼろぼろ泣いてる日もありました。

 本当に、本当に、ひたすら楽しい日々でした。演出家さんのファンってこんなに楽しいんだってびっくりした。私は推しのことが好きだけど、それ以上に、推しの作り出す空間が好きなのかもしれない。それはイコールに近いけど、ちょっと違う。

 役から受け取る感情、シーンから伝わる熱、照明や音楽のタイミング、色、雰囲気、ぜんぶ、推しが先頭切って作ったもので、この作品の隅々までそのこだわりが行き届いてるんだと思ったら、幸福でどうにかなりそうでした。

 私は客席から、舞台上に向かって拍手をしていたけど、その音が、気持ちが、劇場のどこかに常にいた推しのところへも届いていたらいいなと、願ってやみません。

 

 最後に。

 ギャングアワーは、推しの所属事務所、ラ・セッテによるプロデュース公演でした。事務所のマネージャーであり、プロデューサーでもあった星さんによる、ホームページのブログに書いてあった文章がとてもすてきだったので、抜粋して掲載します。

 でも全文読んでほしいな! ここから読めます!

 

lasette.net

 

ラ・セッテ プロデュースなんて書いていますが、うちなんてほんとに小さい芸能事務所なんです。大きな会社ではないですし、舞台の制作会社でもありません。
それなのにこんなに立派な公演を行う事ができたのは、みなさまのお力添えあっての事なのです。そして、佐野大樹さんのおかげなのです。
大樹さんとは、かれこれ10年以上お仕事をご一緒していますが、毎年毎年、本当に進化しているな…って思います、この2、3年は特にそう思います。マネージャーの私が会社のブログに書くのも変ですが、きっと日本を代表する素晴らしい演出家になるのだろうなって思います。少し大げさでしたかね。。

 

 私は、応援している役者さんの、演出家さんの所属している事務所がこのラ・セッテであることを、本当に幸せに思います。ずうっと思ってたけど、今回でまた痛感しました。

 推しが、すぐ近くにいていっしょにお仕事をしている方からこんな風に書かれるはたらきを毎回していること、そうやって前へ上へ進んでいく姿を見せ続けてくれていることにも感謝しているし、誇らしいし、なんというかもう、単純に嬉しいです。

 佐野大樹さんは、絶対に絶対に、日本を代表する素晴らしい演出家さんになるのだろうなって私も感じてるし信じてるし、そうなったとき、変わらず客席で拍手をしていたいなあと思います。

 

そして、今回はお客様の【役者さん・演出家・作品への愛】を物凄く感じました。物販をしながら泣いたのは初めてでした。心から感動しました。
みなさん、いろんな想いをもって劇場に来て下さっているのですね。
感動をありがとうございました。

 

 劇場に足を運ぶ愛を作り手にいるひとが知ってくれて、そしてもっと大きな愛で作品を包んで返してくれるって、すごいことだよなあ。今回、ギャングアワーは観客にもスタッフさんやキャストさんにもとても愛された舞台なんだなあと感じました。何があったというわけではなく、ただ言葉や雰囲気から。伝わるものがあったのだろうなあ。

 この舞台を観劇できて、愛せてよかったなあ。嬉しいことばっかりでした。

 再演も続編も映像化も、してほしいなあ! とりあえずありとあらゆるアンケートに書いておきます! WBB版も観たいし!

 あーーーーー、楽しかった!!! 

 

 そしてそんな最高の推しこと佐野大樹さん、4月には同じ*pnish*のメンバー・土屋佑壱さんといっしょにショーをやります!! 去年も同じ時期に結成されたユニット「SniTs」によるショー! vol.2です! やったー!! 息をするようにダイマ!!!

 チケット代3500円が安すぎてひっくり返るし、人生変わるくらい楽しいので皆さまぜひ!!!! 

ここから買えるよ~!

 

 

  アレってなーに~~~~

~!?!?!?

 

 

*1:16日日替わりゲストの好井さんが渋谷ちゃんを「シャムシェイド」といじったときの「壊れるほど愛さねえよ!」ってツッコミ、天才でしたよね・・・

推し事ソング5選

 

 こんばんは!

 ずっとやりたいな~と思ってた推し事ソング紹介記事(?)を書いてみます。

 一応、1アーティストさんにつき1曲にしてみました。

 

 

 

バンザイ ~好きでよかった~/ウルフルズ

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 初めてお会いしたフォロワーさんに「友達にりこさんのことウルフルズみたいなひとって紹介してるんですよ~」って言われたのが思い出深い1曲です。

 

イェーイ 君を好きでよかった

このまま ずっと ずっと 死ぬまでハッピー

バンザイ 君に会えてよかった

 

 いやもう、ほんとこれ~!ですよね(語彙力の死亡)

 私は推しに出会えたことが人生最大の幸福だと思っているし、この先どんなに嫌なことやしんどいことがあったとしても、その日々のなかに推しがいてくれるなら絶対にハッピーです。

 君を好きでよかったー!バンザーイ!って諸手を上げて叫ばせてくれる推しなので、私はいつでもウルフルズ精神でいられるんだと思います。

 

スゲェスゲェ幸せな気分の時は

帰り道で君を思い出す

コンビニをうろうろしながら

思い出し笑いを噛み殺す

 

 あと、ここも好き。「幸せ」と「推し」が連動してるから、ぜんぜん関係ないことで嬉しい気持ちになってるときもなんとなく思い出しちゃうんだよね。

 余談なんですけど、いま「かみころす」で変換したら「咬み殺す」って出てきて古傷が疼きました。

 

 

透明人間/東京事変

透明人間

透明人間

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  推しのファンとしてのテーマソングかも。こういう風にいたいなっていう曲。

 

あなたが笑ったり飛んだり大きく驚いたとき

透きとおる気持ちでちゃんと応えたいのさ

 

あなたが怒ったり泣いたり声すら失ったとき

透きとおる気持ちを分けてあげたいのさ

 

 どちらもサビの歌詞なんですけど、なんというか、推しがどんなときでも、まっさらな気持ちで受け止めてリアクションしていきたいなあって思います。

 推しが嬉しそうだったり楽しそうなときは私も心からの笑顔で応えたいし、悲しそうだったり悔しそうなときは丁寧に絞り出した言葉でなにかを伝えたい。

 ファンの姿って常に見えているものではないと思うし、ほんとうに「透明人間」みたいなもので、だけどそこにいる事実はあるから、疑いや斜に構えることのない存在でいたいです。

 

何かを悪いと云うのはとても難しい

僕には簡単じゃないことだよ

ひとつひとつこの手で触れて確かめたいんだ 鮮やかな色々

 

 噂とか憶測に惑わされそうになるときもあるけど、私は私が確信をもったこと、信じたものだけ見ていたいな~ってめちゃめちゃ思う! 推しに関しては尚更!

 

またあなたに逢えるのを楽しみに待って

さよなら

 

 この部分、推しの現場の千秋楽帰りとかに聴いて、「さよなら~~!!」ってなる。

 基本的に「この現場が最後かもしれない」って常に思うようにはしてるんですけど、いつかの為の言葉に聞こえるから、「さよなら」が寂しくなくて好き。

 

 

セントエルモの火BUMP OF CHICKEN

セントエルモの火

セントエルモの火

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 私にとっての推しってこういう存在だな~って思う曲。近いところだと、東京事変の「スーパースター」も同じ感覚。

 

How far are you?

星が綺麗なことに 気づいてるかな

僕が気づけたのは 君のおかげなんだよ

ずっと上を見てたから

 

 推しって、ずーっとずーっと遠くを歩いてる存在です。どれくらい離れてるのか、見当もつかないくらい。

 でも憧れてるだけじゃなくてちょっとでも追いつきたいし、私も走っていたいし、その過程できれいな星とか小さな花に気づけたことが嬉しいです。そういうきらきらしたものを見つけるきっかけをくれるのも推しだなあ。

 

言いたいことはないよ 聞きたいこともないよ

ただ 届けたいことならちょっとあるんだ

ついて来たっていう 馬鹿げた事実に

価値などないけど それだけ知ってほしくてさ

 

 私は推しを勝手に道しるべにしていて、自分の意思でついて行ってるだけだから、振り向いてくれなくていいし好きに進んでほしいなあと思ってるんだけど、届けたい言葉はわんさかあるし、知ってほしい気持ちもあるんですよね。

 推しは*pnish*のメンバーを自分より上だと思っていて俺も上にいきたいから頑張る、だからずっとそこにいてくださいって言ってたけど、私も推しがずうっと前を進んでくれてるから頑張れるんだよな~! 推し、いつまでも絶対に手が届かないくらい遠くできらきらしていてほしい!

 

 

生kill the time 4 you、、♡/大森靖子

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 すべての歌詞が当てはまる!!ってわけじゃないけど、好き~~!!!♡♡って気持ちのときによく聴いてる。大森さんだと「ミッドナイト清純異性交遊」も推し事ソングだなあ。

 

君の戦い 出遅れたスーパーヒーロータイム

「もっとはやくね、会いたかったなあ」

 

 私が出会ったとき、すでに推しは*pnish*歴だけでも12年超えてたので・・・・・・。

 推しってほんとうに演劇界で「戦ってる」ひとだなあと思うし、もっと早く会って応援したかったなー!ってめちゃめちゃ思います!

 まあ若い推しに出会っていたとしてファンになったかどうかはわからないし、あのタイミングが最良だったとも思っているのですが。

 

美しさのディテール

100個歌えばわかるかしら?

(わからないんでしょうね)

 

 美しさの!!!ディテール!!!100個歌えば!!!わかる!!!かしら!!!!!!

 お顔も魂もとびきり美しい推しなのですが、一体どれだけ言葉を尽くして並べ立てて伝えていけば理解してもらえるのだろうと思います。わからないんでしょうね!

 

季節は通り魔

私の腕から 掻っ攫っていく

よろこびもかなしみも

死んでも記憶していたいよ、全部

 

 嬉しいことや楽しいことはもちろんだけど、悲しいなって思ったことも含めて、推しに関することはぜんぶ忘れたくないです。

 でも季節を重ねるたびにぽろぽろこぼれていっちゃうし、それが悔しくて寂しくて、と同時に、その中ではっきりと消えない声や表情や景色があることに嬉しくなったりもします。

 

 

恋文/Every Little Thing

恋文

恋文

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  私の元祖推し事ソングです(???)

 やっぱこれだな~ってなる。現場に行くたび、この曲の歌詞を噛み締めます。

 

たとえば

僕のためと言って

君がついた嘘なら

僕にとってそれは 本当で

会えないこの間に 少しずつ君が変わっても

想い続けられたら

  

 推しは基本的に嘘のないひとだなあと思っているのですが、本当にまるっきり正直者であるとかそうあってほしいというわけではなくて、何か理由がある嘘ならそれは真実と同義だと考えてます。夢を見せてもらっている立場として、夢を見続ける努力もしていたいというか。

 それに、推しはくだらない嘘で私たちを笑わせてくれることはあっても(この前ペガサスに乗ったよ~とか)(嘘のレベルが小学生でめちゃくちゃ可愛くないですか?)つまらない嘘で傷つけることはないだろうと信じてます。それこそ、私たちのための嘘なんだろうなあと。

 挑戦をやめず新しいほうへ進もうとする推しなので、これからいろいろ変わっていく部分もあるかもしれないけど、ただ想い続けていられたらいいなあ。

 

なるようにしかならない

そんな風にしていつも

手放してきたこと

大切なものを

信じ続けることは容易くはないけど

ほんのわずかでも

 

 推しは私にとって、まあいいやって諦めてきたものとか目を背けて蓋をしたものを、もう一度握り直させてくれる存在だなって思います。

 傷つかないように失敗しないように流されてきた私には推しのあのまっすぐさって眩しくてしょうがないんですけど、なんというか、このひとがいるから大丈夫って思わせてくれるんですよね! 推しがいるから強くなれるし、背すじがぴんと伸びます。

 いろいろ、疑っちゃったり不安になる瞬間もあるけど、推しを好きってことに関しては迷いがないし、この先も信じていけるひとを応援しているなあと確信してます。

 

僕が見つめる先に君の姿があってほしい

一瞬一瞬の美しさを

 

 もう、ひたすらに、これしかない!

 推しにはずっと見つめていられる場所にいてほしいし、私もその姿を見つめていられる場所にいたい。そのすべてが美しいと思ってるし、特別だし、大切なものとして刻みこんでいきたいです。

 推しのこと、ずっと好きでいたいよ~~!

 

 

 

 今回は5曲を選抜しましたが、米津玄師の「アイネクライネ」とか、the pillowsの「Funny Bunny」、東京事変の「閃光少女」、天野月の「EUPHORIA」とかもしっくりきます。病んだときは米津玄師の「ドーナツホール」聴くと少し和らぐ。

 こういう曲を聴きながら、現場の余韻に浸ったり、推しのことを考えたりする時間が好きです。

 

 

 推しの次回演出作品『ギャングアワー』は今日でお稽古がおわり、明日は場当たり、明後日から本番です。もういよいよだなあ。

 

enterstage.jp

 

 こちらのインタビューを読みながら、推しの演出がキャストの皆さんに信頼されてるんだなあと感じて、なんだか胸がぎゅっとなりました。

 それと同時に、すごく、「演出家」がドンと真ん中にいる舞台なんだなあとも感じました。どの作品もそうなんだろうけど。こういうインタビューを受けていても、ぽんぽんと名前が出てくるくらい、「大樹さんの作る舞台」なんだなあと。

 そういう作品を観られること、本当に幸せです。推しの現場なのに推しの姿を観ることはないって、なんか不思議な気持ちだったけど、きっと作品の隅々まで色だったり熱だったりこだわりが行き届いて満ちているんだろうと思うと、わくわくして仕方ない!

 ギャングアワー、まだチケットも少し残ってるみたいなので、お時間ある方がいればぜひ~!

 

 

推しへのお手紙に関する30の質問

 

 こんばんは!

 明日から久々の2連休ではしゃいでるので、ブログも2日連続更新しちゃいます。

 

kwisnmkt.hatenablog.com

 

 今回はこちらの質問をお借りしてみました。お手紙というものがだいすきなので、皆様の記事も拝読してにこにこしてます。

 

 

1.初めて渡した手紙を覚えていますか?

 内容はぜんぜん覚えてないです! たしか魔王JRのときに出したのが初めてかなぁ。

 好きになったきっかけとか書いたのかもしれないです。誰かにファンレターを書くこと自体はじめてだったかも。


2.封筒、便箋にこだわりはありますか?

 こだわり、というか、はじめてから今までずっと、同じ封筒と便箋を使ってます。

 レターパックではなくてバラバラのものなんですけど、どっちも無地です。便箋は5色16枚ずつ入ってるレターパッドで、公演のイメージによって毎回変えてます。


3.便箋何枚くらいの手紙を書きますか?

 2~6枚くらい。公演期間中は2枚に収めることを目指してます。初日と2日目と千秋楽は長くなりがち。

 便箋がわりとびっしり書けるタイプなので、枚数のイメージより実際の文字量は多いのかもしれない、と戦々恐々としてます。


4.手紙を渡す頻度はどれくらいですか?

 舞台やイベントなど、現場に入る日は毎回です。現場がない期間も、SHOWROOMやツイートへの感想とか、伝えたいことがあったら事務所に郵送してます。


5.マチソワ間での手紙は書いたことがありますか?

 ないと思います。。 マチソワ間で清書することは多いけど、マチネの感想をがーっと書いたことはないなぁ。


6.下書きを作成しますか?

 します! 前はしてなかったけど、公演期間中に同じ内容を書いちゃうのが怖いのと、一発書きで精度の高い文章を作るのが難しくて。


7.下書きをする場合はどのような形式ですか?

 iPhoneのメモに書いてます。お手紙フォルダ作ってまとめてます。


8.下書きまたは手紙の文章を考えるタイミングはありますか?

 公演が近づくと日常的につらつらっと。期間中は帰りの電車で考えることが多いです。

 夜中に作成した下書きは、翌朝にぜったい見直すことにしてます。十中八九ポエムになってるので。


9.下書きまたは本書きの履歴は残っていますか?

 途中から下書きだけ残ってます! 確認したらサムライモード以降はあった。

 本書きは残ってないです。でもだいたい下書きとおなじ。


10.便箋に文字を書くタイミングは決まっていますか?

 特に決めてはないです。でも昼間が多いかなあ。

 公演期間中は朝ちょっと早く起きて清書してます。初日は当日になりがち。


11.手紙を書きながら予定していたことより文章が増えることはありますか?

 たまにあります。なんか繋がりおかしいな?これ入れたいな?って清書しないと気づけないときとかあるので。

 思ってたよりスペースが余っちゃうときとかよくあるので、書きながら調整してます。


12.時節の句や締めの句など手紙の様式に沿った書き方を心がけたりしますか?

 してないです。推しがあまり固い文章を書くひとではないので、私もやわらかく形式ばってない書き方をするよう意識してます。


13.書かないように気を付けていることはありますか?

 うーーーん、「かわいい」と「無理しないでください」かなぁ。お手紙に限ったことではないけど。

 前者は単純に年上男性に投げかけるのが躊躇われるから。後者は、いつも限界まで頑張ってくれるひとなので、無理しすぎないでほしいなあって思うことはあるんですけど、無理しなくてはならないときってあるだろうし、そのへんは自分で決められると思うから。

 あと、気をつけてるわけじゃないんですけど、文句も書きません! そもそも推しに対してわざわざお手紙に書くような不満がないけど! なんでこうなっちゃったんだ・・・って思ったことはアンケートに書く。アンケートがなくても、観客が「うーん」ってなったことは推しもわかってると思うので、書く必要性を感じません。


14.これは必ず書いているということはありますか?

 「いつでも応援してます」は書きがちです。フレーズとはまた違うけど、お手紙のなかで1回は必ず「ありがとうございます」って書いてる気がします。推しへの感謝が尽きないので。。

 あと、書き出しも毎回だいたい同じです。


15.宛名に「~~へ」や「Dear」、「To」などは書いていますか?

 「佐野大樹さまへ」で統一してます。さま、は平仮名。全体的にやわらかい印象になるかなーと思って。


16.手紙本文の書き出しで名乗りますか?

 名乗りません! 名乗るという発想がなかった!


17.手紙本文の書き方は敬語ですか?

 ばりばりの敬語です。「~かな?」とか軽いタメ口もないです。


18.手紙の中に推しの名前はどれくらいの頻度で出てきますか?

 めちゃめちゃ出てくる~~!!! 舞台の感想書いてるときはぜんぜん出てこないけど、その代わり役名をいっぱい書いてしまうしなあ。

 書きながら、大樹さん大樹さんうるっさいな!!!って思います。削れるところは削ってるつもりなんだけど。「樹」の画数が多いので、枚数多いお手紙だと、後半は書きながらよくわかんなくなってきます(???)


19.手紙の中に好きという単語はどれくらいの頻度で出てきますか?

 めちゃめちゃ出てくる~~~!!!!!! うれしい、楽しい、大好き、尽くしです。こういうところが好きですとか、ここで好きだなぁって思いましたとか、そんなんばっかり。


20.手紙の中に必ず入れてしまう自身の癖のような文章はありますか?

 さっき回答してしまったこと以外だとあんまりないと思います・・・たぶん・・・。

 文章ってわけじゃないけど「世界でいちばん」ってよく遣うかも。私の世界一は推しが総なめしてるので・・・。かっこいいのも信じてるのも尊敬してるのも大好きなのもぜんぶ推し!


21.便箋にページ番号は振っていますか?

 振ってません!


22.本文最後に自分の名前以外に書いていることはありますか?

 ないです~。住所とか日付とかは封筒に書いてる。


23.最推し以外に手紙を書くことはありますか?

 あります! きちんとしたお手紙じゃなくて、メッセージカードだったりもするけど。


24.最推し以外への手紙の頻度はどれくらいですか?

 たまーーーに。舞台行くときに、書いたり書かなかったり。


25.下書きを読み返すことはありますか?

 内容被ってないかなーってチェックするときとか、公演終わって懐古したいときとかに読み返します・・・。大抵記憶がないから、「こんなん書いたっけ? だれ?」ってなる。


26.読み返した下書きについて手紙や別の形で推しに報告することはありますか?

 ないですね~~。


27.手紙を書いている上で自身が変わったなと思うことはありますか?

 最初のほうは「何を書いたら喜んでもらえるのかな」「どういうことを書いてほしいのかな」って考えてて、もちろん今もその気持ちはあるんですけど、それよりもっと、「これが伝えたい!」「こんなに素敵だったからこうやって感じたひとがいるって知ってほしい!」っていう感情で書くようになりました。前よりも素直に楽しく書けてる気がする。

 あと、お芝居の感想をより細かく書くようになったかなー。それは「舞台を観る」ということに自分が慣れたからかも。


28.手紙について推しから言及されたことはありますか?

 ないです!!!!!!!


29.手紙に書けないけど伝えたい想いはありますか?

 なんだろう? 宇宙でいちばんかっこよくてやさしくて明るくてとびっきりすてきなお芝居をしてくれる役者さんだから、早く人間国宝に指定されてほしいよ!とか? それくらいしか思いつきません!


30.自分の手紙と推しについて語りたいことをどうぞ

 デジタル化が進んでリプもコメントもリアルタイムで届けられるこのご時世に、ペンと便箋と封筒を用意してがりがりと手書きで綴るお手紙っていうツール、とても不思議でおそろしくて大切だなぁと思います。お手紙を書くのって気力がいるよね。それでも推しには何通、何十通って書いてしまっていて、それだけ伝えたい何かが湧いてくることにびっくりします。

 おおっぴらに公表するものではないからこそ、推しにだけ書ける話があったりして、お手紙すきです! 私が便箋に書いてる文章、字を、そのまま推しが読むんだって思うと変な気持ちになる!

 嬉しいも、楽しいも、大好きも、ありがとうも、これからもたくさん伝えていけたらいいなぁ。推しにお手紙が書きたくなりました。

 

 

 

 今日からギャングアワーのお稽古が始まったみたいです。

 キャストさんの集合写真が上がって沸いたんですけど、演出家さんの姿はなく、目が悪いのかも!と思って50回くらい端から端まで見ました。いませんでした。しょうがない。気配だけで嬉しいです。

 

 

 どんどん攻めていく構えの演出家さん、世界でいちばんかっこいい! 初日が楽しみだなー!

 

 

最近の推しが愉快でやさしい話

 

 こんばんは!

 最近の推し関連のいろいろまとめです。嬉しい楽しい大好きばっかり。

 

 

 

 

D-roomの後の話

 1月末のD-room11が終わって、推しは一人旅に行ったり、演出を務める舞台『ギャングアワー』やWBBの打ち合わせをしたりしてます。

 

 

 熱いお湯が苦手なので温泉もあまり好きではない推しなんですけど、箱根に一泊二日で行ってきたみたいです。

 何事も経験、と言って出発した一人旅、旅先から1回くらい写真付きツイートがあればいいな~なんて思ってたらわんさか呟いてくれて、なんだかこちらまで旅気分でした! 最後の最後に自撮りまでしてくれるパーフェクトっぷり!

 SHOWROOMでは「もっと調べていけばよかった」と反省もしていたけど、これが何やら来年のD-roomの準備にも繋がってるみたいなので、今から楽しみです。どこまでも未来を見ていてすごいなぁ。

 

 

 

 続いてこちら。画面が緑色。

 D-room内で大量のきゅうりを花束みたいにして貰ってたのですが、スタッフさんからのプレゼントだったようです。推しの好きな食べものはきゅうりとイカです。

 ありとあらゆるメニューできゅうりを食す推し、さすがの料理人。このあたり、ギャングアワーのこととかで悩んでるっぽかったので、突然のきゅうりツイートにほっこりしました。

 

 

 

 そして、ありがとうツイートもしてくれました。

 普段、こういうことを舞台ごとに呟くタイプではないのですが、きっといつも読んだり使ったりしてくれてるんだろうなあと感じます。

 お手紙もプレゼントも、感謝されたくて贈っているわけではないし、自己満足だったり、自分が伝えたいがためにやっていることだけど、こうして節目でお礼を言ってもらうと、なんだかやっぱり嬉しいです。ちゃんと、応援になってるといいな。

 

 

 

バレンタインの話

 バレンタイン! 皆さんも推しさんにプレゼントとかしましたか!

 推しの事務所は飲食物のプレゼントがオッケーなので、私もチョコレートを郵送しました。池袋のチョコレートパラダイス、死ぬほど混んでた。

 チョコを選ぶのはわくわくしますね。いつものプレ選びも好きだけど、バレンタインチョコって特別感があるし、パッケージもかわいくて、いろいろ見てるだけで楽しい。自分用にもめちゃめちゃ買ってしまった!

 そんなバレンタイン当日の推しのブログがこちら。

 

ameblo.jp

 

 バレン・・・タイン・・・・・・?という感じですが、「ちょこちょこ」というワードが2回も出てくるのはそのへん意識してるんでしょうか。

 

うーん。
今ちょうど足踏み中な感じです笑
ちょこちょこと動いておりますが
なんというかガッと進みたいけど進めないような。
いろんな事が立ち往生をしている感じです。
むむむ。

 

 全体的に明るい記事ではあるけど、立ち往生してるらしい推し。助けてくださいと言われてもファンは絶対に直接手を貸すことができないから、なんだか無力だなあと思ったりしました。寂しいとも悔しいとも違うんだけど。うーん。

 本当に「応援する」ことしかできなくて、がんばれがんばれって祈るしかできなくて、歯痒いです。でも、その先で完成させてくれたものをきちんと共有して、しっかり大切に観て、何かを考えたり感じたりするしかないんだよなぁ。

 推しはたくさんの力強い方々に囲まれているようなので、きっと然るべきときに然るべきひとが、然るべき方法で助けてくれるのだろうなあとは思います。

 情緒が不安定になってしまったけど、お料理を見せてくれるのはうれしい! 見た目もきれい!

 パンケーキ?ホットケーキ?を起きて作って食べる推し、ぐりとぐら、もしくはシルバニアファミリーじゃないですか??? めちゃめちゃカワイイ! こりすさんと赤い屋根のおおきなおうちかな!

 

 

 

 そんなこんなで、数日後。沸いた~~~~!!!!!!

 いやいや、1から10までかわいいとやさしいと大好きしかない。

 チョコ届いたよーって教えてくれるだけで嬉しいのに、「モテモテの気分です」ってめちゃくちゃ可愛いし実際たくさんもらってるんだから気分どころではなく爆モテだし、稽古場に差し入れすることわざわざ書く律儀さも愛おしいし、もちろん食べてくれるらしいし、その上お返しまで考えてくれるやさしさ~~~!!!!!

 バレンタインにチョコ貰いすぎて食べきれないからって稽古場に差し入れする演出家さん、どう考えても圧倒的モテ男でめちゃめちゃかっこいいですね・・・どれだけもらったんだろう・・・。

 ホワイトデー当日はギャングアワーの公演期間なので、演出作品を観られるだけで最高のお返しなんですけど、何か考えてくれるらしくて楽しみです! 去年みたいにブログに写真あげてくれたら嬉しいなー!

 余談なんですけど、あまりに嬉しくて友達に自慢ラインしたら、「大樹っちゃんはすごい」「なんていうか光」って言われて、渾身の「わかる」を返しました。

 

 

アイスの話

 

 

 やばいのは部屋着では?

 推し39歳、ジェラピケを部屋着にしてアイス食べてるんですが・・・・・・・・・オタクの妄想ではなく?

 もこもこルームウェアをしかもフード被って自撮りする推し、可愛さがビッグバン起こしてるし星ひとつ生んでしまったと思う。下半分しか写ってないのに顔の良さがわかるってなに?? あごのほくろが神の采配ってもう5万回言ってる!

 そしてオチがこちら。

 

 

 おなか壊してる!!!!!!!!!!!!!

 このツイート、深夜2時ごろに投下されたんですけど、私はなぜか早朝5時にふと目が覚めてぼーっとスマホ見たら通知きてて跳ね起きて読んで、ねぼけてるから「ボディブレイク・・・・・・・誰?」って思いました。推しが海外ドラマはまってるとこうなる。

 言葉選びが天才的だし、こういうことぼかしつつもわざわざ書くところめちゃめちゃ好きです! 改めて、愉快なひとのファンだなーって思った!

 なんというか、愉快でやさしくて誠実な推しを応援している毎日は退屈することがなくて、ずーっと嬉しいことや楽しいことばかりで、そういうのって当たり前じゃないしとても特別で幸せなことだなあと思います。

 推しが食べてたパナップ、私も食べたいなって思って地元のコンビニとかドラッグストアとか6軒くらい回ったんだけどどこにもなかった。都内にしかないんですか? 悲しい!

 

 

 

これからの話

 まずはギャングアワー!

 

 

 3月13日~18日まで、赤坂レッドシアターで上演します。チケットは13~15日の一般席ならまだあるはず!

 お稽古はまだ始まっていないみたいだけど、芸達者でまじめそうなひとが揃ってるなあという印象です。4年前の公演の評判がとても良いので楽しみ。

 推しは演出のみで出演はしないのですが、「私も出たい」と言ってくれてて嬉しいです。お芝居したいなって思ってくれてることも、そう思わせるような作品をこれから観られることも!

 顔合わせで集合写真撮ってSNSに載せてくれますように!!!!!!!!

 

 

 

 その次はSniTs! *pnish*のメンバー・土屋さんとの期間限定ユニットによるショーです。劇場はD-roomでもおなじみのザムザ阿佐谷!

 まだ日程と場所以外は明らかになっていないのですが、職人気質で熱いふたりなので、前回を上回るショーを絶対に作り上げてきてくれるんだろうなあと今からわくわくしてます! ダンスとかコントとかまたやってくれるのかな~!

 

 

 

 そしてWBBと、こちらの新企画も気になるところ。WBBに組み込まれるものなのか、まるっきり別物なのかは謎だけど。

 今後もいろいろ企ててくれてるみたいで、ぜんぶ楽しみだし、そう言えてることがとても嬉しいです。どんなことも、わーって喜べるといいなあ。

 個人的には、この春から社会人になるのですが、不安も心配もいっぱいあって、押し潰れそうなほどで、でも、推しが届けてくれる楽しいものを観られる未来でもあるんだなあと思うと、前へ進む気力が湧いてきます。本当に救われてる。

 どれだけ観に行けるかわからないけど、できるだけたくさん、その機会に恵まれればいいなあ。

 

 

 

 最近の推しまとめでした。

 そろそろギャングアワーのお稽古も始まるだろうし、そしたらあっという間に初日なんだろうな。今回も大切に観ます。

 明日も推しが好き! おわり!

 

推しとオタクにまつわる50の質問

 

 こんばんは!

 やーっとバイト連勤が終わりました! やったー!

 ブログ書きたいなーって思ってたらグループ内で面白いものが流行っていたので、乗り遅れている感じは否めませんが答えてみます。

 古のおたくだから、バトンを思い出しました! 懐かしい! 作成者さんありがとうございます!

 

konamon.hatenadiary.com

 

 

1.推しを知ったきっかけは?

 文化祭で*pnish*の「モンスターボックス」を上演することになって、DVDを観たのがきっかけです。


2.推しが気になったきっかけは?

 モンスターボックス内では弱気な役を演じてて、サイトにも「いっぱいいっぱいなキャラクター」って書いてあるし、きっとみんなに支えられてるタイプのリーダーなんだろうなあと思ってたら、そのDVDのバクステでメンバーに小道具を置きっぱなしにしてたことへの注意をしてて、カメラが回ってることよりそっちを優先させるんだとドキッとしたこと


3.推しを推そうと決めた理由は?

 舞台に立ち続ける理由を聞かれて「楽しいから」ってぽろっと言ったからかなぁ・・・。

 推しという存在は大樹っちゃんがはじめてだから、明確にこの瞬間「推そう!」って思ったわけではないけど。


4.推しを聞かれて答えられる?

 答えられます! 佐野大樹さんです!


5.推しの宣伝はしてる?

 めちゃめちゃしてる。息をするようにダイマしたいタイプのおたくです。


6.推しを大切な人へ紹介したい?

 したい! でも、推しがいるということを理解してくれる相手じゃないとむりだなあ。

 身の周りの友達とか先輩後輩先生には紹介してます。


7.推しはどんな顔?

 目がぎょろっと大きくてちょっと離れてて、鷲鼻で、くちびるが薄くて、あごと喉仏近くにあるほくろが神の采配!

 見るたびに目が大きいなあってびっくりするし、何度でも見惚れるくらいきれいなお顔。ふにゃーって笑うと、ひなたぼっこしてる猫みたいになるところも好き。美人さんなので無表情だと冷たさがあって怖いくらいなんだけど、愛嬌満点の笑顔がかわいいです。

 頬の肉が薄くて、皮しかないからたまに心配になる。頬骨が好き。


8.推しはどんな声?

 低くて、端っこが掠れたガラ声。色にするとこげ茶。しゃべってる時に上擦って高くなる瞬間も好き。怖い役のときにドス効かせてるのも好きだし、かわいい役でおどけた高い声出してるのも好きだし、素でふわっとやわらかい声色になるのも好き!


9.推しはどんな手?

 意外と大きくて、ごつごつしてる。切り揃えられた爪がきれい。この前のお誕生日イベントで握手したとき、手の甲がつるつるでびっくりした。


10.推しはどんな体型?

 ほっそい!!!!! 細いというか、薄い。ぺったんこ。でも腕には筋肉ついてるから、ひょろひょろ頼りないイメージではないけど。脚がとにかく細長くて、えいやってやったら折れちゃうんじゃないかとすら思う。


11.推しは表情豊か?

 豊かだなあと思う。豊かっていうか、お顔のパーツが大きいから、ひとつひとつの表情がわかりやすい。笑顔のポーカーフェイスも好きだけど、素でびっくりしたときの丸い目が好き。

 お芝居中は役によって本当にころころ表情が変わるし、さっきわかりやすいって言ったけど、微細な表現で丁寧に感情を見せてくれるのでドキドキします。全人類、頼むから『WBB vol.11 スペーストラベロイド』で「自分の技術にプライドを持て」って言われたときの推し演じる火野さんの引きつる頬の筋肉の動きを観てくれ~~~!!!


12.推しは恥ずかしがり屋?

 うーーーーん、どうだろう・・・。褒められて茶化したり変な顔してふざけたりするところはよく見るけど、恥ずかしがり屋とは違うよなあ。思い切りがいいし、どちらかと言えば違うかも! むしろ恥かいてナンボくらいに思ってるのでは?というときもある。


13.推しは素直?

 どちらかと言えば・・・? 天邪鬼ではないかなあ。本人は「おれ嘘つきだよ!」って言うけど。難しい。


14.推しは秘密主義?

 そうかも!!! 秘密主義っていうと少し違うけど、きちんと隠しておくべきことは隠しておいてくれるから信頼できるなあって思う。D-roomとかでたまにぺろっと大きなこと言われて、ええ!?ってなることもあるけど。でもそれを、お部屋までは秘密にしておいてくれる。

 とは言っても、ほかの役者さんに比べたらいろんなこと言ってる方かもしれない。そう考えると秘密主義ではないかな!?


15.推しはおしゃべり?

 おしゃべりですね・・・。お兄ちゃんがその遥か上をいくおしゃべりおばさんだから、WBBではあまり目立たないし本人もMCに徹してるけど。pnishだと喋ってるイメージだなー。

 たぶん日頃からいろんなこと考えてて、こだわりとか哲学をきちんと持ってるんだろうなと思う。ストックが用意されてる感じ。わーーって喋ってるときの推し、好きです!


16.推しは運動神経いい?

 いいんじゃないかなぁ。30代後半なのにアクションばりばりやっててアクロバットもキメてくれるからすごいなあって思う。ダンスもめちゃくちゃ上手いし。50m走の最高タイムは7秒2らしい。


17.推しは人見知り?

 違う、と思う・・・! いろんなひととすぐ打ち解けて仲良くなってるイメージ。でもずっと付き合い続ける友達は少ないっぽいから、そういう意味では心のガード固いのかもしれない。


18.推しは友達が多い?

 少ない!!!!(失礼) いや少なくはないと思うけど・・・エピソード聞いてる限りは狭く深くってタイプなのかなあと感じます。


19.推しはセンスがいい?

 どうなんだろう・・・・・・。おしゃれさんだな~とは思います。たまにびっくりする色の組み合わせあるけど。最近見ないけど、スマホケースがドクロと幽霊さんモチーフでかわいいです。


20.推しの好きなものは?

 イカ、きゅうり、漫画(特にワンピース)、お酒、演劇!かなあ!

 お芝居も舞台を作ることも好きなんだろうなあって感じる瞬間があって、それがとても嬉しいです。


21.推しは写真写りがいい?

 う、モノによる・・・。ブロマイドとかパンフレットは大体めちゃくちゃ写りいいです! 実物には敵わないけど!

 SNSに上がる写真は、死ぬほどかっこいいときと、本当はもっとかっこいいのにってときで差が激しい。魂が美しいからどんなに盛れてなくても世界一かっこいいことに変わりはないのですが。


22.推しは涙もろい?

 涙もろくはないかなぁ。あんまり泣いてるところ見たことないから、貴重だなあって思います。泣きそうになると上向いたり俯いたり、どんどんこっち見なくなっちゃうから、その姿に泣きそうになったりする(そういうとき既にだいたい泣いてる)。


23.推しは偏食?

 なんでも食べるイメージです! 偏った食べ方はしないんじゃないかなあ。自炊でもちゃんと野菜摂っててえらいなって思う。


24.推しはSNSやブログを活用してる?

 してくれてます! 公演期間中は毎日ブログ書いてくれるし、ツイッターも3日にいっぺんは動かしてくれるので嬉しいです。1日に何回も呟いてくれる日もある。最高。お稽古中はまったく音沙汰ないときもあるけど、基本的には発信してくれます。


25.推しの仕事面ではどこが好き?

 プロ意識がめちゃくちゃ高くて、常にお客さんや周りの演者さん、スタッフさんのことを考えて行動していることが伝わってくるところ。舞台を観るためにお客さんがお金を払って時間を割いているって理解してくれてて、そこに感謝して高いクオリティの作品を提供しようと限界越えて努力してくれるところ。自分にも周りにも厳しい、ストイックさが好きです。


26.推しのオフ面ではどこが好き?

 オフ面って言うのか微妙だけど、お酒が大好きで、現場で常に「お酒好きなひと、いつも飲みにいくひと」ってイメージに収まってるところは愛おしいなあと思います。人が好きなんだろうなあ。


27.推しに手紙書いたことある?

 あります! お手紙書くのだいすき!


28.推しに最初に出した手紙は?

 魔王JRのときかなぁ・・・。何を書いたか完璧に忘れた。でもこのときから今と同じレターセットだったと思います。


29.推しに1番最近出した手紙は?

 D-room11を終えての感想と感謝のお手紙。この前、やっと事務所に郵送しました。


30.推しへの手紙のポイントは?

 なんだろう・・・感じたことをできる限り丁寧に書くことかなぁ。お芝居の、細かいところまでぜんぶ書く。演出舞台ならほかのキャストさんから感じたこととかも。あと、ポイントとは違うけど、明るい言葉をいっぱい遣う!


31.推しにプレゼントしたことある?

 あります! プレゼントするのも好き!


32.推しに最初にあげたプレゼントは?

 なんだっけ!? パックかホットアイマスクのどちらか! これも魔王JRかなあ。


33.推しに1番最近あげたプレゼントは?

 オーダーメイドのお財布! お誕生日プレゼントです。 


34.推しへのプレゼント選びのポイントは?

 ほかの人と被っても困らないもの、自分ではわざわざ買わないけど貰ったら便利もしくはちょっと嬉しいもの、とか・・・。お洋服は持ってるものと合わせやすいかどうかで探して、私が見たい!似合いそう!ってピンときたものを選んでます。


35.推しへ次にあげたいプレゼントは?

 いろいろあるけど、そろそろ帽子あげたいです!


36.推しと接触したことある?

 あります~!


37.推しとの接触は緊張する?

 めちゃめちゃめちゃめちゃめちゃめちゃする。


38.推しとの初接触は?

 D-room8かな!? 初めて来たんですけど楽しかったです~って言って、よかったーまた来てね!って返された笑顔にやられた思い出。


39.推しとの1番最近の接触は?

 D-room11の最後の回のお見送り!


40.推しとの接触で心に残ってる思い出は?

 去年、D-room10thの最後の回のお見送りで、ありがとうございました~って言って、その時点で握手剥がれかけでかろうじて右手だけ繋がってたんだけど、「これからもファンでいさせてください」って言ったら、左手わざわざ戻してぎゅうって握り直してくれて、「もちろん!」って笑ったあとに、手が離れたあとも「これからもよろしくねー!」って言ってくれたこと。

 そして今年も同じこと言ったら同じようにしてくれたんだけど、笑顔というより目をぎゅってして切実な表情してくれてて、この顔ぜったいに忘れないな、ってがつんと思いました。


41.推しとの次の接触でしたいことは?

 したいこと・・・・・・・? 99パーセントないんですけど、もしチェキが撮れるならがおーポーズしたいです。あとベタに(?)ハートとか作ってみたい!!!


42.推しの発言で心に残っているものは?

 だいたいD-roomでの発言だからここに書けない!!(笑)

 言える範囲だと、去年の7月1日のSHOWROOMで「(pnishは)解散はないじゃん」って言った上で「これからも、末永く!よろしくお願いします!」って言ってくれたことと、ミクロワールド東京楽のブログで「自分が思う世界をできる限り表現はできたのかなー」って書いてくれたことかなぁ。先を見てくれることも、自分のやったお仕事を自分で認めてくれたことも嬉しかった。


43.推しのために心がけていることは?

 うーん、推しのためではないけど、自分のために、不用意に誰かを攻撃したり無責任に否定したりするような発言はしないようにしてます。推しの名前を出してる以上、大げさでも自意識過剰でもなく、看板を背負ってるようなものだと思うので。


44.推しを推し始めて自身に変化はある?

 めっちゃある! 毎日楽しくなったし、長生きしたいなあって思うようになったし、大樹っちゃんのこと好きで、好きって言える自分をほんの少しだけ好きになった! あとやっぱり行動範囲が広がったし、友達も増えて、いろんなひとと話すようになった。人生を鮮やかに、豊かにしてもらってるなあって思います。


45.推しのことを考えるとどんな表情になる?

 ふふふって笑っちゃう。


46.推しのことはどんな風に好き?

 今は、わーーってあふれるように好き。言葉にしたいし、誰かに伝えたい。こんなに好きなひとがいるんだよって推しにも知ってほしい。でも、この熱がもっと凪いだものになっても、ずーっと尊敬してるし、焦がれてるし、好きなんだと思う。

 神さまでヒーローで魔法使いだと思ってる。崇拝してるのかも。でもファンを友達みたいに思ってくれるところも好き。心の底から信じてるし、力になりたいなって思うし、感謝してます。


47.推しのこと好きだなあと思う瞬間は?

 わりと常に思ってるけど、やっぱり最高のパフォーマンスを観たときは、すっっっごく思う! 舞台上で衣装着てスポットライト浴びて台詞を喋ってるとき、カーテンコールで客席やキャストさんを見渡してやさしい顔してるとき、自分のこだわりをがーっと話してるとき、震える指でピアノを弾いてくれてるとき。とか。


48.推しは心の支えになる?

 なります。大樹っちゃんがいるから前を向けるし、頑張ろうと思えるし、大丈夫だって安心する。何があっても、「お楽しみに」って言ってくれるだけでぜんぶ平気になっちゃう。


49.推しは心を安定させてくれる?

 うーーーーん、推しに情緒握られてるオタクだから、あんまり安定はしてないかも!

 でも、私の心がぼろぼろになったとき癒してくれるのはいつでも大樹っちゃんだから、そういう意味では安定させてくれてるのかもしれないなぁ。


50.推しへ伝えたいことは?

 いつもいつも、誰かのためにたくさん頑張って、前へ進み続ける大樹っちゃんを、世界でいちばん尊敬してます。誰よりかっこいいです。でもそれはただの事実であって、かっこよくいてほしいとか、頑張っていてほしいとか、そういうことではないので、ただ自分の選んだ道を信じてくれたらいいなあと思います。変わっていっても、変わらなくても、それが絶対に正解です。

 これからも、大樹っちゃんの描く、叶えていく夢を、いっしょに見ていけたらいいなあって願ってます! 大好き!!!!

 

 

 

 おわり~! 楽しかった! なんかまた推しのこと好きになりました!

 今日も明日も推しのこと好きで幸せだなあ。おやすみなさい。

 

 

D-room11と夢の話

 

 先日、推しこと佐野大樹さんの、大樹っちゃんのバースデーイベント・D-room11が幕を下ろした。

 お誕生日当日でもある最終日は歴史的大雪に見舞われ、お部屋を出るたびにどんどん激しさを増し積もっていく雪に「ひええ」と震えたことも記憶に新しい。

 怒涛のバイトとテストと課題の日々を終え、一息ついたところで、このイベントを振り返ってみようと思う。とは言っても、お部屋で起こったことはお友達同士のないしょなので、抽象的なふわっとした感想になってしまうけれど。

 

 

 

 昨年のD-room10th、私は、「このひとを大切にしたい」と思った。

 どこまでもどこまでも、こっちが苦しくなるくらい身を削って、まぶしいほど笑って、ファンや周りのみんなに恩返しをしようって、何かを届けようって頑張る大樹っちゃんの、力になりたかった。

 もちろん今年も、大切にしたいなあとか、力になりたいなあとか、そういうことも強く感じたけれど、それよりももっと、「このひとのこの先を見ていきたい」という気持ちが勝った。

 私の感じ方の問題かもしれないけど、去年のような切迫した、ぎゅっと胸が苦しくなるような感覚はどの会でもなく、代わりに、「おれはこれがやりたい」「こういう風になっていきたい」という希望を感じる5日間13公演だった。

 

 

 5日間。13公演。改めて、すごい数だなあと思う。

 ずうっと、大樹っちゃんのことを考えて、好きだなって思って、笑って、泣いて、感動して、頭のてっぺんから足の先まで、幸せに浸かっているような日々だった。

 今年も去年に引き続き、「D-show」と名前を変えたショーが披露された。19日20時と、21日15時の2回きり。

 ステージ上にほぼひとりきりでワンマンショーを行なった去年と違い、D-showは、「ひとりじゃないショー」だった。バックダンサーさんがいて、コントにもてっちゃんやべっちんが参加して、私たちお友達が参加する場面もちょこっとあった。

 背中を押してくださいと笑う陽気さを見て、真剣にコントをする横顔を見て、初挑戦コーナーや一問一答コーナーで崩れ落ちる姿を見て、ぜんぶ放出するようなダンスを見て、ピアノを弾きながら震える指を見て、すっと前を見据える目を見て。このひとを好きな私はなんて幸せだろうと思った。

 私は佐野大樹さんが好きで、すごく好きで、それはこのショーが終わっても、D-roomが終わっても、きっとずっと変わらない。それが嬉しくて、涙が出た。泣いてしまうなんてもったいないなぁと思って、でも耐えられなくて。拭う余裕もなくて首までびしょびしょにしてたら、横に座っていた友達がハンカチを差し出してくれてまた泣いた。

 かっこ悪いところも恥ずかしいところもぜんぶさらけ出して、これがおれだよって笑う大樹っちゃんが、世界一かっこよかった。

 

 

 夢、というワードが幾度も出てきた。

 大樹っちゃんは夢みたいなひとだ、と思う。到底追いつけやしないと諦めず、描いた夢を現実にしようとする。その先で、みんなのおかげですありがとう、と笑う。

 たくさんのひとが大樹っちゃんに、大樹っちゃんの作る舞台に夢を見ている。それをくすぐったそうに茶化しながら、真剣な顔で受け止めながら、夢を語って、追いかけて、叶えていく。

 私が応援しているひとは、思っていた以上に、すごいひとだ。

 ぐんぐん前に進んでいくのに、誰のことも置いていこうとしない。「忘れないですぐそばに 僕がいるいつの日も」なんて歌詞をくれたりする。

 これから先、きっともっと色とりどりの、多くの夢を見せてもらえるのだろう。そのどれもにわくわくする。いつだって「次」を楽しみにさせてくれるひとを応援できてることって、絶対に奇跡だ。

 

 あー、なんだろう。思い出してるだけなのに、幸せでふわふわする。

 あのお部屋で起きたこと、くれた言葉ぜんぶ、できればひとつも忘れたくないし、一生覚えてるんだろうなあって思う景色があって、すごくすごく嬉しい。そういうものを与えて、教えてくれたひとを好きなことが、嬉しい!

 D-roomの期間も思ってたし、なんなら365日24時間思ってるけど、わたし、大樹っちゃんのことを好きでよかったなあ!

 

 

 

 大樹っちゃん、お誕生日おめでとうございます。

 悲しいことも悔しいことも、本当はひとつだってあってほしくないけど、そういうのぜんぶ力に変えて進んでいく、前しか見てない大樹っちゃんを、世界でいちばん尊敬しています。

 30代最後の年、多くの夢を叶えていってくれますように! ほんのわずかでもその力添えができますように!

 ぜったい、幸せでいてください!

 

 さあ、佐野大樹さんのファンとしての1年、はじめます!

 

 

2017年の現場と推しの話

 

 明けましておめでとうございます!

 年末、師走の名にふさわしい忙しさで振り返り記事を書く時間がなかったので、年明けちゃいましたがつらつらっと記録していこうと思います。

 

 

 

1月

・なうぇすと

 横浜アリーナ

 久々に観たウエスト、最後列はすごく遠かったけど、変わらない楽しさとあたたかさとやさしさがそこにあって、なんだか泣いてしまった。重岡くんがかっこよくて、好きだなぁと思えたことが嬉しかった。チョエクの色気にびびる。

 

・虚仮威

 本多劇場

 12月31日にも観たんだけど、好きすぎて急遽増やした。地獄席(最後列)だったのだけど、そこからでも全身にパワーを感じて、柿喰う客という団体の恐ろしさ、凄さを思い知る。玉置さんがとてもきれい。真っ暗で静かなステージで、ただひとりスポットライトを浴びて、世界が玉置さんの、一太郎のものみたいだった。公演が終わったあと、ツイッターのリプ返企画で「一太郎にしてあげたいこと、かけてあげたい言葉はありますか?」という質問をしたら「ただただ抱きしめてあげたい」と返ってきたのが印象的。

 

・D-room10th

 ザムザ阿佐谷、12回。推し始め!

 2017年はずっとこのイベントの記憶がまんなかにあった気がする。このひとの力になりたいと思ったし、近くで応援していたいと願ったし、こんなに幸せでいいのかなって泣いたりした。こんなに大切にしてくれてたんだってびっくりした。大切にしたいなぁって心から思ったのを覚えてる。10th-showがめちゃくちゃ良くて、佐野大樹さんは最高のエンターテイナーだって痛感しました! 今年のワンマンショーも楽しみ!

 

 

2月

・土屋宴会物語

 新宿のパセラ。土屋さんのバースデー宴会。

 噂のウェルカムハグをいただく。力強いしアッハッハ!!って頭上から聞こえるしもはやアトラクション。めちゃめちゃ愉快だった。土屋さんが愛される理由をいっぱい見つけた場でした。お手伝いに来てた推しがウーロンハイを呑んでいたため、この日から私の飲み会での1杯目の飲み物がウーロンハイになる。練習して呑めるようになりました。やったね!

 

・孤島の鬼

 赤坂レッドシアター。

 私、箕輪、諸戸の2人であり3人である関係性が面白かった。真っ白い服なのに足もとだけ汚れていたり、諸戸の欲が爆発して上着を脱ぐと腹の部分がまっくろだったりと、ぞっとするようなメッセージがたくさんあった気がする。演出好きだったなぁ。同じ日に観劇してた推しの感想が気になった。物販でまんまとさとちゃんのブロマイドを買う。

 

 

3月

・WBB side トーーク!

 赤坂レッドシアター、7回。

 告知が何もかも遅くてびびったけどイベント自体はめちゃくちゃ楽しかったし、何より推しがかっこよすぎて初日ひっくり返るかと思った。お顔は言わずもがなだけど髪型も衣装も500点満点。推しにロングジャケット着せた衣装さん、天才?? 推しが気遣いのひとであることを再認識。ジェスチャーゲームで「犬」ってお題のときにしゃがみこんで口パクでワン!ワン!ってしてた推しが可愛すぎて優勝でした! 

 

初恋モンスター

 品川プリンスホテル クラブeX。

 お友達にチケットとブロマイドを貰って観劇。めーーちゃめちゃ笑った!! 音楽ぜんぶよかったなー。原作ぜんぜん知らなかったけどとにかくバカバカしくて明るくてキャラクターみんな好きになった! 特に好きだったのは星乃くん演じる大谷お兄さん。キャラが濃すぎる。ビジュアルも強すぎる。ただただ圧倒されました。直也さんが郷本直也役郷本直也で楽しかったです。

 

・K.テンペスト

 KAAT神奈川芸術劇場中スタジオ。

 舞台上に座席があって、演者さんに絡まれるという不思議な空間。でもそれがこの作品の雰囲気に合っていて、大嵐での航海を終えたあと港町である横浜を歩くのがなんだか面白かった。やっぱり玉置さんの声が好き。アントーニオは許されたかったのかな。串田さんの演出もお芝居も好きだったから、いつか推しとお仕事してほしいなぁと思ったりした。シェイクスピアを改めて勉強したくなりました。

 

・まわれ!無敵のマーダーケース

 中野ザ・ポケット。演劇集団イヌッコロ第11回公演。

 やっぱり羽仁さんの脚本は天才的に面白い!! サスペンスとコメディでここまで親和性が高くなるのかと驚いた。あらけんさん演じる殺人鬼が色っぽくてかっこよくてブロマイド買いました。小野さんの演じる役って今までキャラの濃いものを観る機会が多かったから、広野さんかっこよすぎて度肝抜かれた。さわやかだった。

 

 

4月

・SniTs

 ザムザ阿佐谷、7回。推しと土屋さんのユニットでのショー。

 推しも言ってたけど、まさか土屋さんとふたりで何か作るなんて夢にも思ってなかったからびっくりした。蓋を開けたら、本当に最高のショーで、もう1回通いたい現場ナンバーワンになった!  土屋さんとふたりだとこんな顔するんだってびっくりしたし、こういうこともするんだって感動した。推しが着てるTシャツを破くシーンは、どこ見たらいいかわからなくてハラハラしました! 今日の推しが世界でいちばんかっこいいって思い続ける3日間だった。なんか、ほんとに、推しの隣でパフォーマンスをしてたのが土屋さんでよかったなって、当時も思ったけど、今もめちゃくちゃ思う。土屋さんとお仕事してる推しが好き。

 

 

5月

・ラ・セッテFES

 おうめシネマ、2回。推しの事務所イベント。

 場所が青梅(うちから片道3時間)で1回あたり定員30名。びびった。神に感謝しかない。推しはほぼ登壇しなかったけど、事務所の役者さんみんな好きだしラ・セッテ制作の映画いっぱい観れて楽しかったー! 青梅もとても良いところで、こんな機会がなければ行かない場所だっただろうから、遠くてもここに決めてくれてよかったなあ。2部のお見送りで「WBB楽しみです」って言ったら「びっくりするよー! 楽しみにしてて!」って笑った顔がめちゃくちゃ好きだったのを覚えてる。

 

・エンドルフィン

 こまばアゴラ劇場、2回。モノモース旗揚げ公演。

 2017年、というか今まで観たなかでいちばん苦しかった作品。玉置さんのお芝居が上手すぎてつらかった。世界でいちばん舞台上の孤独が似合うひとだなあと思った。助けてあげたいのに客席から動けないのがもどかしくて、早く終われと思ったし、この時間がせめて少しでも長く続けとも思った。初日観て、どうしてもまた観たくて増やした。アフタートークや終演後面会の玉置さんは明るく朗らかで、ほっとしました。「お腹すいたな」って思うたびにこの作品を思い出す。

 

 

6月

心霊探偵八雲 裁きの塔

 東京は品川プリンスホテル クラブeX、11回。大阪は大阪ビジネスパーク円形ホール、イベント1回と公演5回。初日は5月31日だったけどまとめて。

 推しの6回目にしてラストの石井刑事でした。お稽古中から推しが楽しそうで、公演中もカンパニーの柱であることが伝わってきてすごく嬉しかったなあ。本番前のLINE LIVEで「いちばん芝居にストイックなのは?」っていうアンケート?で圧倒的投票数で1位になってた推しが誇らしかったです。褒められると「そうなんです! いつもふざけてるけどボク真面目ですから!」って茶化すところも好き。努力を重ねる推しをきちんと見て、それに対して評価や言葉をくれるひとがいることにほっとしました。

 石井刑事、日々変化があって、そのどれもが本当にすてきでした。記事にもしたけど、やさしくて強くて、推しの八雲の締めくくりがこのお話でよかった。原作も読んだけど舞台のほうが出番も見せ場も多くて神永先生の脚本に感謝しかありません。神永先生とロビーで1度だけお話させてもらったのだけど、お見送りしてる推しを見ながら「彼は石井を愛してますからね」っておっしゃってて、それが印象的でした。推しは原作者さんに愛が伝わるお仕事をしていたんだなぁ。私も推しの演じる石井刑事が大好きでした。大千秋楽、気が狂うかと思うくらい泣いたわ!!

 大阪公演ではお花も!

 

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 初めてのスタンド花! 石井刑事イメージの水色と白と、八雲の左目とオープニングを意識した赤のリボン。どうしても「石井雄太郎役 佐野大樹さま」に贈りたかったので、今回出せて嬉しかったです。ドラマや映画の現場のクランクアップでもらえる花束の代わりになればいいなと思って、こんな感じにしてみました。

 

 

7月

スロウハイツの神様

 サンシャイン劇場、2回。演劇集団キャラメルボックス、サマープレミア。

 めっっっちゃくちゃよかった!!! 推しの現場を除いたらこの舞台が2017年のいちばんです。もともと原作が大好きで、そこに玉置さんと栄治さんが出演することになって、本当に嬉しかったなあ。もちろんぜんぶが再現されてたわけじゃないけど、とても丁寧に大切に舞台化されていて、その気持ちが伝わってくることまで含めて私の愛した「スロウハイツの神様」という作品でした。初回、オープニングダンスの段階で泣いた。主題歌がとても好き。CD買いました。コウちゃんと環に焦点が当てられていたからそのふたりはもちろん更に大好きになったけど、玉置さん演じる狩野が本当に狩野でびっくりした。正直、公演前はイメージ違うなあって思ってたから、幕が開いたらそこにいるのが紛れもなく「狩野壮太」で、むしろ原作を読んでも掴めなかった部分を補完してくれたような気さえした。ヨーヨーチャレンジも可愛かったです。

 

・ミクロワールドファンタジア

 東京・紀伊國屋サザンシアター、8回。WBB vol.12。side-B。推し演出。

 2017年いちばんの舞台です。本当にめちゃくちゃ楽しかった!! 楽しすぎて泣いた!! 笑いまくったけど、それだけじゃなくて、元気も勇気も幸福も満足感もぜんぶもらえる作品でした。ミュージカル風と銘打たれていたけど、幕が開けたらがっつりミュージカルでした。オープニングのとびっきりのわくわくする感覚、今でも思い出せる。

 感想は散々記事に書いたのでまた細かく語ることはしませんが。東京楽のカーテンコール、いちばん端に立つ推しが笑ってて、その顔を見ながら、「この顔が見れるならなんでもいいなあ」って思ったのを覚えてます。お芝居を観られる場が少なくなっても、びっくりするような変化があっても、それはぜんぶ推しの「お客さんを楽しませたい」って願いから生まれるものなんだろうなって。それを楽しみたいし、応援していきたいです。

 

 

8月

・ミクロワールドファンタジア

 引き続き。大阪・グランフロント大阪「ナレッジシアター」、4回。

 大阪公演はステージと客席の距離が近くて、一層の迫力を感じたなあ。推し演じるスコットさんも回を重ねるごとにすてきになってた気がする。最後の最後まで本当に楽しかったし、大千秋楽のカテコで推しが振付の屋良くんとかと抱き合ってて、そんな場面見たことなかったから、びっくりしたし感慨深くなった。すごく良いカンパニーだったんだろうなあ。そのあとのブログでも、たくさん考えてたくさん悩んでた様子が伝わってきて、でもやれる事ぜんぶやったって書いてあって、それが嬉しかったです。スタオベもできたし! スタオベ見てるときの推しの顔、一生忘れない! ああいうかたちで感動を伝えられてよかった!

 一昨年、推しが作演だった懲悪バスターズ、私は大好きだったけど本人は満足できなかったのかなと思う場面が何回かあって。そのときから、いつか推しが自分でも満足するようなお仕事をできてそれを言葉にしてくれたときにその作品に客席から拍手をしたいって目標があったんだけど、それがミクロで叶って、涙が出るくらい幸せでした。推しのファンでよかった。推しの演出を、世界でいちばん信頼してます。

 

・ギタ友 読み聞かせの会

 表参道GROUND。

 ぜったい好きだよ~!と猛プッシュされていた読み聞かせの会にやっと参加できて嬉しかったしほんとにめっちゃ好きだった! 永山さんも土屋さんも作るお話がとても面白い。ふたりの声はまったく似てないしそもそもの質も異なるんだけど、だからこそ合わさると気持ちいいんだなあ。ゲストの栄治さんがさすがの天才っぷりでした。また行きたいなあ。

 

・りさ子のガチ恋♡俳優沼

 新宿シアターモリエール

 噂のガチ恋舞台。なんというか、「恋」ではなくもはやパッケージ化された「ガチ恋」を舞台にしてみた感じなのかなあと思った。誰の中にも、私の中にもりさ子はいるのかもしれないけど、私は絶対にその種を開花させないと確信できたので、それだけでもこの舞台を観る価値はあったなと感じました。しょーたくんが、ファン(りさ子)に「好きです」って言われると「ありがとう」って返すけど同じ言葉を彼女に言われると「俺もだよ」って返すのがシンプルに刺さったりした。感情移入はできなかったけど、面白かったです。

 

 

9月

・いえないアメイジングファミリー

 Theater新宿スターフィールド。演劇集団イヌッコロShowcase vol.5。

 羽仁さんの脚本が天才なのは知ってたけど、まさかラブストーリーであんなに泣かされると思ってなかった。すごくよかったなあ。三姉妹みんな可愛かったし、晴海くんのおおらかさと、メモリのひたむきさがとても沁みた。再演したらまた観たいなあ。物販で小野さんと初めてツーショット撮りました。いつも思うけど、イヌッコロはスタッフさんがめちゃめちゃやさしい。大好き。

 

 

10月

・だめおたちの夜

 下北沢ろくでもない夜、2回。

 やーっと行けた!! 栄治さんの作る独特の空気と、柏さん、マリカちゃんのエネルギッシュさが噛み合ってて楽しかったなあ。歌が聴けたのも嬉しかった! 当たり前だけど、推しや土屋さんのイベントとはぜんぜん雰囲気が違ってて不思議な感じだった。スーツ姿かっこよかったな~。

 

・せんだい卸町アートマルシェ

 せんだい演劇工房10-BOX、ソロ公演を2回。

 玉置さんの一人芝居「いまさらキスシーン」をお目当てに。初めて玉置さんを観に遠征したのでなんか不思議だった! 本当に行ってよかった。柿フェスのときとはセットもぜんぜん違うしどうなるんだろうと思ったけど、また新しいいまさらキスシーンとひよりちゃんに会えたし、あの国道4号線が通る仙台の地で観られて嬉しかった。ラストシーン、ひよりちゃんが倒れる間際に笑ってたのが印象的でした。やっぱり玉置さんはすごいし、この作品は特別だ。フェス自体はすごくアットホームというか、玉置さんふつうにそこにいるし、歩いてるし笑ってるし話してくれるし、いろいろすごい現場でした。からあげ美味しかったです。

 

・まわれ!無敵のマーダーケース

 新宿サンモールスタジオ、公演17回とイベント2回。ラ・セッテ×イヌッコロコラボ公演。推し演出。

 ほぼ毎日マチソワで休演日がなくてしかも連日の雨で体調はやばかったけど、舞台が死ぬほど面白くて楽しい日々でした。ダブルチームだったのだけど、それぞれ良さが違っててその見比べも楽しかったなあ。なんと女の子の推しができました。びっくり。

 推しは初日からのどが辛そうで心配だったけど、殺人鬼役がほんっっっとうにかっこよくて美しくて冷たくて強そうで色っぽくて最高でした。2017年いちばん好きな役。推しの新しいお芝居をまたひとつ観られた気がして嬉しかったな。他の登場人物もきらきらしてて、推しの演出が好きだなと改めて思ったりもしました。たくさん観たけどまったく飽きなくて、毎日「今日も面白かった! 早く明日観たい!」って思えたからすごい。

 

 

12月

・T.T.T.

 表参道GROUND、4回。

 気づいたら4/5回観ることになっててびびりました。でも、本当にこの回数観れてよかった!! できればあと1回も観たかった!! それくらい楽しくてすごくて圧倒されたイベントでした。開場からもう土屋さんがいることにもびっくりしたし、ぬるっとステージにあがったと思ったらキレッキレのダンスで魅了されて、お芝居も朗読もナレーションも歌も映像も、土屋さんの武器をぜんぶ突きつけられた感じ。圧巻でした。土屋さんはきちんと自分の魅力をわかっていて、それを100%表現する術も身につけているんだなあと思った。すごいひとだ。

 推しゲスト回では推し納めも。まったくのノープランで出てきたときは愉快すぎて爆笑しました。とりあえず座っちゃう推しかわいかったな。いや~~楽しかった。年末にこのイベントがあってよかったし、推しをこの熱のなかで観られて嬉しかった。今年も土屋さんとお仕事してほしいなあ。

 

・ゆく年く・る年 冬の陣

 明治座

 はてブロでもお馴染みの木ノ本くんのファンの方にお誘いいただいて。初のるひま年末公演だったけど、まーー楽しかった!! アドリブもがんがん入るし役者の名前めちゃめちゃ出すけど、お話自体はしっかりしてて、たくさん笑ったしたくさん泣いた。政宗様かっこよかったし、重長みたいなお調子者を演じる安西くんは初めて観たから驚いたりした。座長コンビ可愛い。木ノ本くん演じるベリーちゃんも可愛くてきれいで凛々しくてポニーテール大勝利でしたね!!! 繊細で丁寧なお芝居をするひとだなあと思った。好きだなあ。3月のギャングアワーも楽しみ!

 

・わし×モリ

 Theater新宿スターフィールド。

 現場納め! サンティーズぶりに鷲尾さんと栄治さんふたりのイベントに行けて嬉しかったな~。ゆるゆるっとした空気も、かっこいいと残念の塩梅が絶妙な映像も、お客さん巻き込んでの対決も面白かった! お見送りで鷲尾さんと初ハグできてひえ~ってなりました。やさしかった。

 

 

 

 全24作品、101回でした! そのうち推しの現場がゲスト除くと76回! 就活とかでマチネ行けない日もあったけど、全日は行けたっぽいです。やったー!

 改めて書き出してみると、2017年は新宿に行く機会が多かったんだなあ。新宿御苑も含めるとほんとにほぼほぼ新宿では・・・?? 場所で言うと、はじめて青梅や横浜にも行けて楽しかったなー。

 現場に含めてないけど、T.T.T.のチケット即売会があって、推しも行くって土屋さんのブログに書いてあったので急遽駆けつけたりしたな。あれめちゃめちゃ楽しかった! いきなりだったし寒かったけど、公園で配信してるとこ観れることってなかなかないし、本当に行ってよかった。久々の生の推し、かっこよすぎてビッグバン起こすかと思った! 星生んじゃう!

 

 この1年は、変革の年だったなあと思います。ミクロの項目にもちらっと書いたけど。今までどう処理してどう折り合いをつければいいかわからずモヤモヤしていたことに、落としどころを見つけられた年。いっぱい泣いたしいっぱい悩んだけど、それよりもっと、ずっとずっと大きな幸せをもらい続けてました。推しのこと好きでよかったなぁ、誇らしいなぁって毎回思ってた! ほんとうに、1秒の隙もなく推しが大好きだった!

 力になりたいなぁと2016年以上に強く思っていたけど、どうなんだろう。何か、少しでも返せたのかなぁ。と思ってたら、年賀状に嬉しい言葉が書いてあって、新年早々泣いてしまった。推し、毎年1枚1枚手書きの年賀状くれるのすごくないですか!? ホスピタリティの塊!!!

 今年は春から社会人になるのでどれだけ現場に行けるかどうかもわからないし、年末にどんなことを感じてるかまったく想像がつかないのだけど。それでも、今までどおり、いつでも今回が最後だって気持ちで、大切に大切に推しのお仕事を観ていけたらいいなあと思います。胸を張ってファンでいられるように、私も頑張ろう。いつだって全力で頑張るひとのファンなので、ちゃんと前を向いて、踏ん張ります。

 

  2018年も、推しが行きたい場所へ、好きなように進んでいけますように。できるだけ悲しいことが少なく、きれいで嬉しい景色が多くありますように。 

  まずは新年1発目、D-room11が楽しみです!