日々是好日

死ぬまでハッピー!

再演したら観たい・観てほしい舞台の話

 

 こんにちは。

 夏の推しの舞台も終わり、あとは秋まで貯金とバイトと卒論を書く日々です。推しからは昨日、カンパニーでバーベキューをしたとのツイートがありました。打ち合わせもしてるみたいです。毎日充実してるといいなあ。

 さて、面白いお題を見つけたので書いてみます!

 

お題「再演したら観たい/観てほしい作品」

tsukko10.hatenadiary.jp

 

 お題ありがとうございます。参考にさせていただきました。

 

 

 

再演したら観たい作品

 

▽RADIO KILLED THE RADIO STAR

 ストーリー

町並みに夏の香りが漂い始めた頃。

あるラジオ局では、月曜から金曜の深夜帯に流れている

人気生放送番組「ブートレッグ」の収録が始まっていた。

その日の担当パーソナリティは、タレント・壇ノ浦竹丸。

軽快なトークと音楽。十年以上繰り返されて来た、いつもと変わらない番組・・・の、はずが。

「金魚鉢」と呼ばれる、収録ブースの手前。

そこにいるディレクター、構成作家、制作進行、AD、ミキサー・・・その誰もが、表情を強張らせ、震えている。

ブースの中には、明らかに生命に異常をきたしていると見える、誰かの姿・・・。

番組の公式Twitter画面には、状況を知る由もないリスナーからの、はしゃいだコメントが流れ続けている・・・。

生放送のラジオ番組放送中に一体何が起きているのか。

ラジオスターに差し出された物語は、悲劇か、喜劇か、惨劇か。あなたは、目撃者になる・・・!

 

(公式サイトがなくなっていたため、パンフレットより)

 

 *pnish*のプロデュース公演です。DVD化もされていないサイコホラー作品。

 2013年の上演なのですが、この頃はまだ舞台という芸術があることすら知らなかったので観に行けませんでした。当時を知っている方々から、「あれはすごかった!」といろんな意味で聞くことの多い作品です。

 感想ブログもいくつか読んだし観劇したひとのお話も聞いたんですけど、推しの演じた役がTwitterで「あの人かっこいいよね」と呟かれてる間に顔面をボッコボコにされて死ぬらしいという情報だけめっちゃ覚えてます。観たいなあ。

 通うとなったらつらそうですが、劇場で体験してみたい作品の筆頭です。

 

 

▽アヤカシ奇譚

ストーリー

時は現代。
日常生活を営む人間たちの裏側で、何百年も前から「妖怪対人間」の戦いが続いていた。
妖怪に対抗する武器を持つ「妖怪ハンター」と呼ばれる人間がいる一方で、妖怪の力と人間の心を併せ持つ半妖半人の存在も。
彼は妖怪の仲間なのか、それとも人間の味方なのか…?
戦いの終結のために、古(いにしえ)の力を持つ「宝」を手に入れるために

-----様々な思いが交錯する!

http://ameblo.jp/ayakashi-kitan/

 

 推しの初プロデュース・脚本公演です。脚色・演出はきだつよしさん。

 DVDは持っていて何度も観ているのですが、推しの「やりたいこと」の軸がはっきりとわかるような、少年漫画の世界全開のアクションコメディです。オープニングでポーズをキメる推しの主人公力の高さたるや。ちなみにDVDはWBBの通販サイトから買えます。

 再演してほしいというか、いつかタイムマシンを開発して2009年1月に飛んでいきたい。端っこでも、最後列でもいいから、あの空間に居合わせたい。満員だったらしいけど、当日券あるかな!?

 もしも再演するなら絶対に最前列で全通するけど、推しにもう1度安曇優を演じてほしいかと聞かれると首をひねってしまうところです。あの役は29歳から30歳になる瞬間の、あのときの推しだったからこそ演じることができたのかなぁと思います。再演して、推しが出演してくれるなら、優くんと対になる存在・ハイエナがいいなぁ。もしくは演出をやってほしいです。

 

 

▽私の嫌いな女の名前、全部貴方に教えてあげる。

note.mu

 

 どう探してもあらすじの載っている公式サイトが見つからなかったので、私が「観たかったなあ」と思うきっかけになった記事を載せておきます。

 月刊「根本宗子」の9.5公演です。月刊~は昨年に上演した「夢と希望の先」をやっと観に行けました。そちらもすごく面白かった。作品に依存の色が滲んでいると、どうしようもなく響いてしまう。

 感情移入とまではいかずとも、私はこの作品に登場する川西くんのファン・アンリに心を寄り添わせてしまうんだろうなあと思います。どんなにCDを買い積んでも、どんなに彼のことを考えていようとも、結局きれいなところしか見れないわけで。ネット上に転がる台詞だけでこんなに刺さるんだから、実際に観たらもっと別のことまで思考できる気がする。

 秋にやる新作も観に行きたいのですが、いかんせん推しの現場とほぼ丸かぶりなので難しそう・・・上手くやり繰りしたいです・・・。いつか根本作品に推しが出ないかなーとも願ってるけど、ぜんっっぜん想像できないな。へらへらしてるクズの役ください!

 

 

 

再演したら観てほしい作品

 

▽ミクロワールド ファンタジア

pn-rk.hatenablog.com

 

 今はもうミクロワールドの再演しか望めねえ!!!!!ってくらいに再演してほしいです。今回はキャパも小さくてチケットが取れないひとも多く見受けられたので、もうちょい大きな劇場でやってもっともっとたくさんの人に観てほしい。

 先日まで上演してた作品ということもあってカンパニーへの思い入れが強いので、再演するならやっぱり同じキャストでやってほしいなあと思ってしまう。少なくとも、サミュエルは岡さん以外考えられないな・・・。次回はスコットさんも歌わせてもらえるといいね。結局また歌えなくて「今度こそ見せ場がほしかったのに!!!」って言ってそうだけど。

 

 

▽懲悪バスターズ

pn-rk.hatenablog.com

 

www.youtube.com

 

 ゲネプロ動画があった。昨年上演された、WBB10回目記念公演です。

 DVDが出ていて、今でも観ては「好きだなあ」と噛み締めているけど、やっぱりまた劇場でキュートな悪霊や人間やロボットに会いたい。開演の合図である鐘の音を聞いて姿勢を正したいし、モイモンが導いて壁が割れる瞬間にぞくぞくしたいし、今日こそはオーメンが勝つんじゃないかって淡く期待したい。

 同じキャストでやるのもいいけど、佐野兄弟以外みんな変更しても面白いなあ。*pnish*枠があるなら、レイヴンを演じる鷲尾さんが観たい。ムシュフシュは田中涼星くんとかどうですか? 完全にスタイルで決めましたけど。あと、アミット役で玉置玲央さんとかハマるんじゃないかなあと勝手に思ってます。

 

 

▽いまさらキスシーン

pn-rk.hatenablog.com

 

 柿喰う客所属の俳優・玉置玲央さんのひとり芝居です。

 個人的に、玉置さんは劇場で生で観るべき役者日本代表だと思う。特にこの作品は、すぐそこで起こる事件です。圧倒的パワーがすごい。初めて観たときは終わってもしばらく立てなかったし、アンケートを書きたいのにゆびが震えて使い物になりませんでした。玉置さんはナチュラルでフラットなお芝居も上手いしすっと心に入ってくるけれど、こういうアクの強い、目を背けたくてもそれを許さないみたいなお芝居がすごくすごく似合うひとだなと思います。

 この作品、玉置さんが女子高生・三御堂島ひよりちゃんに扮するのですが、80歳まではライフワークにするつもりらしいので、もしまたひよりちゃんに出会う機会があれば皆さまぜひ。私も客席に、国道四号線の脇にきっといます。

 

 

 

 終わりに。

 舞台ってきっちり期間があって、その間に、時間を作ってお金を払ってチケットを取って行かなくちゃいけないという限定性が物凄く高い娯楽ですが、だからこそ得るものが大きくて多くて、爆発的な煌めきがあるんだろうなあと思います。だからやっぱり、映像化も嬉しいけど再演してくれたらもっと嬉しいです。まったく同じものにはならないっていう恐怖も、わくわくも含め。

 このエントリを書くにあたって、そういえば推しを追っていた昨年は再演ものが多かったなと気づきました。スペーストラベロイドとか、サムライモードとか、ご町内デュエルとか。秋に決まっている舞台も再演だ。新作もわくわくするけど、再演だとその物語や役をこちらも深められる気がします。

 書いてたら舞台観たくなってきたな!!! 早く推しのお芝居が観たいです!!!