日々是好日

死ぬまでハッピー!

WBBを紹介します

 

 こんにちは!

 皆さま、「WBB」という演劇ユニットをご存知でしょうか。

 佐野瑞樹さん・佐野大樹さんによる兄弟ユニットなのですが、毎回、若手俳優さんたちもキャスティングされているので知っているひとも多い・・・といいなぁ・・・と思います。

 今日はそんなWBBをダイマします!!!!! WBBはいいぞー!!!!!

 

 

 

What's WBB?

佐野瑞樹・佐野大樹による兄弟エンターテイメントワールドである。 
『みず=WATER』『だい=BIG』『兄弟=BROTHERS』の頭文字を取り、
これまで培ってきたさまざまなノウハウを駆使し、
いかなる形にもとらわれないエンターテイメントを作り続け、
WBBを観たら「あ〜コレコレ!」と思わせる作品を目指す。

 

 公式サイトでの説明はこんな感じです。

 ユニット名の元ネタはかの有名なワーナー・ブラザーズで、さすがにWBそのままだとやばいだろってことでWBBになったらしい。本家に怒られることを目標に、どちらかが参加すればオッケーという軽いスタンスをとりつつ、兄弟のライフワークにしようと目論んでいるそうです。

 2011年8月に始動しました(始動っていうかvol.1の公演初日が8月10日で、そこがWBBのお誕生日ってことになってるらしい)。

 公演頻度としては、年に2回、だいたい夏にSide-B(大樹さんプロデュース)、冬にSide-W(瑞樹さんプロデュース)を上演しています。年によっては番外公演があったり、トークイベントがあったり。

 上演時間は90~100分が多いかなあ。公演によるけど、アフタートークショーや来場者特典があったりもします。

 グッズは主にパンフレットと缶バッジ(2種セット/ロゴマークと公演タイトル)なんですけど、前回の『vol.12 ミクロワールド・ファンタジア』ではTシャツとエコバッグも出ました。DVDは本公演なら基本的には発売されるけど、ミクロワールドと、『vol.5 サムライ・ナイト・フィーバー 再燃』はありませんでした。

 パンフレット、ステージ衣装とはまったく関係ないビジュアルで写ってるんですけど、見開きの佐野兄弟も各キャストも毎回ちょ~~~美麗です!!! 衣装さんもカメラマンさんも天才!!! きちんと座談会も充実していて嬉しいです。

 

 

 

Side-W

 兄・瑞樹さんがプロデュースするサイドです。公演の奇数回にあたります。

 毎回、緻密なワンシチュエーションコメディを上演していて、近年では赤坂レッドシアターでやることが多いです。キャパ200くらいなので距離も近いし、ぐっと濃密な空間でいっぱい笑って外の寒さを吹き飛ばせます。

 『vol.9 殺意は月夜に照らされて』と『vol.11 スペーストラベロイド』では、公演期間中、劇場入り口にWBBのロゴマークがライトで映し出されていて感動しました。

 

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 すごくないですか!!?? ちなみにこのロゴマークどっちがどっちなんだろう。私は左が大樹さんで右が瑞樹さんだと思ってるんですけど・・・。

 こっちのサイドだと大樹さんの出番も比較的いっぱいあります。主演も何回かしてるし。表情と声の変化が豊かで劇場の空気を掴む力が抜群に高い、推しのお芝居をじっくり観てください!!!! 瑞樹さんのお芝居ももちろんたっぷり堪能できます!

 瑞樹さんの信頼している脚本家さん(浅沼晋太郎さんとか、小峯裕之さんとか)を起用しているので、ててて天才か~~!!と思うような上質なコメディが観られると個人的には思います。演劇集団イヌッコロさんの作品も2回上演してます。

 ミステリーコメディをやってみたり、WBB版新喜劇と銘打ってお笑い芸人さんをキャスティングしたりと、ワンシチュエーションコメディという括りのなかで毎回趣向を変えて楽しませてくれてます! 会話劇なので、しっかりとストレートのお芝居を観たいひとにもおすすめ!

 

 

Side-B

 弟・大樹さんがプロデュースするサイドです。公演の偶数回にあたります。

 主にアクションコメディー、活劇が中心です。近年では大樹さんが脚本や演出を手がけることが多く、大きな劇場で公演を打ったり、東京だけでなく大阪や神戸に行ったりもしてます。

 見た目も内容もど派手で、アクションも観られるし、頭からっぽにして「楽しい!」でいっぱいになれる作品を届けてくれます。最近はダンスがあったり、ミュージカルに挑戦したりと、新しいことにどんどん取り組んでいます。

 瑞樹さんが主演を務めることが多いです。WBB作品は基本的にそうだけど。演出を手がけてるときは大樹さんの出番は少なめ。でも大樹ワールドと呼ばれる(?)とにかく明るくて華やかできらきらした世界を存分に楽しめるので、大樹さんのことを知るにはうってつけかもしれない。とにかくどうすればキャストさんがいちばん輝くのかってことを考えてくれる演出家さんなので、登場人物みんな好きになること請け合いです。

 ロンドンブーツ1号2号田村亮さんや、ジャニーズJr.の松田元太くんなど、キャスティングも幅広くて毎回びっくりさせられてます。去年の第10回目公演はいきなりキャパ800の東京芸術劇場プレイハウスで上演したし。毎年、情報解禁のたびに「え!!??」ってなってる気がする。

 何をするのか、どんなものが観られるのか、予想がつかないけどとにかく楽しいことは保証されてるのが大樹さんサイドの魅力かなと思います。スピーディなストーリー展開、ひとりひとり個性的なキャラクターたち、鮮やかな明かりとかっこいい音楽、日常の悲しいことしんどいことをどっかへ吹っ飛ばしてしまう圧倒的非日常に元気をもらえる作品たちです。ハッピーは約束されてる!

 余談ですが、こっちのサイドだと大樹さんが作り手側に回ることが多いので、瑞樹さんと意見の対立があって兄弟喧嘩が多いらしいです。そういうエピソードもアフタートークで聞けたりします。

 

 

Side-トーク

 WBBのトークイベントです。今のところ、3年に1回くらいのペースでやってます。

 各公演からゲストを呼んできたり、スタッフさんも交えたりして佐野兄弟とトークやゲームに興じるイベント。今年も3月に第2回目をやりました。

 私が参加したのは今年からなのですが、ゆるっとしててどの回にも色があって楽しかったです。懐古厨なので泣くかと思ったけど笑いすぎてそれどころじゃありませんでした。神永圭佑くんが「HBは何の略か?」ってクイズで「ヒステリックボールペン」って答えたの、一生思い出して笑うと思う。天才??

 佐野兄弟、というか瑞樹さんといえばトーク!みたいなところがあります。自他共に認める「おしゃべりおばさん」。話し出したら止まらない、次から次へと話題をかっさらっていく瑞樹さん。いつもタイムキーパーしてる弟に「さっきから喋りすぎだから!!!」って怒られてます。しかも話が上手いんだ・・・。

 

 

.5公演

  番外公演です。過去には1作だけ、『vol.10.5 リバースヒストリカ2016』が上演されました。こちらは瑞樹さんは出演していません。

 この『リバースヒストリカ』は大樹さんが所属する演劇ユニット*pnish*の戯曲であり、WBBオリジナルじゃない作品を上演するときは番外扱いになるのかな~と思ってたのですが、イヌッコロさんの作品をSide-Wでやってたりもするんですよね・・・。当時の説明では「ふたりが作り手に特化する」とどっかに書いてあった気がするんですけど、この公演も大樹さんはがっつり出演してたし瑞樹さんも一応スペシャルアドバイザーという立場だったのでよくわかりません! 演出はWBBって書いてあったけど。

 わりと謎の公演です。リバヒスはめっちゃ面白かったけど。この公演ではパンフレットや缶バッジがなかった代わりに生写真が販売されました! 沸いた!! DVDなくて悲しかったけど!!

 

 

 

Watch WBB!

 章題にセンスがないな・・・。

 何はともあれ、とりあえず動画を! 観てください!!!

 

vol.8 ネバー×ヒーロー


WBB vol.8『ネバー×ヒーロー』DVD紹介動画

 

 DVD紹介動画なので本編の音声は入ってないんですけど、作品の雰囲気は伝わるかなと思います。大樹さんが演出を手がけた作品です。アクション満載のヒーローもの! 神永圭佑くんや小野健斗くんが出演してます。

 衣装も音楽もかっこよくて、必殺技や悪役が巨大化する表現に「こうきたか!!」とびっくりしたり、それぞれのヒーローが抱える葛藤にぎゅっと胸を熱くさせられたりします。

 

 

vol.10 懲悪バスターズ


記念すべき第10回公演!WBB『懲悪バスターズ』公開ゲネプロをチラッと見せ!

 

 プレイハウスで上演した第10回目公演。公式曰く「お祭り」です。ゲネプロなんですけど、事務所のご都合で瑞樹さんは映ってません。舘合というのは瑞樹さんの役名で、ラストの「あとは舘合くんだけなんですから」という台詞にいつも、そうだね・・・ってなります。

 大樹さんが脚本・演出を務めています。落ちこぼれの悪霊と偏屈な天才科学者が出会って物語が進んでいく、「知ること」がテーマのアクションコメディ。ダンスの振付はご出演もしているOH-SEさん! 鈴木勝吾くんや有澤樟太郎くんが出演してます。余談ですけどWBBに出ると売れるってジンクスがあるらしくて、『vol.7 バリスタと恋の黒魔術』に出演してた加藤諒くんも爆売れしたし有澤くんもこの舞台の直後が刀ミュでした。すごい。

 あとこれ! WBB公式からの手厚い供給を観てください!

 

 

 

 なんと公演の一部を観せてくれちゃってます。ツイートのテンションが高いのはさておき、これでダンスパートの雰囲気は伝わるかなぁと思います。ちなみに一つ目の動画でメイン右側にいる黒いひと(ロボット役)が大樹さんです。

 

 

vol.10.5 リバースヒストリカ2016


WBB vol.10.5『リバースヒストリカ2016』

 

 PVです。ステージ衣装はこのまま。この動画のクオリティだけでもWBBが信頼できることがわかる・・・・・・・。音楽はリバヒスお馴染みのやーつです。

 自主映画を制作しようと集まった若者たちがひょんなことから戦国武将を降臨させてしまう、本能寺の変の謎にも迫ったコメディ。殺陣も多く、観てて終始はらはらドキドキの作品でした。

 

 

 殺陣めっちゃきれいじゃないですか!? この時期、WBB公式がいっぱい動画上げてくれててうれしかったです。配役発表も動画だったんですよね・・・マメだったなぁ。公演にもよりますが、「○○TV」と題してパンフレット撮影現場を見せてくれたり、座談会してくれたりと、動画でのアプローチも多いユニットです。YouTubeにいっぱいあります!

 

 

 

Next...?

 そんなWBBの次回公演!! 決まってません!!!!!

 例年通りなら12月にSide-W公演があると思ったのですが、瑞樹さんの舞台の予定が詰まってることもあり、年内は難しいかなーという感じです。とか言ってこれから年末にぶち込まれたらどうしよう。歓喜だなあ・・・。

 来年のWBB Side-B公演は決まっているようで、大樹さんはもうそっちも進めてるみたいです。毎年、長いスパンで考えて動いてくれてます。来年はどんなものを観せてくれるのかな、楽しみです。

 最後に、関連リンクをいくつかご紹介しておきます。

 

 

公式サイト

WBB/WATER BIG BROTHERS

 メルマガの案内や、これまでの公演情報も見れます。オフィシャルブログはしれっと更新されていることがあるので、公演1週間前あたりはこまめにチェックしてみるといいかもしれない。グッズ情報、公演のお知らせはブログで告知されます。

 

公式ツイッター

WBB公式 (@wbbrothers) | Twitter

 最近、動きが鈍くて少し心配です・・・。ミクロワールドファンタジアは違ったけど、比較的、お稽古時など写真は上がるほうかな?と思います。

 

大樹さんのツイッター

佐野大樹 (@Daiki_sano) | Twitter

  WBBの情報を掴むなら大樹さんのツイッターをチェックするのがいちばん早いかもしれないです! 普段は打ち合わせしたり電車で腰に巻いてるやつ(シャツのことだと思う)挟まれたり美味しそうなごはん作ったり佐藤永典くんと会ったり、ちゃんと宣伝もするしいま取り組んでる作品の進み状況や意気込みを呟いたりと、しっかり&ぽわぽわのバランスが絶妙です! よろしくどうぞ!

 

 

 うまく伝わっているか不安ではあるのですが、 WBBは本当にとびっきり楽しいお芝居を毎回高純度で提供してくれているユニットです。キャストや題材や劇場のキャパは変わっても、それもぜんぶ「お客さんを笑顔にするため」の挑戦であって、ふたりのやりたいことというか、軸はぶれていないことがわかります。こっちがびっくりするくらい、演劇が好きで、「誰かに届ける舞台」「誰かがお金を払って観ている舞台」という意識をしっかり持っているふたりです。作品に裏切られることがありません。

 あとこれは作品には関係ないんですけど、44歳と38歳でありながら死ぬっっっっほどお顔がきれいで若々しいです。佐野家の遺伝子おそろしい。不老不死の家系かもしれない。

 

 少しでも興味を持ってくださった方がいれば嬉しいです。どうかどうか、劇場に来て、観てください。後悔はしない!はず!!

 WBBをよろしくお願いします!!!!!!