日々是好日

死ぬまでハッピー!

D-room10thと約束の話



先日、推しの、大樹っちゃんの誕生日イベントが終わった。


D-room 10th。その名の通り、10回目の誕生日イベント。

すごいことだ、と思う。ファンの間では、冬といえば大樹っちゃんのお誕生日とD-roomがある季節だ。風物詩にさえなっている。でも、このイベントがあることって当たり前じゃない。

D-roomは、まぁ周りの空気もあるかもしれないけど、大樹っちゃんが動かなきゃ始まらないわけで。劇場おさえて、ゲスト交渉して、打ち合わせやお稽古を重ねて、たぶんクリスマスもお正月も返上でたくさん準備して、本番を迎えればぶっ通しでひとりで喋ったりお芝居したりピアノを弾いたり。今年は初日からのどがつらそうではらはらした。

人間が1日にもらえる時間は、平等に24時間のはずだ。2016年から2017年にかけての大樹っちゃんは特に忙しそうだった。それなのに、D-roomは5日間12公演あった。ピアノも弾いた。10th-showという記念ワンマンショーではばっきばきに踊っていた。それに加えて、なんと今年も年賀状が届いた。

これらを、大樹っちゃんは軽々とこなしているわけではないだろう。きっと苦しい瞬間があって、悔しい思いがあって、それでも舞台の上では朗らかに笑っている。

私たちの「楽しい」は、確実に、大樹っちゃんの「しんどい」の上に成り立っている。

パフォーマンスをお仕事にしているひとたちは、お客さんを喜ばすために努力することが義務なのかもしれない。そうやってお金を貰っているのだから、と言えばそれまでだろう。

だけど、それってとてもすごいことだ。膨大な時間をかけて、精一杯の力で表現をして、いつか出会う観客のために最大限のことをする。それができる。

大樹っちゃんは熱くて、強い、と思っていたけど、その言葉で片付けてはいけないんじゃないかなって今回思った。

強くあろうとしてくれてる。楽しませようとしてくれてる。大樹っちゃんは、頑張れるひとというより、頑張ろうと努力してくれるひとだ。


私にとって大樹っちゃんは神さまだし魔法使いで、ヒーローだから、いつもその存在に救われて守られてる。

でも、それだけじゃいやだなって思った。貰いすぎて、両手じゃ抱えきれないほどの幸せを、少しずつでも返していきたい。

私は、疑り深くて臆病だから、「絶対」とか「ずっと」とかそういう無責任な類の言葉をなるべく避けたがる。

でも、もうだめだった。12回も大樹っちゃんの気持ちを浴びて、信じるしかないなぁって思った。

ファンは、きちんと感謝されてるし、愛されてるし、大切にされている。これは絶対だ。

だから、私も返したい。誠実なひとには誠実でいたいし、「頑張りたい」って大樹っちゃんが言うなら、「頑張れ」って言い続けたい。

ちゃんとそばにいたい。リプライやブログコメントやお手紙に何度も何度も書く「いつでも応援してます」の言葉を、嘘にしたくない。空虚なものにしたくない。

劇場に行くとか、アンケートやお手紙を書くとか、グッズを買うとか、それくらいしかできないけど、だからこそ、できることはぜんぶやる。

大樹っちゃんが私たちに決意表明してくれたから、これは私が返す精一杯の約束だ。

いつか熱が冷めるんじゃないかって未来に怯えるのは、もうやめようと思う。手を離さない努力をしようと思う。

一生って言葉を遣うのはまだ少し怖いけど、きっと明日も大樹っちゃんが好きです。それだけは信じてます。



大樹っちゃん、お誕生日おめでとうございます。

役者という道を選んでくれて、選び続けてくれて、私にファンという道を選ばせ続けてくれて、本当にありがとうございます。

大好きです、それしかないです。

幸せでいてください。


さー、大樹っちゃんのファンとしての1年、始めるぞ!