D-room11と夢の話
先日、推しこと佐野大樹さんの、大樹っちゃんのバースデーイベント・D-room11が幕を下ろした。
お誕生日当日でもある最終日は歴史的大雪に見舞われ、お部屋を出るたびにどんどん激しさを増し積もっていく雪に「ひええ」と震えたことも記憶に新しい。
怒涛のバイトとテストと課題の日々を終え、一息ついたところで、このイベントを振り返ってみようと思う。とは言っても、お部屋で起こったことはお友達同士のないしょなので、抽象的なふわっとした感想になってしまうけれど。
昨年のD-room10th、私は、「このひとを大切にしたい」と思った。
どこまでもどこまでも、こっちが苦しくなるくらい身を削って、まぶしいほど笑って、ファンや周りのみんなに恩返しをしようって、何かを届けようって頑張る大樹っちゃんの、力になりたかった。
もちろん今年も、大切にしたいなあとか、力になりたいなあとか、そういうことも強く感じたけれど、それよりももっと、「このひとのこの先を見ていきたい」という気持ちが勝った。
私の感じ方の問題かもしれないけど、去年のような切迫した、ぎゅっと胸が苦しくなるような感覚はどの会でもなく、代わりに、「おれはこれがやりたい」「こういう風になっていきたい」という希望を感じる5日間13公演だった。
5日間。13公演。改めて、すごい数だなあと思う。
ずうっと、大樹っちゃんのことを考えて、好きだなって思って、笑って、泣いて、感動して、頭のてっぺんから足の先まで、幸せに浸かっているような日々だった。
今年も去年に引き続き、「D-show」と名前を変えたショーが披露された。19日20時と、21日15時の2回きり。
ステージ上にほぼひとりきりでワンマンショーを行なった去年と違い、D-showは、「ひとりじゃないショー」だった。バックダンサーさんがいて、コントにもてっちゃんやべっちんが参加して、私たちお友達が参加する場面もちょこっとあった。
背中を押してくださいと笑う陽気さを見て、真剣にコントをする横顔を見て、初挑戦コーナーや一問一答コーナーで崩れ落ちる姿を見て、ぜんぶ放出するようなダンスを見て、ピアノを弾きながら震える指を見て、すっと前を見据える目を見て。このひとを好きな私はなんて幸せだろうと思った。
私は佐野大樹さんが好きで、すごく好きで、それはこのショーが終わっても、D-roomが終わっても、きっとずっと変わらない。それが嬉しくて、涙が出た。泣いてしまうなんてもったいないなぁと思って、でも耐えられなくて。拭う余裕もなくて首までびしょびしょにしてたら、横に座っていた友達がハンカチを差し出してくれてまた泣いた。
かっこ悪いところも恥ずかしいところもぜんぶさらけ出して、これがおれだよって笑う大樹っちゃんが、世界一かっこよかった。
夢、というワードが幾度も出てきた。
大樹っちゃんは夢みたいなひとだ、と思う。到底追いつけやしないと諦めず、描いた夢を現実にしようとする。その先で、みんなのおかげですありがとう、と笑う。
たくさんのひとが大樹っちゃんに、大樹っちゃんの作る舞台に夢を見ている。それをくすぐったそうに茶化しながら、真剣な顔で受け止めながら、夢を語って、追いかけて、叶えていく。
私が応援しているひとは、思っていた以上に、すごいひとだ。
ぐんぐん前に進んでいくのに、誰のことも置いていこうとしない。「忘れないですぐそばに 僕がいるいつの日も」なんて歌詞をくれたりする。
これから先、きっともっと色とりどりの、多くの夢を見せてもらえるのだろう。そのどれもにわくわくする。いつだって「次」を楽しみにさせてくれるひとを応援できてることって、絶対に奇跡だ。
あー、なんだろう。思い出してるだけなのに、幸せでふわふわする。
あのお部屋で起きたこと、くれた言葉ぜんぶ、できればひとつも忘れたくないし、一生覚えてるんだろうなあって思う景色があって、すごくすごく嬉しい。そういうものを与えて、教えてくれたひとを好きなことが、嬉しい!
D-roomの期間も思ってたし、なんなら365日24時間思ってるけど、わたし、大樹っちゃんのことを好きでよかったなあ!
大樹っちゃん、お誕生日おめでとうございます。
悲しいことも悔しいことも、本当はひとつだってあってほしくないけど、そういうのぜんぶ力に変えて進んでいく、前しか見てない大樹っちゃんを、世界でいちばん尊敬しています。
30代最後の年、多くの夢を叶えていってくれますように! ほんのわずかでもその力添えができますように!
ぜったい、幸せでいてください!
さあ、佐野大樹さんのファンとしての1年、はじめます!