日々是好日

死ぬまでハッピー!

おいでませ、D-room!

 

カモナD-room 推しが好き~~~~~~~!!!!!!!!

 

 というわけで(?)今年というか来年も、推しこと佐野大樹さんのお誕生日イベント『D-room11』が決まり、詳細が出ました!

 ホスピタリティの塊であり世紀のエンターテイナー・大樹っちゃんのこのイベント、ひとりでも多くのひとに来てほしいなあって思うので、ばばんとダイマしてみます。

 回にもよりますが、基本的には推しをあまり知らないひとでも楽しめる仕様になっているのでご安心ください!!!!!

 

 

 

 

佐野大樹さんってだれ?

 今さら~~~~~!!!!! 推しです。今回のお誕生日イベントの主役。あだ名は「大樹っちゃん」。カワイイ!

 お誕生日は1月22日、今回のイベントでは最終日にあたります。39歳になります。お顔は28歳って感じですが逆サバを読んでるわけではありません。

 推し贔屓甚だしいんですけど、でも本当に、すごく誠実なひとです。D-roomは特に、推しのお人柄で成り立つイベントだなぁと思います。ゲストさんにもお客さんにもスタッフさんにも、大きな愛と感謝をくれる場です。利益とか損得じゃなくて、「いつもありがとう」と「これからもよろしくね」を伝えたいがためのイベントなんだろうなってひしひしと感じます。

 いろんなお友達を誘って行った結果、みんな最初は「大樹さんかっこいいよね~」くらいのテンションだったのに、劇場を出る頃には「ねえ大樹っちゃん王子様すぎない!?」「応援するのわかるわ!!!」「つぎ舞台あったら絶対誘って」って口々に言ってます。いつも魔法か!?と思うんですけど、そういうパワーを持ってるから仕方ない。

 いつか私がものすごい権利を持ったとしたら全国の辞書の「エンターテインメント」という欄に「佐野大樹さん」と付け足したいくらいの、エンタメ精神の持ち主です。というか推しの存在がエンタメと言っても過言ではない。サービス精神旺盛すぎてびびります。びびりに来てください!(?)

 そんな推しが年に1度届けてくれる最高のイベントを、今から紹介します!

 

 

D-roomってなぁに?

 「大樹っちゃんのお部屋にお友達として遊びに行く」というコンセプトのもと開かれる、佐野大樹さんのお誕生日イベントです。いつも1月22日周辺で開催されます。企画・構成・演出、すべて自分でやってます。

 これは名ばかりのコンセプトじゃなくて、本当に私たちは大樹さんの「お友達」なんです。マジでお部屋なので、靴も脱ぐし大樹さんもすぐそこにいます。距離の近いイベント♡とかそういうレベルじゃないです。そこにいます。もちろん親しき仲にも礼儀ありなので、ヤバイ絡み方とかはしないですけど!!!

 お部屋のなかではぶっちゃけトークや裏話が繰り広げられるので、基本的にはレポ禁です。それも「お友達とのないしょ話だから」「お友達との約束、破ったら嫌われちゃうでしょ? 守らなかったら怒るからね!」という理論です。ここが桃源郷か?

  お出迎えとお見送りがあって、佐野フレンドリー大樹さんのトークを聞いたり、小芝居を観たり、ゲストさんとのトークを楽しんだり、ピアノコーナーがあったり、約70分くらい・・・?、エンタメをがんっがんに浴びます。書いてて盛りだくさんすぎて震えた。ここに書いてないこともあるよ!

 ちなみにチケットの整理番号順で入場なので、開場10分前には劇場前にいた方が安心です! 自由席なので、ひとりだと遅い番号でも前方席にするっと行ける場合があります!

 グッズはポーチや帽子みたいな小物系がひとつ(去年は10回目だったからかふたつありました)、4枚組の生写真セットが2種類あります。それぞれ1000円と500円ずつ。初日の前日あたりにブログに写真が上がります。小物はパンダモチーフが多い。かわいい。

 物販は開演前、推しの手売りです! あまりのお顔の綺麗さに思わず3万握らせないように気をつけましょう! 公演後にもスタッフさんやお手伝いに来てる役者さんから買えます。

 気になるチケット代は、破格の3000円!!!!倍額出したい!!!! 当日券だと3300円です。安すぎる上にクオリティが高いので実質無料なイベントなんですけど、なんと今回は無料の会があります。ホァ???ってなりますよね、私もなりました。これについては後々また触れます!

 

 

どこでやるの?

 毎年恒例、ザムザ阿佐谷です! 公式サイトはこちら

 阿佐ヶ谷駅の北口から徒歩で5分かからないです。キャパは120くらい。ラピュタ阿佐ヶ谷という映画館の地下にあります。階段が急だから、降りるときは足元に気を付けよう!

  ちょっと歩けばマックがあるし、五右衛門とかサンマルクとかバーガーキングとか、結構いろいろあります。でも回と回の間隔がめちゃめちゃ狭いので、続けてイベント参加するときはあんまりゆっくりはできないかも・・・。飲み屋さんもいっぱいあります!

 入場待ちのときは冬ということもあって寒いです! あとなぜか劇場前にベンチがひとつあります! 

 イベントには関係ないんですけど、駅からザムザまでの道に「大樹ホーム」という不動産屋さんがあって、通りかかるたびにオォ・・・ってなります。

 

 

いつやるの?

 今年の日程はこちら!

 

2018年1月18日~1月22日

 

 ゲストのことを「お友達」って呼ぶの、かわいいなぁ・・・・・・。

 5日間、全13回です。土日とお誕生日は3回公演なんですが、今年は22日が月曜日なので3日連続でみっちりですね。これをほぼひとりで回す推し、すごいなぁ。

 

 

どんな会があるの?

・舞台の会

 この1年で出演した舞台の共演者さんなどがいらっしゃってトークをします。裏話やガチのぶっちゃけ話、当時のエピソードから共演者さんの最近のお仕事についてなど、いろんなお話が聞けます。回によっては、そのときの舞台衣装で出てきてくれることも。

 去年は『サムライモードの会』で崎山くんがゲストに来たとき、衣装を着てくれてました!

 

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 こんな感じ。ちゃぶ台とみかん、漫画やフィギュアが詰まった棚、壁に貼られたワンピースのポスターなど、お部屋感がすごい。いやお部屋なんだけど。

 今回は『心霊探偵八雲』『ミクロワールドファンタジア』がもう発表されてますね!

 

・恒例の会

 『サタデーナイトフィーバー』や、『感謝の会』ですね。

 前者は毎年土曜日のラスト公演に、推しのプライベートでも仲良しの役者さんを呼んでフィーバーする会です。推しが王様(暴君)になって、お友達ゲストにおもてなしをさせるという・・・。「は?」「この愚民が!!!」って言う推しが観れます。最高。個人的に、加古臨王さんの王様への平服っぷりが大好きです。前回はクーデターがあって推しもおもてなしする側に回ったりしたんだけど、今回はどうなるかなぁ。

 後者は、推しがお客さんのリクエストになんでも応えてくれる会です。こればっかりは、観たものがすべて!って感じなので、細かく書けるようなことがない・・・。終盤には、感謝の言葉をくれます。このひとをこれからも応援したいな、きちんと近くでその頑張りを観ていきたいし返していきたいなーって思わせてくれる時間です。

 推しがリーダーを務める演劇ユニット*pnish*のメンバーが来てくれる会もあります! 外部やWBBでは感じられない砕けた雰囲気があるし、メンバーの前でも見せる顔がそれぞれ違うので、佐野大樹さんを知りたいなっていう方には持ってこいなのではと思います。話についていけなくなっちゃうような身内ネタはそんなにないはず・・・。個人的に、森山さんの前ではいたずらっ子だけど相手を立てる感じ、鷲尾さんの前では甘える弟、土屋さんの前ではライバルで悪友だなーって思います。

 あと、川本成さんを招いていろいろぶっちゃける『黒会』も恒例ってことでいいのかなー。成さんの独特の思想とか、推しの熱い気持ちが聞けて大好きな会です。すっきりします。今回はまだ発表されてないけど、来てくれたらいいなぁ。

 

・企画系の会

 今回で言うところの『無料の会』。今までは、演出家さんをゲストに呼んだ『演出の会』とか佐藤永典くんとおそろいのもこもこパジャマを着て男子トーク(?)をした『スウィートパジャマパーティー』などがありました。

 推しの独創性が爆発する会。無料の会・・・・・・・・・無料の会ってなんだと思う!?!? チケット発券手数料のみであのクオリティの催しを観られるの意味がわからん。3000円ですらあのきれいなお顔の拝観料にもならんぞって思ってるのに!

 俳優と観客は商業関係だと考えてるし(もちろんそれだけではないんだけど)、エンタメを観るのにお金を払わないって結構リスクがあるなぁと思います。いろいろ、心配なことだってあります。でも、推しが決断したことです。マイルールとして、推しが自分で考えて決めて打ち出してくれたことは、聞いた段階ではぜんぶ応援する! きちんと観て思うことがあれば意見を持つ!って決めてます。

 日頃応援してるファンへの感謝と同時に、いろんなひとに観に来てほしいっていう思いがあるみたいです。「佐野大樹」をもっとたくさんのひとに知ってほしいんだって、こういうお仕事なら当たり前なのかもしれないけど、でも、こうしてかたちになって伝わってきたことにびっくりしました。

 無料だから来てくださいって言うのは、すこし抵抗があるのですが。無料をきっかけにして、もし時間とお気持ちのタイミングが合った方がいれば、ぷらっとチケットを取って遊びに来てくださったら嬉しいなぁと思います。ぜったい楽しいです。大樹さんのブログにも書いてあるけれど、無料だからって手を抜くひとじゃありません。そのときのぜんぶを、全力で観せてくれます。ちょっとでも気になる方がいれば! ほんとうにお気軽に! ぜひ!!

 それと、これはファンの勝手なお願いなんですけど、もし「大樹さんいいな」って思ってもらえたら、いつかチケットを買って、劇場に来てくれたら嬉しいです。

 

・D-show

 ワンマンショー!! です!!!!

 大樹さん初めて観るよ~ってひとにはこの回を猛烈におすすめしたい!

 前回の『D-room10th』で披露された10th-showがパワーアップして帰ってくるのがこのD-showなんですけど。前回のお話をすると、ダンス、お芝居、謎のシュールなコーナー、ピアノと、最初から最後まで熱量の高いパフォーマンスに圧倒されました。

 ほんとうに、かっこいいも可愛いも面白いもきれいもあったかいも優しいもぜんぶ詰まってました!!!この世の楽しいことぜんぶ凝縮された空間だって思った!!!

 その身ひとつで表現して、ステージを端から端まで駆けて飛んで喋って笑って、何かを滔々と語るわけじゃないのに、そのステップひとつ、声とか笑顔ひとつひとつから、これが俺の全力だよって伝わってくる気がして。一点の曇りも、一滴の濁りもない、正真正銘の、どまんなかのパフォーマンスでした。

 D-roomって、どの回を観てもらってもそうなんですけど、佐野大樹さんの入り口であって最奥でもあるなぁと思います。そこのギャップが小さいひとだからだと思うんだけど。よくわかんないな~って思うときもたくさんあるけど(笑)、でも、いつでも正直なひとです。まっすぐなパフォーマンスをしてくれます。

 エンターテイナー・佐野大樹さんの真骨頂、おすすめです!

 

 

何を持っていけばいい?

 さてさて、最後に、プラスアルファで持っていくといいんじゃないかなぁと思うものを!

 

・靴袋

 お部屋は土足厳禁なので、劇場入り口で靴を脱ぐことになります。そのとき、靴袋を持参していると便利です! 一応向こうでもご用意されてるんですけど、数にも限りがあるので。カシャカシャ鳴らないやつだと尚更いいかもです!

 

・膝掛け

 前方のお席は結構寒いです。膝掛けというか、大判のマフラー(ストール)でもいいかも。劇場が激狭いので、荷物はコンパクトにまとめることをおすすめします!

 

・グッズ代

  物販べつにいいや~と思っていても、あの場であの顔で「グッズほしいひと~!」って言われたら手を挙げてしまいます。不可抗力です。せめて生写真代の500円は握っておいてほしいですが、うっかり「ぜんぶください・・・♡」と言ってしまったときのために、2~3000円はお財布に余分に入れておくと安心かもしれません。

 

・3300円

 増やすためのチケット代です。やばい!!!次の回も観たい!!!観ちゃおうかな!!!!ってなる可能性が高いので、用意しておくといいと思います!

 

 

 

 以上がD-roomのご紹介になります。ここまで読んでくれてるひといるのかな!?

 詳細が載ってるブログ記事はこちらです。12月2日がチケット一般販売だよ~!

 

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 ちなみにこのブログ、11月11日11時11分に更新されてます。D-room11に合わせたんだろうな~~~!!! こういうところ大好き~~~!!!!! 

 

 お誕生日イベントなのに、毎年、こっちが両手で抱えきれないくらいのプレゼントをもらっちゃいます。勘違いでもなんでもなく、私たちは推しに大切にされているし、私たちも推しを大切にしたいなって思わされるイベントです。

 大樹さんちょっと気になるなっていうひとも、ぜんぜん知らないけど行ってみようかなっていうひとも、この機会にぜひザムザ阿佐谷に足を運んでみてください。ぜったい、ぜったい、楽しいです。私が何かするわけじゃないのにおかしいけど、大樹さんはその場にいるひと全員を楽しませてくれるひとだって確信を持って言えます。

 D-room11は、38歳ラストのお仕事でもあるし、39歳スタートのお仕事でもあります。その空間が、たくさんの「おめでとう」であふれることを、今から願ってやみません。

 

 

【追記】

コメントをくださった方へ。

チケットについては、会にもよりますがたぶんするっと取れると思います…!

いま発表されている会で言うとミクロワールドの会は激戦かなと踏んでいますが、例年の様子を見ていて、他の会なら大丈夫じゃないかなぁと。

企画力が高くて、おもてなしの心にあふれたイベントなので、ぜひ1度足を運んでいただけたら私も嬉しいです!よろしくお願いします!

 

こういうときにお題箱のURL貼ってると便利なのかな!?

https://odaibako.net/u/pnrk__24

ひそかにやってるので、推しに関することじゃなくてもお気軽にぜひ〜!

 

 

WBBを紹介します

 

 こんにちは!

 皆さま、「WBB」という演劇ユニットをご存知でしょうか。

 佐野瑞樹さん・佐野大樹さんによる兄弟ユニットなのですが、毎回、若手俳優さんたちもキャスティングされているので知っているひとも多い・・・といいなぁ・・・と思います。

 今日はそんなWBBをダイマします!!!!! WBBはいいぞー!!!!!

 

 

 

What's WBB?

佐野瑞樹・佐野大樹による兄弟エンターテイメントワールドである。 
『みず=WATER』『だい=BIG』『兄弟=BROTHERS』の頭文字を取り、
これまで培ってきたさまざまなノウハウを駆使し、
いかなる形にもとらわれないエンターテイメントを作り続け、
WBBを観たら「あ〜コレコレ!」と思わせる作品を目指す。

 

 公式サイトでの説明はこんな感じです。

 ユニット名の元ネタはかの有名なワーナー・ブラザーズで、さすがにWBそのままだとやばいだろってことでWBBになったらしい。本家に怒られることを目標に、どちらかが参加すればオッケーという軽いスタンスをとりつつ、兄弟のライフワークにしようと目論んでいるそうです。

 2011年8月に始動しました(始動っていうかvol.1の公演初日が8月10日で、そこがWBBのお誕生日ってことになってるらしい)。

 公演頻度としては、年に2回、だいたい夏にSide-B(大樹さんプロデュース)、冬にSide-W(瑞樹さんプロデュース)を上演しています。年によっては番外公演があったり、トークイベントがあったり。

 上演時間は90~100分が多いかなあ。公演によるけど、アフタートークショーや来場者特典があったりもします。

 グッズは主にパンフレットと缶バッジ(2種セット/ロゴマークと公演タイトル)なんですけど、前回の『vol.12 ミクロワールド・ファンタジア』ではTシャツとエコバッグも出ました。DVDは本公演なら基本的には発売されるけど、ミクロワールドと、『vol.5 サムライ・ナイト・フィーバー 再燃』はありませんでした。

 パンフレット、ステージ衣装とはまったく関係ないビジュアルで写ってるんですけど、見開きの佐野兄弟も各キャストも毎回ちょ~~~美麗です!!! 衣装さんもカメラマンさんも天才!!! きちんと座談会も充実していて嬉しいです。

 

 

 

Side-W

 兄・瑞樹さんがプロデュースするサイドです。公演の奇数回にあたります。

 毎回、緻密なワンシチュエーションコメディを上演していて、近年では赤坂レッドシアターでやることが多いです。キャパ200くらいなので距離も近いし、ぐっと濃密な空間でいっぱい笑って外の寒さを吹き飛ばせます。

 『vol.9 殺意は月夜に照らされて』と『vol.11 スペーストラベロイド』では、公演期間中、劇場入り口にWBBのロゴマークがライトで映し出されていて感動しました。

 

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 すごくないですか!!?? ちなみにこのロゴマークどっちがどっちなんだろう。私は左が大樹さんで右が瑞樹さんだと思ってるんですけど・・・。

 こっちのサイドだと大樹さんの出番も比較的いっぱいあります。主演も何回かしてるし。表情と声の変化が豊かで劇場の空気を掴む力が抜群に高い、推しのお芝居をじっくり観てください!!!! 瑞樹さんのお芝居ももちろんたっぷり堪能できます!

 瑞樹さんの信頼している脚本家さん(浅沼晋太郎さんとか、小峯裕之さんとか)を起用しているので、ててて天才か~~!!と思うような上質なコメディが観られると個人的には思います。演劇集団イヌッコロさんの作品も2回上演してます。

 ミステリーコメディをやってみたり、WBB版新喜劇と銘打ってお笑い芸人さんをキャスティングしたりと、ワンシチュエーションコメディという括りのなかで毎回趣向を変えて楽しませてくれてます! 会話劇なので、しっかりとストレートのお芝居を観たいひとにもおすすめ!

 

 

Side-B

 弟・大樹さんがプロデュースするサイドです。公演の偶数回にあたります。

 主にアクションコメディー、活劇が中心です。近年では大樹さんが脚本や演出を手がけることが多く、大きな劇場で公演を打ったり、東京だけでなく大阪や神戸に行ったりもしてます。

 見た目も内容もど派手で、アクションも観られるし、頭からっぽにして「楽しい!」でいっぱいになれる作品を届けてくれます。最近はダンスがあったり、ミュージカルに挑戦したりと、新しいことにどんどん取り組んでいます。

 瑞樹さんが主演を務めることが多いです。WBB作品は基本的にそうだけど。演出を手がけてるときは大樹さんの出番は少なめ。でも大樹ワールドと呼ばれる(?)とにかく明るくて華やかできらきらした世界を存分に楽しめるので、大樹さんのことを知るにはうってつけかもしれない。とにかくどうすればキャストさんがいちばん輝くのかってことを考えてくれる演出家さんなので、登場人物みんな好きになること請け合いです。

 ロンドンブーツ1号2号田村亮さんや、ジャニーズJr.の松田元太くんなど、キャスティングも幅広くて毎回びっくりさせられてます。去年の第10回目公演はいきなりキャパ800の東京芸術劇場プレイハウスで上演したし。毎年、情報解禁のたびに「え!!??」ってなってる気がする。

 何をするのか、どんなものが観られるのか、予想がつかないけどとにかく楽しいことは保証されてるのが大樹さんサイドの魅力かなと思います。スピーディなストーリー展開、ひとりひとり個性的なキャラクターたち、鮮やかな明かりとかっこいい音楽、日常の悲しいことしんどいことをどっかへ吹っ飛ばしてしまう圧倒的非日常に元気をもらえる作品たちです。ハッピーは約束されてる!

 余談ですが、こっちのサイドだと大樹さんが作り手側に回ることが多いので、瑞樹さんと意見の対立があって兄弟喧嘩が多いらしいです。そういうエピソードもアフタートークで聞けたりします。

 

 

Side-トーク

 WBBのトークイベントです。今のところ、3年に1回くらいのペースでやってます。

 各公演からゲストを呼んできたり、スタッフさんも交えたりして佐野兄弟とトークやゲームに興じるイベント。今年も3月に第2回目をやりました。

 私が参加したのは今年からなのですが、ゆるっとしててどの回にも色があって楽しかったです。懐古厨なので泣くかと思ったけど笑いすぎてそれどころじゃありませんでした。神永圭佑くんが「HBは何の略か?」ってクイズで「ヒステリックボールペン」って答えたの、一生思い出して笑うと思う。天才??

 佐野兄弟、というか瑞樹さんといえばトーク!みたいなところがあります。自他共に認める「おしゃべりおばさん」。話し出したら止まらない、次から次へと話題をかっさらっていく瑞樹さん。いつもタイムキーパーしてる弟に「さっきから喋りすぎだから!!!」って怒られてます。しかも話が上手いんだ・・・。

 

 

.5公演

  番外公演です。過去には1作だけ、『vol.10.5 リバースヒストリカ2016』が上演されました。こちらは瑞樹さんは出演していません。

 この『リバースヒストリカ』は大樹さんが所属する演劇ユニット*pnish*の戯曲であり、WBBオリジナルじゃない作品を上演するときは番外扱いになるのかな~と思ってたのですが、イヌッコロさんの作品をSide-Wでやってたりもするんですよね・・・。当時の説明では「ふたりが作り手に特化する」とどっかに書いてあった気がするんですけど、この公演も大樹さんはがっつり出演してたし瑞樹さんも一応スペシャルアドバイザーという立場だったのでよくわかりません! 演出はWBBって書いてあったけど。

 わりと謎の公演です。リバヒスはめっちゃ面白かったけど。この公演ではパンフレットや缶バッジがなかった代わりに生写真が販売されました! 沸いた!! DVDなくて悲しかったけど!!

 

 

 

Watch WBB!

 章題にセンスがないな・・・。

 何はともあれ、とりあえず動画を! 観てください!!!

 

vol.8 ネバー×ヒーロー


WBB vol.8『ネバー×ヒーロー』DVD紹介動画

 

 DVD紹介動画なので本編の音声は入ってないんですけど、作品の雰囲気は伝わるかなと思います。大樹さんが演出を手がけた作品です。アクション満載のヒーローもの! 神永圭佑くんや小野健斗くんが出演してます。

 衣装も音楽もかっこよくて、必殺技や悪役が巨大化する表現に「こうきたか!!」とびっくりしたり、それぞれのヒーローが抱える葛藤にぎゅっと胸を熱くさせられたりします。

 

 

vol.10 懲悪バスターズ


記念すべき第10回公演!WBB『懲悪バスターズ』公開ゲネプロをチラッと見せ!

 

 プレイハウスで上演した第10回目公演。公式曰く「お祭り」です。ゲネプロなんですけど、事務所のご都合で瑞樹さんは映ってません。舘合というのは瑞樹さんの役名で、ラストの「あとは舘合くんだけなんですから」という台詞にいつも、そうだね・・・ってなります。

 大樹さんが脚本・演出を務めています。落ちこぼれの悪霊と偏屈な天才科学者が出会って物語が進んでいく、「知ること」がテーマのアクションコメディ。ダンスの振付はご出演もしているOH-SEさん! 鈴木勝吾くんや有澤樟太郎くんが出演してます。余談ですけどWBBに出ると売れるってジンクスがあるらしくて、『vol.7 バリスタと恋の黒魔術』に出演してた加藤諒くんも爆売れしたし有澤くんもこの舞台の直後が刀ミュでした。すごい。

 あとこれ! WBB公式からの手厚い供給を観てください!

 

 

 

 なんと公演の一部を観せてくれちゃってます。ツイートのテンションが高いのはさておき、これでダンスパートの雰囲気は伝わるかなぁと思います。ちなみに一つ目の動画でメイン右側にいる黒いひと(ロボット役)が大樹さんです。

 

 

vol.10.5 リバースヒストリカ2016


WBB vol.10.5『リバースヒストリカ2016』

 

 PVです。ステージ衣装はこのまま。この動画のクオリティだけでもWBBが信頼できることがわかる・・・・・・・。音楽はリバヒスお馴染みのやーつです。

 自主映画を制作しようと集まった若者たちがひょんなことから戦国武将を降臨させてしまう、本能寺の変の謎にも迫ったコメディ。殺陣も多く、観てて終始はらはらドキドキの作品でした。

 

 

 殺陣めっちゃきれいじゃないですか!? この時期、WBB公式がいっぱい動画上げてくれててうれしかったです。配役発表も動画だったんですよね・・・マメだったなぁ。公演にもよりますが、「○○TV」と題してパンフレット撮影現場を見せてくれたり、座談会してくれたりと、動画でのアプローチも多いユニットです。YouTubeにいっぱいあります!

 

 

 

Next...?

 そんなWBBの次回公演!! 決まってません!!!!!

 例年通りなら12月にSide-W公演があると思ったのですが、瑞樹さんの舞台の予定が詰まってることもあり、年内は難しいかなーという感じです。とか言ってこれから年末にぶち込まれたらどうしよう。歓喜だなあ・・・。

 来年のWBB Side-B公演は決まっているようで、大樹さんはもうそっちも進めてるみたいです。毎年、長いスパンで考えて動いてくれてます。来年はどんなものを観せてくれるのかな、楽しみです。

 最後に、関連リンクをいくつかご紹介しておきます。

 

 

公式サイト

WBB/WATER BIG BROTHERS

 メルマガの案内や、これまでの公演情報も見れます。オフィシャルブログはしれっと更新されていることがあるので、公演1週間前あたりはこまめにチェックしてみるといいかもしれない。グッズ情報、公演のお知らせはブログで告知されます。

 

公式ツイッター

WBB公式 (@wbbrothers) | Twitter

 最近、動きが鈍くて少し心配です・・・。ミクロワールドファンタジアは違ったけど、比較的、お稽古時など写真は上がるほうかな?と思います。

 

大樹さんのツイッター

佐野大樹 (@Daiki_sano) | Twitter

  WBBの情報を掴むなら大樹さんのツイッターをチェックするのがいちばん早いかもしれないです! 普段は打ち合わせしたり電車で腰に巻いてるやつ(シャツのことだと思う)挟まれたり美味しそうなごはん作ったり佐藤永典くんと会ったり、ちゃんと宣伝もするしいま取り組んでる作品の進み状況や意気込みを呟いたりと、しっかり&ぽわぽわのバランスが絶妙です! よろしくどうぞ!

 

 

 うまく伝わっているか不安ではあるのですが、 WBBは本当にとびっきり楽しいお芝居を毎回高純度で提供してくれているユニットです。キャストや題材や劇場のキャパは変わっても、それもぜんぶ「お客さんを笑顔にするため」の挑戦であって、ふたりのやりたいことというか、軸はぶれていないことがわかります。こっちがびっくりするくらい、演劇が好きで、「誰かに届ける舞台」「誰かがお金を払って観ている舞台」という意識をしっかり持っているふたりです。作品に裏切られることがありません。

 あとこれは作品には関係ないんですけど、44歳と38歳でありながら死ぬっっっっほどお顔がきれいで若々しいです。佐野家の遺伝子おそろしい。不老不死の家系かもしれない。

 

 少しでも興味を持ってくださった方がいれば嬉しいです。どうかどうか、劇場に来て、観てください。後悔はしない!はず!!

 WBBをよろしくお願いします!!!!!!

 

 

まわせ!無敵のマーダーケース

 

※タイトルは誤字ではありません!

 

 3日後から、推しこと佐野大樹さんの出演・演出舞台『まわれ!無敵のマーダーケース』が始まります。

 この舞台は、今年3月に演劇集団イヌッコロの本公演として上演された作品の再演です。今回は、イヌッコロと、推しの所属事務所であるラ・セッテのコラボ公演として上演されます。ちなみにラ・セッテは今年で10周年!おめでとうございます!有名どころだと、津田寛治さんが所属してらっしゃいます!

 公演概要はこちらから!

 あらすじはこちらのページに載っていないので、チケット予約のページから引用させていただきます。

 

作家、藤澤智彦は悩んでいた。

なぜなら彼は全く書いたことのないサスペンス物を書くことを引き受けてしまっていたからだ。
何日経とうが、一向にアイディアは浮かんでこない。
それどころか根本的な描写の仕方すらわからない。
それほど藤澤はサスペンスに疎かった。

そんな中、彼はとんでもないことを思い付く。

「そうだ! 嘘の殺人事件を起こして、人間のリアルな反応を見よー!!」

これでインスピレーションが湧かないはずはない!
編集者の末國に協力を仰ぎ、人里離れたいかにもなペンションを探し、売れない役者を雇い、知人を招き、いざ計画を実行した・・・ までは良かったが、そこに本物の殺人鬼が現れた!!

 

 

 今回のマーダーケース、ダブルチームなのですが、推しは殺人鬼役でのシングルキャスト出演に加えて、両チームの演出も担っています。

 

 

 こちらのツイートにあるように、2チームの演出は推しにとって初めての試みになります。

 今まで、ダブルチームの片方だけ演出して出演もするということはあったけれど、どちらも並行して演出をつけるというのはなかったのです。脚本家でもある羽仁修さんとの共同演出ではあるけど、ほかのキャストさんの口ぶりからして結構推しが主導でつけてるっぽい・・・?

 キャストさんも多いし、映像パートがあるみたいだからそことの兼ね合いも考えなくちゃいけないだろうし、そもそも殺人鬼役だって初演を観た印象だとわりと重役だし、そんな中でそれぞれのチームの色を汲んで、作品を作っていくって、どういう感じなんだろう。

 当たり前に、大変だと思います。そりゃそうだ。キャストさんのSNSをチェックしてると、壁にぶつかっているのが目に見えるひとも少なくない。コメディのテンポだとかやることの多さだとか、私は想像することしかできないけど、きっと「面白い」を作るためにクリアしなくちゃいけない課題がたくさんたくさんあるのだろう。

 演出家だしシングルキャストだし休み無いだろうなとか、大変だろうな、疲れてるよなとか、頑張ってくれてるんだろうなとか。思うだけなら簡単で、想像だってできるけど、当事者になることは叶わないから、歯痒い気持ちになったりもする。

 だけど、その何倍も、何十倍も、感謝したいなあと思う。信じたいなあと思う。

 お稽古が始まったばかりの頃、同じくシングルキャストであるゆかわたかしさんがこんなツイートをしていた。

 

 

 佐野大樹さんという演出家は、出演者に、「大丈夫」って言わせることのできる、そういうお仕事をするひとなんだなあと思った。

 私はそのお仕事を近くで見ることはできないし、お客さんと演者さんのことをいちばんに考えてくれるひとだってことも、リアルタイムで知れるわけじゃないけど、それでもこうやって信じさせてくれるのが本当にすごい。しかも盲目的な信用じゃなくて、理由をくれて、確信をくれて、絶対的な信頼に昇華させてくれる。いつも。

 

 

 前に推しが演出した舞台『ギャングアワー』に出演していた谷沢龍馬さんもこうして信頼してくれていて、嬉しいなあ。

 チームKでさとみという女の子を演じる石川瑠華ちゃんも、SHOWROOMで「演出の佐野さんがたくさん考えてくれてるから、絶対おもしろい!」と言っていて、キャストさんが舞台の面白さを保証してくれることも、推しがその理由になっていることも、本当に嬉しくて涙が出そうだった。

 

 そして、初日の約2週間前の推しのツイートがこちら。

 

 

 どちらも面白いです、見て欲しいです、って言い切ってくれる、こんなに幸せなことある!?いや、ない!!!(反語)

 初日が近づくたび、わくわくが増して、信頼と期待が高まって、早く観たいなってそわそわしてます。久しぶりの推しの現場ってこともあるけど、本当に楽しみ!

 緊張はもちろんあるけど不安はなくて、純度100パーセントで楽しみに待てることが心の底から嬉しいです。

 

 

 演出って、そのひとがどんなものを面白いと思っているのか、どんな風に観せたいのか、どんなことをやりたいのか、そういうのがダイレクトにわかるんだなって、今さらなんだけど最近はっとしました。頭の中を透かして見れるような。

 『まわれ!無敵のマーダーケース』っていうタイトルは、羽仁さん曰く、主人公である藤澤さんの「自分の考えた無敵の殺人事件(マーダーケース)がうまく回ってほしい」という願望を表しているそうで。

 それになぞらえて考えたときに、舞台っていう事件を回そうと奮闘しているのは、キャストさんスタッフさんはもちろんだけど、演出家さんが筆頭なんじゃないかなあと思いました。

 どうか、どうかどうか、この舞台が、うまく回りますように。無敵になりますように。

 残りわずかですが、お席も日によってはまだあります!皆さまぜひ!

 

 

SniTsの動画が最高な話

 

 全世界のひと、とりあえずこの動画を観てください!!

 


SniTs 3 22

 

 

 さて、本日はこの動画、そしてSniTsというユニットの話をしたいと思います。

 SniTs。読み方は「サニッツ」。4人組演劇ユニット*pnish*から派生した、佐野大樹さんと土屋佑壱さんのコンビ。3月8日に配信された*pnish*のSHOWROOMで初めて発表され、お披露目はまだ。4月下旬にショーを控えている。

 *pnish*には、サンティーズという、森山栄治さんと鷲尾昇さんのコンビがある。活動頻度はここ数年は低めで、一昨年、ラストサンティーズと銘打ってイベントを行なったから、もうなくなってしまうのかもしれないが(ヨンティーズが結成される気もする)。

 栄治さんと鷲尾さんは、*pnish*の年上組だ。大樹っちゃんと土屋さんは、年下組にあたる。だから、大樹っちゃんのファンになってからの数年、「土屋さんとふたりで何かやったりしないのかな?」という思いはずっとあった。あったけど、何かやってほしいなと願いながらも、心のどこかで「まぁ、ないだろうなぁ」と思っていた気がする。

 大樹っちゃんと土屋さんの関係性については、こちらの記事にも書いたのだけど。

 

pn-rk.hatenablog.com

 

 この記事でも触れているように、大樹っちゃんと土屋さんは「ライバル」で、方向性というか、表現したいもの伝えたいものやりたいものも重ならないんだろうと思っていた。大樹っちゃん本人も「一番組まないと思ってた」と語っていたし、正しいことはわからないけど、ここ数年を経て、何か心境の変化があったのだろう。

 ふたりの「やりたいこと」が合わさったものがSniTsであり、それはイベントじゃなくてshowなんだってこだわることであり、出会って15年以上経った今だからできることなのかなと思う。

 

 

 そして、冒頭の動画である。

 3月22日(サニッツの日!)に上げられたこの動画は、SniTsのプロモーションビデオのようだった。居酒屋で打ち合わせをするふたり。土屋さんが作成したものだからか、大樹っちゃんの発言が多めだけど、それを聞く土屋さんの真剣な表情も心を揺さぶる。

 私は大樹っちゃんのファンだから、大樹っちゃんの話をしちゃうんだけど。

 

「責任感なんだよ、何かを作るってのは」

 

 「それって・・・じゃあ誰のためなんだろうな?と思うわけ。誰に発信するもんだろう?」

  

 大樹っちゃんはきっといつでも、自分が作ってるものの先にいる「誰か」のことを見ている。「誰か」が楽しんでくれるように、「誰か」の期待に応えられるように。この「誰か」がどのくらいの範囲の、どのひとびとを指すのかはわからないし、もしかしたら特定のものじゃなくて漠然とした集団なのかもしれないけど。でも、私はいつも、大樹っちゃんの作る舞台なりイベントなり、そういう作品から、「届けたい」っていう意思を感じる。

 だから、たぶん、知ってたはずなのに。SniTsのショーが、大樹っちゃんの携わるものが、「誰か」のためにあるのだと思ったら、衝撃を受けてしまった。衝撃というか、感動というか、わからないけど、心臓をぎゃんっと掴まれたかんじ。動揺したのだ。はっとして、向き合わなければ、と思った。改めて、大樹っちゃんというひとのびっくりするくらいのまっすぐさに触れた気がした。

 この動画を観たらわかるとおり、大樹っちゃんはものすごく熱いひとだ。でも、無駄に熱だけ高いだけじゃないんだと思う。ちゃんと結果を求めてくれる。私は常々、大樹っちゃんの、観客はお金を払ってパフォーマンスを観ているのだという意識があるところがすてきだなぁと思っているのだけど、たぶんそういう観点じゃなくても、「より良いモノを作らなくちゃいけない」という考えが根底にあるのだろう。

 ストイックだし、頑固だし、理想が高い。そして、とてもとても誠実だ。私がこの動画を観て、いちばん刺さった言葉はこれだった。

 

「これでつまんないもの出してしまったら、みんなを不幸にすると俺は思ってる」

  

 私は、大樹っちゃんのこういうところが、どうしようもなく苦しくて、どうしようもなく好きだなあと思う。この「みんな」って観客だけのことじゃないんだろうなあ。なんか、背負い込もうとするひとだ、いろんなものを。大きな重たいものでも。

 好きなひとには、楽に生きてほしいって思ってしまう。なんでもそこそこ上手くいって、居心地のいい場所で、笑っていてほしい。ああいまキツいんだろうなあって思うことはとても苦しい。苦しいけど、そういう道を選ぶひとだから好きだなあとも思う。ここで言う「苦しい」はネガティブな響きのものじゃなくて、わりと「好き」と同義だ。「好き」って、喜怒哀楽のどこにも当てはまらないようで、それと同時に、感情ぜんぶをぎゅっと詰め込んで閉じて抽出したものな気がする。

 はじめてこの言葉を聞いたときは「大樹っちゃんがやることで不幸になるわけないじゃん?!」と思ったけど、こうやって思えるのはいつも大樹っちゃんが頑張って頑張って頑張って10000000点満点の面白いものを観せ続けてくれたからなんだろうな。私は無条件に大樹っちゃんを信じているけど、この信頼は大樹っちゃんの努力のおかげだ。期待できること、信じられることは当たり前じゃない。

 SniTsを、今このタイミングでやる意味ってなんなんだろう。それを大樹っちゃんは見つけたらしい、ということもこの動画からわかる。少なくとも、このショーはきっと、誰かを幸せにするためのものなんだろう。そこから繋がる、ふたり自身の得られるものも含め。

 私たちがSniTsを観に行く理由は「彼らが好きだから」だったり「何かしらの興味を抱いたから」だけど、きっとSniTsを観に行く意味はこれから生まれる。意味を、ふたりが与えてくれるんだろうと思う。

 

 

 この動画、それぞれの言葉もとてもいいんだけど、バックで流れてる曲もまた最高なんだ。とりあえず歌詞を見てくれ。

 

走って、走って、走り去る!

月光と太陽を駆け抜ける!

 

走り去るんだよ!!! SniTsは期間限定ユニットとして発足しているから、次の機会なんて保証されてない。ほんとうに、4月の3日間で消えちゃうかもしれない。これで終わりかもしれない。 二の足踏んでたら、置いていかれちゃう。何より、SniTsのふたりの全力疾走に、ついて行きたい!って気持ちにさせてくれる。

 ちなみに、動画内でこの歌詞があたるのは「後には 引けない」「二人が贈る エンターテイメント」という字幕と、「これはもう、やった結果しかないから」「これは、だから、SniTsをやる意味な気がする」という大樹っちゃんの言葉です。最高ですね。

 

 

 「やりたいことは全部やる」がSniTsの合言葉らしい。

 やりたいことが強すぎて、ぶつかっちゃうんじゃないかって心配なふたりの、それでも妥協を選ばないふたりの、合言葉。やるべきことでも、やれることでもない。やりたいこと。ファンの観たいものって、結局はそこにあるんだと思う。

 ああー、SniTsのショーがほんとうに楽しみだ。どんなものを観せてくれるだろう。ひとりずつでは完成しないものになるんだろうなあ、ふたりがふたりだけでふたりだからこそできる何かに出会えるんだろうなあ。

 

 4月28日~30日、ザムザ阿佐谷にて!

 SniTsの今を、ひとりでも多くのひとが目撃してくれますように。私も、全力で、受け止めに行けますようにー!